2013年1月31日木曜日

雪国は冬に行くべし(最終回):湯西川温泉かまくら祭りのまとめ


午後からチラチラと降り出した雪は、夜になるといよいよ本降りとなって来ました。会場に続く道です。

大きい方のかまくら。
あれぇっ?そんなに雪なんか降ってないじゃん、と見えますが、実はこうだったんですよ。

かまくら用の自販機?ではなく、自販機用のかまくらです。いやぁ、でっかい!

前が見えなくなるほどの雪が降っています。
宿の玄関前に造られたミニかまくらも、降り積もった雪でただの「コブ」になっちゃいましたね。

翌朝の鬼怒川温泉駅の駅前。スッキリと澄んだ青空と真っ白な雪がとても眩しいです。

都内から電車でたった2時間、バスに揺られて1時間。この季節だけの雪国のファンタジーはまさに夢のようでした。

ところで、今回は急に決まったため宿がなかなか取れず、たまたま空いていた所で何とか予約ができましたが、
皆さん、宿のHPだけを頼りにしちゃいけませんよ。「口コミ」情報はかなり重要です。

2013年1月30日水曜日

雪国はやっぱり冬に行くべし(その2):ミニかまくらの造り方


河原に造られたこの“ミニかまくら”ですが、とにかく数が半端ではありません。
何百かと思いきや、係のお兄さんに聞いたところ千個ぐらいは造るんだそうです。
どうやって造るのかなぁ?こんなに作るのって大変だよなぁ、とただ見ているだけの我々は呑気ですが・・・。
そして偶然その作業中の地元の方を発見!後ろ姿ですがその光景を収めてきました。

まず、漬物でよく使われる大きな容器に、大きなスコップで周りの雪を入れていきます。

この辺の雪はこんなものでは固くならないので、ある程度入れたらこうして体重を掛けて雪を押し込んで圧縮してやります。

これを何度か繰り返して、もうこれ以上詰められないというレベルまで詰め込んでようやくいい感じになったようです。


今度は、雪で一杯になったこの容器を決まった場所で逆さまにします。その“決まった場所”とは、ミニかまくらを置く場所なんですね。
変な所で逆さまにしたらそこまで持って行けません。
なので、かまくらを置く場所でこの作業をする訳ですが、これで千個も造るというのですから大変な作業に違いありません。

こうしてできたミニかまくらですが、この後、頭の部分にさらに雪を乗せて丸みを付けて、小さなシャベルで横に穴を開けて完成です。
この大きなイベントの陰には、こうして地元の方々が大変な苦労を重ねながら準備してくれたことを忘れちゃぁいけません。

そして、このミニかまくらのひとつひとつが点灯するとこんな具合になります。




 

電球なんてものは使ってはいません。ましてやLEDなんてとんでもない!これは全部ろうそくの灯なんですよ。
かまくらをひとつひとつ造るのも大変なら、これにひとつひとつ火を付けて行くのも容易なことではありません。
そんな大変な作業を理解した上でこの光景を見ると、「美しい」という言葉でさえ何故か安っぽく薄っぺらに感じてしまうのでした。




2013年1月29日火曜日

雪国はやっぱり冬に行くべし(その1)

年が明けてから“行ってみるか”、と急遽決まった今回の旅は、栃木県の湯西川温泉です。
車でも良かったのですが、たまには電車で行くのもいいじゃん、乗ったらすぐに飲めるしね。
という訳で、北千住から東武のスペーシアに乗って約2時間、まずは鬼怒川温泉駅に到着です。
















いつも思うのですが、このスペーシアってどこか「鉄人28号」に似ている気がしてなりません。気のせいかなぁ?
駅を出ると、鬼怒川温泉のキャラクターの“鬼怒太(きぬた)”が出迎えてくれました。

さて、ここからさらに路線バスに揺られて約1時間、今日の目的地の湯西川温泉に着きます。
1月26日から温泉街のはずれにある広場と河原で「かまくら祭り」が開かれ、この26日の夜にはかまくらのライトアップも始まります。
日が暮れる前に会場の下見に行ってみました。
広場には大きなかまくらが、そして河原には小さなかまくらが並んでいます。これが夜になってどうなるのか楽しみです。















ところで、この大きなかまくらの中ではバーベキューもできるんだそうです。もちろん予約は必要ですけどね。
かまくらの中には畳が敷いてあって、しかもプロパンガスまで引いてありました。そう、この中で炭を使うのは危険ですよぉ。
雪国のこんなイベントは初めてです。夜になるともっと寒くなりますが頑張って見に来ます。楽しみです。
 
