2013年11月27日水曜日

嗚呼!TOKYO MOTOR SHOW 2013

さすがにCMの効果は大きく、ここ“TOYOTOWN”はまさに押すな押すなの大盛況でした。
ピンクのクラウンと“ジーンズ”のカローラフィールダーが目を引きます。

LEGACYの後継モデルといわれるLEVORG(レボーグ)。
また高くなるんだろうなぁ!

国産スポーツカーにはもっともっと頑張ってほしいですね。

こういう車、好きです。
ダ・カールラリーに出場した日野のレンジャー。

そしてこちらは何と!6輪駆動のいすずのトラック。これはすごい!
でも、どんな所を走るんだ?軍用だったりして・・・。

今、復興の旗印の元、東北を元気にしてくれている「トヨタ自動車東日本」。
ここでは、アクアやカローラを生産しています。
アクアのオープンです。こういう“遊び”はこの車に合っていますよね。

今年の“Car of The Year”を受賞したフォルクスワーゲンのゴルフ。

ボクはどちらかというと、このワゴンタイプの“ヴァリアント”の方が好きですね。

ところで、こうして新しい車や技術が数多く出展され、今後の車の行く末が見えようかという中で、
毎度のことですがそんな事には一切目もくれず女性だけを撮りに来た輩も数多くいる訳です。

この連中、とても“GOOD YEAR”のタイヤに興味があるとは思えません。

何かのブースのこちらにも・・・。

平日でもこれだけの人出。そんなに何時間もいられないので早々に帰って来ました。
あ~あ、人混みはやっぱり疲れますなぁ。

2013年11月23日土曜日

ポールがやって来た、ヤァヤァヤァ!


果たしてボク達は、“感動”に関する言葉を一体いくつ持って(知って)いるのだろうか?

「感動した」「すごい」「素晴らしい」「ビックリした」「震えた」・・・。意外と少ないものである。

どちらかというとこれらは、感動した時の事を後になって冷静に表現した言葉であって、

今まさに感動しているという時には言葉など到底浮かんで来ないものである。

だから、ビートルズが初めてこの世に出て来た時、

女の子たちはワーワー、キャーキャーと言葉にならない言葉(らしきもの)を発し、

失神してオシッコを漏らしてしまったのだ。

そう、本当に感動したら言葉なんて出ない。いや、必要ないのかもしれない、と思う。

だから“感動”に関係する言葉が少ないのにも妙に納得がいくような気がする。

さて、それはそれとして、ポールが遂に東京にやって来た。
そして、“Out There Japan Tour”最終日、東京ドームは満員となった。
年齢層は明らかに高い。

周りを見渡すと、老眼鏡と白髪頭に禿げ頭、シワくちゃおばさんばかりである。

そう、この人達はボク達より若干上の世代、生のビートルズをちゃんと見た世代なのだ。

ポールも今年で何と71歳、それでワールドツアーだと?

何てパワフルな爺ちゃんなんだろう、と思ってしまう。

この夜も何曲歌ったんだろう?休みなしで約2時間40分、

周りは、やれ心筋梗塞だ、脳溢血だ、心臓マヒだ、という歳なのに、である。

まぁ、そんな心配などすることもない元気な生のポールの歌を間近で聞くことができて嬉しかった。

ステージにいたのは紛れもなくビートルズのポールであり、ウィングスのポールであった。
ビートルズ時代の曲もウィングス時代の曲もほぼオリジナルのままでの演奏、もちろん、歌も当時のキーのままだ。

歳を取ると高音が出にくくなるものだが、何ら引っ掛かることもなく歌い上げてしまうのだからオドロキである。

一方、このアリーナ席のオジさんオバさん達もまたオドロキに関しては決して引けを取っていない。

何と彼らは演奏が始まると同時に全員が立ち上がってしまったのである。

そして、とうとう最後まで3時間近くも立ち上がったままだったのだ。何というパワー!
“Hey Jude”の大合唱の頃には、そのパワーがいよいよピークとなり・・・、
アンコールで“Yesterday”、そして雰囲気が一変して“Helter Skelter”へと続いていったのだった。

それにしても・・・、

やっぱりポールはビートルズ時代からこうしたライブを続けて行きたかったのだと思う。

そして、これをまさかライブで?という曲も見事に演奏してくれたのもオドロキであった。

ベースをアコースティックギターに持ち替えたり、ピアノを弾いたり、と、

ポールは天才なのか?

