2020年2月29日土曜日

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、
もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか?
いつかは取り付けようと考えていました。
 
「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、
ある日たまたまショーケースに入っていたものを良く見てみると、
おぉ!これはこれは!と思え、しかも、まさに、待ってました!というものでした。
雨風・振動にも強く前後にカメラ、しかもGPS付!
 
早速、あるお店に部品を注文して取り付けてもらいました。


取り付けるとこんな感じです。
GPSのアンテナはカウルの中です。ETCのアンテナと同じ感じですね。
 
さて、いざ走り出して録画開始です。
走っている最中にはどんな具合に映っているか確認ができません。
自分の目の位置が下の方に移動したように見えるのでしょう、たぶん。まぁ、当然ですが。
(実は、スマホを本体と無線LANで接続すると見えることが後でわかりました)
 
一旦帰宅してカードを本体から取り出し、パソコンで再生してみます。
あんれぇっ!?上下が逆になってる!
 
原因はすぐにわかりました。
取り付けの際のちょっとした勘違いで、カメラの位置が上下逆さまになっていたのでした。
調整ビスを緩めて180°回転させて完了。
 
これで良し!
(ではなく、若干右寄りに数度傾いていたので、これも微調整しました)
 
さて、画面の説明をしましょう。
まず、中央の画面は前方を映していますね。
左下にあるボタンで再生・早送り・一時停止等の操作ができます。
そして左下は後方の画像です。
中央の画面下の緑色の数字は、その時の速度を示しています。
中央の画面右の地図で、今どこを走っているかも確認できちゃいます。
 
GPSが内蔵されているので現在時刻も同期できます。
前方を映した画面の右下には日付と時間が秒単位で表示されます。
 
これで何があっても動かぬ証拠が提出できますね。
ん?、ということは、
自車の一時停止違反もスピード違反もバレちゃう、ということです。
気を付けねば。
 
ところで、先に「本体をスマホと無線LANで接続」と書きましたが、
ひとたび接続すると、
画面の調整と、録画・再生の機能設定や新しいカードのフォーマットなど、
このドライブレコーダー本体のすべての設定が
ナンと!スマホだけでできてしまいます。
なので、本体には余計なスイッチやボタンがありません。
ドライブレコーダーの基本機能と通信機能だけを内蔵させているので
こんな事ができるんですね。
 
ところが、この本体とスマホとの接続で大きな問題が・・・。
実は、ボクのスマホはAndroidなのですが、
何度も何度も説明書の指示通りにやっても接続できず、
遂にメーカーのサービスセンターに助けを求めました。
 
どこのものなのかわからないような製品だと、
名ばかりの「サービスセンター」の連絡先しか載っておらず、
ものによっては連絡先すら載っていないという事もありますが、
さすがに日本のメーカーだけあって、こういった点では安心感が大違いですね。
 
電話で確認したところ、
対応策をホームページ上に載せているので参照せよ、との事でした。
なるほど、ありました。
ところで、Androidってこんなにもエラーが出るものなのぉ!?
 
【対応1】で上手くいかない場合には、【対応2-1】があり、
それでもダメな場合には【対応2-2】がありますよ、ということらしいです。
 
と教えられた通りにやってみると、
最後の【対応2-2】で接続が完了!
 
これでいろいろ試すことができて楽しみが増えました。
それにしても、最近のこうした機械の進み具合は凄いものがありますね。
 
 




2020年2月10日月曜日

寒い季節にこそ寒い所へ

何年か前の冬、山形県の銀山温泉に行きました。
雪の温泉はいいですねぇ。
 
ということで、また銀山温泉に行こうと宿をいろいろあたりましたが、
そもそも行こうと考えた時期が年明けで
そんな時期に予約しようなどとても遅過ぎてどこも満室でした。
でも雪国の温泉に行きたい。
どこかないだろうか?
ありました。
豪雪で有名な肘折(ひじおり)温泉です。
元々は湯治場として長期滞在客が中心でしたが、
旅行者の趣味趣向の変化からこの温泉も変わってきたようです。
 
そんな訳で今回は肘折温泉に向かいます。
 
といっても真っ直ぐ向かって行くのもあまりにも芸がないので、
寄り道をします。
宮城県のとある所に美味しい店があるということで、
松島を目指します。
 
宮城県は確かに寒い。
でもさすがは太平洋側です。ちゃんと太陽が出ています。
お日様が出ていれば、とりあえず日向は暖かいのです。
 
そして向かった先は、名前が「漁師の海鮮丼」という店。
量も多くて美味しいと評判の店です。
 
なのに、注文したのは海鮮丼ではなく、魚のフライ定食。
イカ・大ぶりのエビ・アジ・カキのフライと大盛りのキャベツ。
それに付け合わせで小さめの冷奴とこれまた小さめの笹かまぼこ。
写真ではちょっとわかりにくいのですが、
キャベツは本当に山のようになっているんです。
 