~続く~
 

2013年1月20日日曜日

千葉チャプターオフィシャルツーリング~「大洗磯前神社」

毎年恒例となった「初詣ツーリング」。今年で4回目となります。

この鳥居はあの東日本大震災で倒壊してしまい、昨年来た時にはまだ修理というか何もできていない状態でしたが、
やっと新しく建て替えられました。

昨年の1月はこんな具合です。

本殿で交通安全の祈願をして我々が往く道走る道に災いがないようお祓いを受けます。















そして、本殿でのお祓いが終わると、今度は各自のバイクのお祓いです。
 
もう4回目ともなると神主さんも心得たもので、バラバラに駐車したバイクの所に行って滞りなくお祓いが終わりました。
これで今年1年、大きな災難にも遭うことなく無事にツーリングを続けていくことができるでしょう。
ところで、後姿のこの女性の神主さんはとても愛想が良く、我々の間ではかなりの人気者です(1年に一度だけなんですけどね)。
 
 
さて、ここに来る前に那珂湊の魚市場に寄りました。ちょっと早い昼食の後、ブラブラしてみます。
ここも例の震災で大きな被害に遭った所ですが、ようやく活気が戻ったようですね。
あちこちの店から威勢の良い掛け声が聞こえて来ます。
 
茨城の海の名物といえば、これ、アンコウ。
見れば見るほどグロテスクで、いかにも“このアンコウ野郎っ”という顔をしていますよね。

本日の走行距離、250km弱。
朝夕はやはり厳しい寒さで、特に今日のように陽が落ちて風が吹くと本当に震えました。



 


2013年1月16日水曜日

便利なようで便利でないような???

世の中には便利な物が一杯ありますね。
でも、ある人には便利であっても、他の人には逆に不便な物も数多くあったりして・・・。
これだけ物が溢れかえっていても万人を満足させる物というのはなかなかないというのも事実な訳で。

某日、手帳を買いに銀座の某有名ステーショナリーショップ、あ、要するに文房具屋さんですね、
いや、もっと早い話が「伊東屋」さんのことですが(だったら、最初からそう言っとけばいいのに)、
その「伊東屋」さんで手帳を買った帰り、おや?、と目に付いたので見てみると、“ポイントカードホルダー”とありました。
いわゆるカードホルダーですね。
曰く、
“お財布がポイントカードで膨らんでいませんか?”
“そんなポイントカードがひとつにまとめられます”。
“ポイントカードが行方不明になりません”
なるほど、なるほど。お札で財布が膨らまないでカード類で膨らむのは本末転倒、おっしゃる通りでございます。
まぁ、一つぐらいあっても邪魔にはならないだろうと思って買ってみました。

買い物をすると、よく「ポイントカードお持ちですか?」って聞かれますよね?
持っていないと、「今日のお買い物から〇%引きになりますよ」、「すぐ作れますよ」などという甘い言葉を掛けられて
ついつい増えてしまいがちです。
オートバックスやらマツキヨやらビックカメラやらヴィクトリアやら様々なお店の様々な種類のポイントカード。
それをひとつにまとめてしまいましょう。これがこの商品のコンセプトですね。

一部のお店によくある、紙にスタンプを押していくタイプは大きさが合わないので入りませんが、
クレジットカードサイズのポイントカードならOKです。早速一通り入れてみましたが、こんな感じです。

こうやって開くとどこにどのカードが入っているかが一目瞭然ですね。
本体に付いているゴムを使って閉じるとこうなります。ほら、これで一つに収納できてバラけることもありませんね。

いやいや、そうは言っても便利なことばかりじゃないってのはこの世の常でもあります。

今まで財布の中に雑然と入っていたポイントカードではありましたが、
こうして別にするということは、財布とセットでいつも持ち歩かなくてはならない。
ひとつ荷物(という程の大きさではないのですが)が増えてしまうということですね。
つい先日など、買い物をする予定がなかったのでこのホルダーを持って行かなかったところ、
たまたまポイントカードを持っている店で予定外の買い物をすることになり、カードがなくて財布の中を探したことがありました。
それ以来必ず持って行くようにしていますが、小さくてもやっぱり“お荷物”であることには変わりありません。

結果、ちょっと使いづらいのでカードは元に戻すことにします。
そして、このカードホルダーは普段滅多に使うことのない診察券を入れることにしました。
そうだ、そういえば、“診察券をまとめておくのにも最適”的な事も書いてあったような気がします。








2013年1月14日月曜日

二度目の初詣

「初」とは、初めて、一回目だから「初」と呼ぶのであって、二回目以降は普通は「初」とはいいません。
ただ、“1月中に詣でるから初詣なのだ”、という説があり、今回はその説に甘えて元旦に続く「初詣第二弾」です。
実は来週、「初詣第三弾」目が控えているんですけどね。