いや、“天才”などという言葉はあまりにもありきたりで、使えば使うほど底が浅くなって来るような気がする。

そう、言葉がとても安っぽくなってしまうのだ。

ここはどちらかというと、“怪物”という表現の方がピッタリ来るように思う。

「ポール・マッカートニーは怪物である」

尊敬と親しみと御礼を込めてそう言わせてもらおう。

素晴らしいライブを本当にありがとうございました。涙が出ました。





2013年11月19日火曜日

そして再び御朱印帳

今回のツーリングでは、五社・三寺・一観音を回りました。

もちろん、9月に伊勢に行った時に買った御朱印帳を持って行った訳ですが、
よくよく考えてみると、神社もお寺も同じ御朱印帳でいいのか?という疑問が湧いて来ます。

人に聞いたりいろいろ調べたりすると、やはりお寺と神社とは分けた方がいいらしい、という事がわかりました。




この日は前半が戸隠神社、後半が善光寺から始まるお寺だけだったので、
「お寺用」の御朱印帳を善光寺で買うことにしました。ちょうど都合が良かったですね。
装丁の違いで三種類ありましたが、こういう所を変にケチるのはよろしくないと思うのがボクの美学であります。
せっかく御朱印を頂くのに、あまりにも安っぽくてチンケでとりあえずの間に合わせみたいなものではあまりにも神様に失礼です。
それぞれ200円~300円の差でしかないので、一番立派なヤツにしました。これでも2,000円です。
これを高いと思うか安いと思うかはその人の判断ですが、これに関しては、やはり「高いものはいいもの」です。

それでは、まず神社編。戸隠五社の御朱印です。
右から、奥社・九頭龍社・中社・火之(乃)御子社・宝光社。

そして、こちらはお寺編。
右から、善光寺・北向観音・安楽寺・常楽寺。

ちょっとしたことをキッカケに始めた御朱印集めですが、こうして少しずつ増えていくともっともっと欲しくなるものです。
同じ所でも書く人によって書体が全然違うのも、場所が違えば全く違ってくるのも面白く、
いつ行ったかがわかるのがいいですね。ちゃんと記念になっています。

今後の楽しみ、ツーリングと組み合わせた新たな趣味になって来そうな予感がします。


2013年11月17日日曜日

冬の便りが届く前に:「お参り」




戸隠まで来ておきながら、ここに寄らないで帰ってしまってはいけません。
そう、善光寺です。

七五三が近いので、やはりここも晴れ着姿の家族連れが多く参拝していました。

参道にもこんなに人が・・・。

ところで、ある程度の歳になって、今まで知らなかった新しい事を知るということには新鮮な驚きがあります。
大抵の地元の人なら知っているのでしょうけど、今回長野県で新たな発見をしてしまいました。

実は今回、戸隠へのツーリングを計画する際に、せっかくなので久し振りに善光寺にも寄ろうと考えていました。
ところが、善光寺だけのお参りは「片参り」と云ってあまりよろしくないものだということがわかったのです。
それではもう片方はどこなの?という疑問が当然湧いてきます。

そしてそれは長野から直線で約30km南の別所温泉にありました。
長野ICから高速を飛ばして別所温泉を目指して行きます。

北向(きたむき)観音です。
本堂が北を向いている観音様は全国的に見ても大変珍しいのだそうです。
北を向く北向観音と南を向く善光寺はほぼ一直線で向き合っています。

北向観音が現世のご利益を願うのに対して、善光寺は未来往生を願う、
両方をお参りすることで現在と未来の幸せを願うということになる訳ですね。
なるほど、そういうことなんだ!知らなかったぁ!

ここの手水舎には高台なのに温泉が引かれていました。これも珍しい。

境内にある木造の温泉薬師瑠璃殿。
歴史が感じられます。相当古い建物です。

この別所温泉には今回初めて来ましたが、歴史があってなかなか面白い所です。
ここにはかつて、「長楽寺」「常楽寺」「安楽寺」の“三楽寺”が建立されていました。
今はこのうち「常楽寺」と「安楽寺」が現存します。

こちらは安楽寺。全国的に有名な、最も古い寺のひとつなんだそうです

そして、日本ではここにしかないという大変珍しい木造の八角形の三重塔があります。
普通の塔は四角形なのですが八角形というところが珍しく、
長野県で一番最初に国宝に指定されたんだそうです。
もう少し明るい内に来られたら良かったのに、ちょっぴり残念です。

そしてこの日の最後は、「三楽寺」の残りもうひとつの常楽寺です。

常楽寺は北向観音の本坊で、本堂の茅葺屋根が特徴です。
現在のこの茅葺は平成15年に修復されたものだそうです。落ち着きますね。

今回は、戸隠と善光寺とここ別所温泉を1日で回りました。
早朝の事故渋滞に巻き込まれた時には、正直なところ無理かなと思っていましたが、行ってみると行けるものです。

駆け足で回ったようなものなので、やはり全体的にはもうちょっと時間があればなぁ、と感じた所ばかりでした。
今度来る時はもう少し味わう時間を取らなきゃ。温泉にも入りたいし。

冬の便りが届く前に 「戸隠」                          (その2:戸隠神社)

戸隠には五つの神社があり、
これらをまとめて「戸隠五社」、総称して「戸隠神社」と呼ぶのだそうです。
今回行く前に調べてみたところわかりました。事前準備は重要ですね。

