2012年8月24日金曜日

渋谷が変わる


渋谷がどんどん変わっています。

上の写真は今年4月下旬にオープンした渋谷“Hikarie”。
そして、知る人ぞ知る、銀座線の渋谷駅は今工事中のこの辺りに移動して来ます。
ちょうど明治通りの上ですね。
ここにホームができるらしいですよ。

東急東横店から“Hikarie”へ繋がるこの通路はもしかすると「仮」のもので、
周辺の建物が完成して整備された頃に合わせてきちんとしたものに架け替えられるのかもしれません。
歩くと「ポコポコ」と安っぽい音がするのできっとそうに違いありません。

そして忘れちゃならないのがここ、東急東横線の渋谷駅です。
こういった、いかにも「終点」という駅って好きですねぇ。
でも、この駅も今地下で工事中の「新渋谷駅」が来春に完成すると廃止されてしまいます。
その85年という歴史に幕が下りるのももう時間の問題です。

そしてその「時間の問題」を現実に目のあたりにできるのがこちら。

もう既に案内表示には東京メトロと並んで「東急電鉄」の記載がありますが、まだここからは乗ることはできません。

この東横線渋谷駅が廃止された後には、埼京線のホームがここまで移動して来ます。
その頃には、先ほどの地下鉄銀座線の渋谷駅も東急百貨店の中ではなく、Hikarie寄りに移動し、
そして東急東横店も解体されて新しいビルになるんだそうです。

文字通り“谷底”の街、渋谷は谷底であるがゆえの発展を遂げて来ました。
継ぎ足しに次ぐ継ぎ足しをしながら上に上にと拡がって行きました。
JRでも東急でも、初めて渋谷駅に降り立つとこれから自分の行く方向がわからなくなることがあります。
複雑怪奇な駅の構造がその原因なのですが、それがあと数年もしないうちに大きく変わることでしょう。

今、ボクの職場は渋谷駅から歩いて行った所にあります。
通勤で毎日歩いているとつくづく感じます。
渋谷って街は、バカが多くてがさつで汚くて人が多くて、って。
なので、ボクは正直なところ、この街をあまり好きになれませんでした。

でも、こうして変わりゆく渋谷を改めて眺めてみると、スッキリして便利になるのはいいけれど、
その一方で、いわゆる街としての“味”までがどこかに消されてしまう、そんな寂しさを感じてなりません。

渋谷なんか嫌いだぁ、と思っていた自分なのに、気付いてみるといつの間にかとっても好きになっていたようです。




 


2012年8月15日水曜日

銚子へ

夏は短い。そして・・・・・、
夏休みはもっと短い。

さんざん遊び呆けてきた夏休み。
そしてその夏休み最後のひと遊び。
それは、東北地方某所へのツーリングでした。
ところが、その地域の予報を見ると非常に変わりやすい天気で、しかもかなりの山道を予定していたので
最後の最後に怪我でもしたらつまらないな、と大事を取って近場に変更したのが今回の銚子という訳です。

ほぼ1年振りの銚子です。
銚子は我が家から約2時間半。近くもなく、かと言ってあまり遠くでもなく、ちょっと思い立って行くにはちょうどいい距離です。
今回は、昨年せっかく行っていながら買わずに帰って来てしまった例のシジミを買う事がひとつの目的でありました。
今日は家を出たのが早朝で、銚子に着いた時間もやや早めだったせいかシジミ売りのオヤジの姿はありません。
それなら、と少し時間稼ぎに犬吠埼の灯台に足を延ばします。

空はもう秋ですねぇ。
秋の雲です。
久し振りの潮風もあの華やかな夏を感じさせるものではないんですね。
いつの間にか秋がすぐそこまで来ているのがわかります。

そして再びオヤジの所に戻ると・・・、
シジミの入った青い桶がふたつとその他諸々の道具が並んで、いつでも商売を始められる状態なのですが・・・。
しかし、そこには相変わらず“店主”の姿はなく、野良猫をからかいながら待つこと40分、まだ現れず。
もういいゃ、といい加減待ちくたびれて銚子を離れました。まぁ、そのうち来るのでその時にまた・・・。

銚子を出て30分程走ると大粒の雨。土砂降りでした。
ガソリンスタンドに避難してレインウェアを着て再度走り出すもしばらくは雨は止まず、結局30分位は雨の中でした。

そしてようやく、回復して夏の空に。
こちらもまさに変わりやすい天気でした。
家に戻って天気予報を見てみると、今日行こうとしていた東北某所はまずまずの天気だったようでした。
行って行けないことはなかったようですが、今日のところはこんなもので良しとしましょう。

泥だらけのバイクを洗っていたら汗が流れました。
バイクを綺麗にしてついでに自分もシャワーを浴びて綺麗になって、冷たいビールの美味しい1日でした。



2012年8月13日月曜日

乗鞍岳初登頂


このたび、縁あって北アルプスの乗鞍岳に登ることができました。

「乗鞍岳」は北アルプスの南部、岐阜県と長野県の県境に位置し、八ヶ岳と同じように、いくつかの峰を総称した呼び名です。

今回登頂を果たした(何とまぁ大げさな!)のは、乗鞍岳の主峰でもある「剣ヶ峰」、標高3,026mであります!

まぁ、いわゆる3,000m級といわれる山であり、また、「日本百名山」のひとつにもなっている山でもあり、
という訳で、この記念すべき初登頂にはそれなりの箔が付きました。

畳平という所が登山の起点となるのですが、ここへ行くにはシャトルバスを使います。
平成15年から一般車両の通行が禁止され、この日本一標高の高い道路を走れるのはバスとタクシーだけに限定されました。
トンデモナイ御仁がいるので、自家用車の乗り入れ禁止は大正解だと思います。

畳平の標高が約2,700m、ここまでは楽に行くことができますが、残りの300m余りは結構な登りでした。
畳平のバスターミナルから歩き始めるとすぐにこんな景色が広がります。
この写真の中央に小さく見える山の向こう側に目指す剣ヶ峰があります。
あいにくの曇り空で見えません。



お前、ホントに登ったの?といわれるのも嫌なので、一応の証明をお見せしましょう。
ほら、ね。

えっ?これ、誰かから借りたもんじゃないの?って?そこまで言うならほれ、これでどうだ?

山頂にある三角点です。
この剣ヶ峰にある三角点は測量法でいうところの「一等三角点」といわれ、全国に960点しかありません。
この乗鞍岳の他にも一等三角点を持つ山があり、そういう山だけを選んで登る人達もいるんだそうです。

あ、そういえば、物心がついてから百名山をいくつか登ってました。
北から、磐梯山、苗場山、筑波山、そして今回の乗鞍岳。
だからって、これをキッカケに今から日本百名山の残り96か所を全部登るか、とはならないだろうなぁ。




2012年8月5日日曜日

もうひとり(1台)の新しい相棒

季節や天候に左右されることなく、行きたい時に行きたい所に行くことができる。
素敵だと思いませんか?

16年(いつかの記事には18年と書いてしまいました。間違いでした)も前に生産された車。
その8割が輸出され、世界中のあらゆる所で今なお現役で働いている車。
しかしこの日本では16年前の車といったら、
もうほとんどが廃車・解体され、この世に存在すらしていません。
ところがこの車はまだまだ元気です。
何か月も前から気になっていましたが、
このたび第二の人生を我が家で送ってもらうことにしました。
元気でいてくれるうちはしっかり働いて(いろんな所に連れてって)もらいます。

どんな状況でもビクともしない耐久性。どんな所でも走れる走破性。
安心して命を預けることのできる頼もしい相棒です。

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...