そんなにいろんな神様に初詣ばかりしていては、ご利益が薄くなりはしないかと若干の不安もありますが、
とりあえず1月は「初詣月間」でもあるので、機会があればできるだけ多くの神様にお願いはしようと思ってます。

そう、飛び切りの良い事がなくてもいいんです。今年1年身の回りに悪い事さえ起こらなければいいんです。

宝くじで何億も当たりますように、なんて大きな欲をかいてはいけません。
ぐっと控え目に、せいぜい数千万でいいんです(って、これだって立派な大きい「欲」じゃないかぁ!)。
まぁ、“そんなには求めてないけど、たまには当たったっていいじゃねぇかよぉ”、と、これが正直なところですけどね。

ということで、今年も“佐野厄除大師”に来ました。
三連休の初日は風もなく穏やかな良い天気になりましたね。

わざわざここまで来なくてもお参りする所は近くにいくらでもあるのですが、何となく好きな場所です。
街もそうなのですが、境内ののんびりした雰囲気がいいですね。

ところが何と、この初詣気分に水を差す物を見つけてしまいました。
よくある飲み物の自販機かと思いきや、な、何とお守りの自販機!
しかも3台も並んでいるではありませんか。















アルバイトとはいえ、さっき可愛い巫女さんからお守りを買ったのに、これを見た途端、一気に有難味がなくなっちゃいました。
お守りを買うのに並んだってそれはそれで正月だから仕方のないことなのに。
それとも参拝客から要望があったとか?

いずれにしても、これから参拝する予定の方、来年初詣に行こうかと思っている皆さん、これをあまり見ないようにしましょうね。
新年から変な物を見てしまって、激しく興醒めです。

2013年1月4日金曜日

要は“頭のネジの緩み”が原因という、何とも締まりのない話でして・・・

元旦ツーリングの際におかしくなったバイクですが、今日その原因が判明しましたっ!

バッテリーターミナルのボルトの緩みです。
そのためコード類が接触不良を起こし、エンジンが掛かったり掛からなかったりを繰り返していたようです。

そういえば、大晦日の夜に充電が終わってエンジンを掛けてみようと、とりあえずバッテリーをセットして無事エンジンが掛かったので、
やったぁ、良かった良かったと、ターミナルのボルトをきちんと締めずにそのままシートを取り付けてしまってたんですね。

“エンジンコンピュータのプログラムが云々~”、なんて偉そうに騒ぎ立てちゃいましたがとんでもない。
ごくごく初歩的で原始的なミスで新年早々大変お騒がせしました。あぁ、恥ずかしぃ!
まぁ、大事に至らなくて良かったといえば良かったのですが・・・。

“お前の頭のプログラムの方がイカれてんじゃねぇのぉ???”
“接触不良はお前だろぉ?”
“誰かさんの頭のネジが緩んでたんだね、キット”

どこからともなくそんな声が聞こえて来たような・・・。あららぁ~・・・、その通りですゎぁ。



2013年1月3日木曜日

プチカスタム

年末年始の休みのうち、前半部分の年末はいろいろやることが多くて慌ただしい日々を送るものですが、
たった1日で年が変わると、後半の新年部分の休みは年賀状を見ることぐらいで、暇を持て余すことが多いのものですね。
元旦ツーリングから帰って来た後はのんびりと正月モードで過ごしていますが、家でボーっとするのにも飽きるとまたどこかに行きたくもなります。

かと言って、寒いので早起きしてまで行く気にもなれず・・・。

こういう寒い時には出掛けずに何かしてみるのもちょうどいい冬の過ごし方でしょう。
ほんのちょっとだけ、小さく車のカスタムをしました。ルームランプの“LED化”です。

標準仕様のバルブではちょっと暗く充分とは言えないものなので、「思い切って」LEDにしてしまいます。
まず、フロントの「マップランプ」から。
1本のビスを外して、

カバーの端をマイナスドライバーでちょこっとずらしてやると、


こうなります。

小さいバルブ(電球)が現れます。このまま点灯すると明るさと色合いはこんな感じですが、

これをLEDのバルブに交換してみるとこんな感じ。

明るさはやはり違います。“LED化”は成功です。
そして続いて後ろ側のルームランプも交換します。交換前の明るさはこんなもの。


そして、交換後。


こうしてできる所から少しずつ手を加えてやるのも楽しみのひとつですね。


あっちと思えば今度はこっち


この車を買う時にヘッドライトを通常のものからHIDに交換したのですが、少しでも安上がりに済ませようとしたのがそもそも間違いの始まり。
秋に山梨に行った帰りにヘッドライトが点灯しないことがたびたびあり、その後もこんな“片目点灯”が続いておりました。
時々ちゃんと点灯することもあればこんな片目のこともあり、一度点検をしてもらったものの原因は不明。
今回もこんな症状のまま年を越してしまいました。でもたまにちゃんと点くから始末が悪い。