これまでは「奥社」と「中社」程度しか知らず、
この他に大きな「戸隠神社」があるものだとばかり思っていましたが、全くもって大外れもいいところで、
これで戸隠に行きたいなどと云っていたなんて赤面モノです。

さて、それでは下から(麓から)順に訪ねてみることにします。

善光寺の西側から急坂急カーブの続く「七曲り」を上って「戸隠バードライン」を走って行くと、
まず、戸隠五社の入口的な場所に宝光社(ほうこうしゃ)があります。
紅葉が綺麗でした。
狛犬に迎えられて奥の長い長い階段を上っていくと、見えてきました。
立派な社殿です。

そしてこの宝光社から少し先にあるのが火乃御子社(ひのみこしゃ)。
やや小さい神社です。
石段を上ってやっと社殿が見えたと思ったら、何やら女性だけの団体がいます。
ガイドさんの説明を熱心に聞き入っていますが、一体何だこりゃ?
と、調べてみると、ここは縁結びの神様が祀られているそうです。そうだったか、なるほど。
杉木立の中にひっそりと鎮座されていました。あまり広くない境内はとても静かです。

次にまたカーブをひとつふたつ過ぎて少し上った所、
おそらく戸隠の中では一番賑やかな場所に中社(ちゅうしゃ)があります。
戸隠の中心的役割なんだそうです。さすが、ここには人が多いですね。
立派な木の大鳥居をくぐって石段を上るとすぐ右側に「戸隠の三本杉」の1本が聳えています。
この説明書きをろくすっぽ読みもせず、
ボクはただ、おぉこりゃすげぇ!幹が根元から三本に分かれてるんだ!すげぇ杉だぁ!すご過ぎ(すご杉?)だぁ!
などと、裏側にも回って写真を撮ったのでした。何という浅はかさ!。

その三本杉の残りの二本がこちら。
この三本を結ぶと正三角形になるように植えられているんだそうです。
(と、さっきの立て看板にちゃんと書いてありました。よく読めよ、って話ですよね?)

さて境内にある三本杉の一本の横からさらに石段を上ると、

広い境内に立派な社殿が見えました。
ちょうど七五三も近かったので、境内には多くの家族連れが参拝に来ていました。
こんな素晴らしい場所で七五三のお詣りができるなんて羨ましいですね。

さて、最後になりましたが、戸隠でも一番奥の奥に鎮座するのが奥社と九頭龍社(くずりゅうしゃ)です。

他の三社と違い、長い長い参道と急勾配の石段を上らなければここに行き着くことができません。
神の領域までたどり着く、などというおこがましい事ではなく、
少しでも神様の近くに行きたいという素直な気持ちで歩くことが大切です(なぁに言ってんだか)。

その奥社へはここからスタートします。

大鳥居から参道が始まります。

10分程歩くと何やら赤い門が見えて来ました。あれぇ?もう着いたか?そんなに遠くないじゃん!
いやいや、これは参道の途中にある「随神門」という門で、実はここからが本番だったのです。
ここに来るまでの道は、まぁ云ってみればウォーミングアップみたいなもので、
ここから先が長い長いダラダラ坂の参道と急な石段が待っているのでした。

しかし、そうは云っても、うっそうとした樹齢何百年という杉の並木の中を歩いているだけでも、
気持ちが引き締まるというか、背筋が伸びるというか、日常の細々した事が忘れられるというか、
霊験あらたかな気分にさせてくれるものですね。


最後の最後にこんな石段があったとは!心臓破りの石段です(ボクが名付けました)。
これを上らないと神様の近くまで行けません。

そしてやっと到着。入口から30分ちょっとの道のりでした。
バイク用のブーツはそもそもウォーキングには適していません。もう足がヘトヘト膝がヘラヘラです。

奥社の社殿。思っていたより遥かに小さいものでした。

そして、同じ敷地内にある九頭龍社です。

以上、戸隠五社を全部お詣りして来ました、と下から順に紹介しましたが、
実は、この日お詣りした順序は、
火乃御子社 → 奥社 → 九頭龍社 → 中社 → 宝光社
の順です。

山の神社は大抵高い所にあるものなので、この日は石段を上ったり下りたりの繰り返し。
最後の宝光社もかなりの石段で汗だくになりました。

その後、先の記事に書いたように戸隠そばを食べる訳ですが、
ここではまだ汗が引いていなかったので、とにかく冷たいそばが食べたい、と迷わず「ざる」を注文したのでした。

店の女将に、「戸隠神社にお詣りに来られたんですか?中社に行かれたんですか?」と尋ねられ、
「いや、全部です」と答えたところ、
「いやぁ、それはすごいですね。きっといい事がありますよ。」と云われました。

これを書いている今日現在、まだいい事はありません。

 

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...