いい歳をして、いつまでも食生活が若い頃のままだと
中性脂肪だの内臓脂肪だのコレステロールだの、と身体にいいことがありません。
でもね、そうは言っても、どうして身体に悪いものって美味しいんでしょうか?
見た目でもう満腹でしたが、何とか食べ切りました。もうお腹一杯です。
 
そしてこれから一路、山の奥深くへと進んで行きます。
明るい内に着かないと・・・。
 
例年だと豪雪の肘折温泉も今シーズンは少なめ。
それでもやはり雪国。夕方から雪が降ってきました。
 
昔の郵便局の建物が残されています。

温泉街をちょっと散歩した後は、夕方5時で閉まる共同浴場へ。

ちょうど良い湯加減でしたが、5時まであまり時間がなかったので
この後は宿のお風呂に浸かればいいや、とそこそこにして出て来ました。
 
ところが、宿の内湯はかなり熱く、
水を足しながらその蛇口のそばで浸かるということに。
のんびり浸かることができず、身体もあまりホカホカしませんでした。
 
夕食後は「雪回廊」と呼ばれるちょっとしたこの時期だけのイベント会場へ。
雪の壁に穴を掘ってそこにLEDライトをセットしたもの。
若い人達にプロデュースしてもらったようですが、
どうもここの温泉には合わないような気がするなぁ・・・。

この時本当はこんなに雪が降っていました。
 
早々に引き上げて、またあの熱いお湯に浸かることにします。
寒い、寒い。
 
そして翌朝。
一晩中降り続いた雪は(サラサラの粉雪でしたが)たっぷり積もりました。
そう、大体ですが、25~26cmは積もったでしょうか。
いつもの年だとこんなものではなく、
車がすっぽりと雪に隠れてしまうんだそうです。
これが毎日、しかも3ヶ月以上も続くのですから
積雪が2mにも3mにも、そして年によっては4mにもなる訳です。
 
同じ東北の青森県にある酸ヶ湯温泉とは豪雪でライバル同士。
毎年積雪量の競争をしていて、今年は勝ったの負けたのとやっているようです。
雪が多くて冬は大変なんだろうな、と思っていましたが、
その豪雪っぷりを楽しんでおられるようで、どうやら心配はいらないようでした。
 
 
 
 
 


2020年2月7日金曜日

ドライブレコーダーを取り付けました

バイクに乗るようになってから気付いた事なのですが、
四輪車のドライバーのナンと漫然とした運転っぷり!
そのまま普通に曲がれるのに右に大きく膨らんでからの左折。
反対車線に被せるような右折。
止まるのか進むのかわからない挙動不審な車。
ブレーキの後のいきなりの右左折と間際になってからのウインカー。
赤信号になってからの交差点突入。
などなど、とてもとてもキリがありません。
そうそう、後ろにピタリと付かれたこともありました。
あまりにも自分本位な輩が多すぎますよね。
 
そういう訳で、本当に自分の身を守るため、
ドライブレコーダーを取り付けました。
前はカウルの下に、後ろはツアーパックの下に。
これでもう安心、などと都合良く考えてはいませんが、
少なくとも面倒なことになりそうな時には役に立つことになります。
それより何より自ら面倒な事にしないように
気を付けないといけません。
 
今日は取り付けて作動を確認するところまで。
取扱説明書をまだちゃんと読んでいないので、
本格稼働はこれからです。
 
 

2020年2月6日木曜日

ちょっとだけいい写真が撮れました

ここのところようやく冬らしい天気になり
この辺りではほぼ雲一つない好転が続いています。
 
実は先月、湘南海岸を走った時、
ある所で朝食を兼ねてちょっと長めの休憩をしました。
 
その時に地元の方と思われる初老の男性と話す機会があり、
彼曰く、ここからの夕焼けは美しいんだ。
 
そうです。
そのチャンスを狙っていました。
 
夕方になって西の方を見ると雲が出ていたり、
たまたま西を見たらとてもいい天気で
もうその日は行くタイミングを逸してしまった後だったり、
と、なかなか機会に恵まれなかったので、
現地の天気はさておき、今日はとりあえず行くことにしました。
 