でも、これは夜走っていて結構なストレスになるので、今回、“きちんと作られた”日本製に交換することにしました。
あの“大陸製”はやっぱりだめです。あまりにも品質が悪過ぎます。「安かろう、悪かろう」の見本みたいなものでした。

(またもや)、やれやれ、です。

2013年1月1日火曜日

平成25年元旦


新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ということで、まずは初詣から・・・。
毎年恒例で近所にある白髭神社に元朝参りです。
年に一度、その年を何事もなく、そしてあわよくばいい事もいっぱいありますように、と祈るので、
ボクはこういう時には決して金目に糸は付け・・・、あれぇ?、糸目に金は・・・、あれれ?、あ、“金に糸目を付けません”、でした。
今夜はお賽銭を大奮発です。

奮発はしますが、決して“紙のお金”ではありません。
でも、この輝きは紙のお金にはないものですから、きっと神様も喜んでくれることでしょう。

周りにいた子供が、「神様にお年玉をあげるんだ」などと言っていました。ほぅ、なるほど!
「人がたくさん来るから、お年玉もたくさんもらえるんだね」、うんうん、その通り。
ってことは、頭数で割るとひとりがそんなに上げなくてもいいじゃん、という考えも頭をもたげて来たりして・・・。

ま、ひとまずお賽銭、というか、神様へのお年玉というか、を差し上げました。

お参りを済ませて破魔矢を買い、お神酒を頂きます。


焚火を眺めながらお神酒をチビチビ頂くのがいい気分です。焚火は人の気持ちを安らかにしてくれますよね。

そして、焚火を見て気持ちが安らかになったボクはお神酒の大盛をおかわりしました。
新年早々の不届き者です。


さて、ここからは「元旦ツーリング」のお話。
昨日買ったバッテリーの充電にはやや心配があったものの、元朝参りに行く前に取り付けてエンジンを掛けてみると、
少し引っ掛かりながらも始動したのですっかり安心していました。

家に戻ってひと眠り、午前4時前に起床(あまり寝ていません)、支度をしてさぁエンジン始動!
とはいかず、何度も掛け直してやっと始動。掛からなかった時には今日のツーリングは諦めようかと思いました。冷や汗ものです。
4時半頃店に着くと、もう10人程のメンバーがいます。たぶん、ジッとしてられないんでしょうな。

今回の参加人数は何と過去最多の56名!元旦のこんな明け方から・・・まぁ、みんな好き者ばかりです。
今回で5回目、もうすっかり恒例となりました。メンバーも高齢です。と、つまらないシャレはこの辺にして・・・。

5時50分に出発、水戸街道を上り皇居前を通って銀座へ。
松屋前でこれまた恒例の記念撮影です。それにしても、五十数台が並ぶとこんなです。
元旦の早朝7時、さすがにこの日この時間には通る車は僅か。

ここから新橋~浜松町~レイボーブリッジを通り、東京ゲートブリッジを渡り、若洲海浜公園へ。
橋の上からは素晴らしい景色と初日の出を見ることができました。風もなくそれほど寒くもなく、気持ちいいツーリングです。
 
昨年の元旦には眺めるだけだった東京ゲートブリッジですが、今回は向こう側から渡って来ました。



素晴らしい富士山の姿も見ることができました。昨年は天気がパッとせず、こんな綺麗には見えなかったので感動モノです。


ゲートブリッジの向こうに富士山です。

穏やかでそして抜けるような青空の下、何とか“無事に”帰って来ることができました。

“無事に”というのは実は、途中、エンジンがストップする現象が何度も発生して、何事もなく戻れるかどうか、
の以前にレインボーブリッジが渡れるかどうか、という心配があったからです。

現地解散後、何とかかんとか店に戻って仲間と雑談をして、さて家に帰るぞ、となったところで
今度はもう本当にエンジンが掛からなくなってしまいました。
バイクはそのまま店に預けることにしたので、まぁ不幸中の幸い、というところですが、
今朝出掛ける時にエンジンの掛かりが悪かったのもたぶん同じ原因だろうと考えられ、
どうやら、エンジンコンピュータのプログラムがイカレた模様です。

今年はまだ始まったばかりなのに、元旦からトラブル発生。思いやられる年になるのか、これが厄払いとなるのか。
こんなことなら“神様へのお年玉”なんてことを言わないで、もう少しお賽銭を奮発しとくんだったな。

という訳で、新年初日は“やれやれ”、で終わりました。



最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...