 
北風が強く、そうでなくても気温が低く、
ちょっと外にいるだけで手がかじかんでしまう夕方。
太陽が少しずつ沈みながら
西の空の色合いを微妙に変えて行きました。
雲がもうちょっと少ないと嬉しいのですが・・・。
 
 
 
 


2020年2月1日土曜日

新しいことを新しい気分で

お久しぶりです。
約2年ぶりの投稿になるでしょうか。
 
読者の皆さん(などと言える程の数はいらっしゃらないと思われますが)、
また再開することにいたしました。
 
前回は2017年秋のアメリカツーリングの途中で終わっていました。
途中でやめるつもりは全くなかったのですが、
急に身の回りが忙しくなって来て
とてもブログなんてやっている状況ではなく、
やむにやまれず、という感じで放ったらかしにしてしまいました。
 
この間Facebook等をちょこちょこいじってましたが、
スマートフォンではなかなかお伝えできないことも多く、
このたびの再開となりました。
 
”それじゃぁ、途中になっているアメリカツーリングをまず完成させよ、”
というお声も聞こえて来そうなのですが、
それはそれとしてまたいずれ・・・、ということにして、
とりあえずは新しいことから始めていきます。


2017年11月23日木曜日

USツーリング2017 3日目(9月3日:ツーリング2日目)      Mt Carmel Junction~Torrey  

さぁ、朝ですよ~。今日はツーリング2日目。
 
ホテル内のレストランで朝食です。
ハッシュドポテトとベーコンと玉子(目玉)焼きにトースト。これが朝食のスタンダードですね。
コーヒーは日本の水のようにまず初めに出て来て、基本、おかわり自由ですが、
そんなに飲めるものではありません。決してまずくはありませんけどね。
 
今日のコースはそれ程長い距離ではなく、途中、Utah State Route 12と
Bryce Canyon National Park(ブライスキャニオン国立公園)という見所があります。
いよいよ出発。
ガイドのバンに荷物を積み込みます。

まず、US89を北上。

次にUtah State Route 12、別名Scenic Highway(Bywayとも言う) 12、
「景色の良い道12号線」とでも云うのでしょうか、
景色の良さでは全米ベスト3に入るというユタ州道12号線を走ります。
 

途中、Utah State Route 12から南に少しはずれて、
今日の最大の見所であるBryce Canyon(ブライス・キャニオン)に向かいます。
その途中でまず一旦休憩。
土産物店であり休憩所でもあるのですが、ここでもコーヒーは無料です。
朝食のレストランでおかわりしてからそれ程時間が経っていないので、ここではパスします。
 
さて、これからBryce Canyon National Parkを目指します。
 
この短い岩のトンネル、「The Cars」で見たことあるような・・・。
「The Cars」では、トンネルを抜けると大きな滝が見えるのですが・・・。
 
さらに走ると視界が開け、
 
着きました。入り口です。
 
 日本だと、「大体この辺り一帯が〇〇国立公園」、と地図や標識で見ることができます。
アメリカもやはり「大体この辺り一帯が〇〇国立公園」、というところまでは同じですが、
日本とは違い、国立公園に入るには入園料を支払わなければなりません。
公園に続く各道路に料金所が設置されており、オートバイは$25。
 
各自、入園料の支払いを済ませ、国立公園内を先に進んで行きますが、
ここもまた気持ちの良い走りやすい道が続きます。
 走っている前方からの写真というのはなかなかないものなので、これは貴重です。
  
駐車場に着いたところ、空きがなかったので一旦はバス専用スペースに停めますが、
日本とは大違いで、公園内にはちゃぁんとしたパトロール(Park Ranger)がいて、
バス専用スペースに停めたり駐車スペースではない場所に停めるような輩に
常に眼を光らせています。
違反すると日本のような「違反切符」を切られるそうです。結構キビシイですね。
この車が来てしまったので、安全で安心な場所にバイクを移動して
いよいよBryce Canyonを見に行きます。
 
 
「Sunrise Point Elevation 8015」「Inspiration Point Elevation 8100」とあるのは、
いずれも標高それぞれ8015フィート・8100フィートの事で、
換算すると標高2,440~2,470メートルになります。
そんなに上って来た印象はないのですが、それでも結構な高さまで来たものです。
 
そしてここからの絶景がこちら。
 
 
永い年月をかけて浸食され作られた自然の造形美です。
このような奇岩がどこまでも広がるこの風景には息を飲みました。
これを表現できる適当な言葉が思い浮かびません。
ただただ「ものすごい」の一語に尽きてしまう景色であることには間違いなく・・・。
 
こんな景色を充分に堪能した後は腹ごしらえ。駐車場から少し下りた町の中のレストランです。
 
 「お約束」のホットドッグです。
“ホットドッグ”ではなく、“ハッダッ”と言った方がより伝わりやすいですね。

ところで、ボクは、アメリカの田舎町の風景がとても好きです。
このレストランの前の道がこうです。いいなぁ、この景色。
 
 
 
 
さて、腹ごしらえが済み、真っ直ぐに今夜の宿のあるTorrey(トーリー)へ向かいますが、 
このUtah State Route 12は、アップダウンありワインディングありで景色も良く、
走っていてとても楽しい、いかにも「アメリカ」という道で、全米のベスト3に入るだけのことはあります。
自分がこの景色の中にいるということがまるで夢のようです。
こういう道、いつまでも走っていたいなぁ!
 
 
 
 
 
 
Utah State Route 12を1時間程度走ったところで暫し休憩を取ります。
気温はたぶん40℃に近いであろう30数度。
当然ですが暑く、ツァーパックに入れたコンビニで買ったペットボトルの水はすぐにお湯になります。
乾燥しているので日本のような蒸し暑さはないものの、
それでも直射日光をまともに受けながらのツーリングなので、
マメな休憩と水分補給はどうしても必要になります。
  
 
 すると、ここに古いハーレーに乗った怪しいジジィが登場。おや?なんだ?なんだ?

“さっき、町でお前達を見掛けたから、追い駆けて来たんだ”
“せっかく来たんだからワシの店に来てみないか、すぐそこだから”、という話だそうです。
 まぁ、急ぐ旅ではないし、ちょっと面白そうだったので行ってみることにしました。
自称「Desert Doctor」と名乗るこのジイさんは、
どうやら、この辺で故障したりパンクしたりで動けなくなったハーレーの
ロードサービスや、リペアみたいなことをやっているようです。
早速行ってみましょう。
 
「店」というより、こりゃあガラクタ置き場ですよねぇ。
  
 
その奥に「店」がありました。
が、「店」というより汚い工場、というより物置小屋、というより、やっぱりガラクタ置き場。
 
 
 
ところが、ですよ。
世界中からアメリカに走りにやって来た多くの人がここを訪ねて来たり、
故障などでこのジィさんのお世話になっているようなんですよね。
黒っぽい板に白い字で書かれているのがその人達の国籍や名前です。
“ワシの所には世界中からライダーが来てるんじゃよ。”
裏の物置(こちらは本当の物置らしい)にも名前がギッシリ。
 
日本の「陸王」の取説。これ本物らしいですよ。
こんな物まで持っていて、このジィさん、タダもんじゃありません。
 
“この辺に来て何かあったらワシに連絡しなさい。”
で、ジィさんとジィさんの愛車を囲んで記念撮影をしました。

ジィさんはこれから「パトロール」に出掛けるので、我々も出発します。
楽しかったなぁ、世の中には面白い人がいるものです。世界は広い!
 
 
引き続きUtah State Route 12を走りますが、後半は標高約3,000m前後の高さ。
Boulder(ボールダー)という町を通るのですが、高地トレーニングで有名な町かと思っていたら、
あちらはお隣のColorado州の町で、こちらはあまり有名ではない方でした。
ここもまたアップダウンと適度なワインディングの続く楽しい道が続いていきます。
 
 
 
 
 Head of the Rocksというビューポイントまで来ました。ここで小休止。
 
 
 
こういった地形はアメリカの中西部によくあり、それぞれに微妙な違いがありますが、
いずれにしても日本では到底見ることのできない壮大な景観です。素晴らしい!
くねっているのがこれから降りて行く道です。
 
 
 

しばし休んだ後は、今夜の宿のあるTorrey(トーリー)に向かいます。
似たような景色が続きますが、とても気持ち良く走って行けます。
 
 
 

 



 

 
 
 
 
この先まだちょっとあるので、 Torreyの町に入ったところで給油と休憩です。

さて、最後の一走りです。

さぁ、着きました。
外国人(我々もある意味外国人ですが)のグループもいました。おぉ!仲間よ!

赤茶けた荒野の中にポツンと建つこのホテルの周囲はレンガ色をした岩山ばかりです。
この日の到着が夕方だったため、そのレンガ色が夕陽に染まってさらに真っ赤になりました。
これもまた日本では見ることができません。壮観ですね。
 
 
着替えてホテルの隣のレストランへ。
ここでも夕食はステーキ。
注文のメニューはちょっと変えましたが、それでもステーキはステーキ。
2日目なのにそろそろステーキには飽きてきたかもしれません。

 本日の走行距離180mile(約290km)。
明日はこのツーリングの中日、Monument Valleyに向かいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...