2011年12月30日金曜日

「喪中」につき・・・・・

今年はいつになく喪中葉書が多く送られて来ました。



お目にかかったことのある方々のお知らせは本当に残念でなりません。

一方、普段ご無沙汰している方のご親族のお知らせとなると、全く一度もお会いしていないのでどんな方なのかはわかりません。

今年は3月に大震災があり、このお目にかかったことのない方々の中には、

もしかすると、震災に関連して命を落とされた方もいらっしゃるかもしれませんが、知る由はないのです。

そんな事を考えながらこの歳の瀬を送っていると、つくづく、そして改めて命のはかなさと大切さを思い知ってしまいます。

何事もなく新しい年を迎えられる事に感謝し、亡くなった方々のご冥福を祈って今年を終えようと思います。           合掌

2011年12月18日日曜日

元旦ツーリング

そもそもは冗談半分の思い付きから、どのくらい来るかわかんないけどやってみようかと募集したところ、
結構物好きな人達が集まっちゃったので毎年恒例になったみたいです。
元日の夜明け前の暗いうちから集合して走りに行くんですよ。
この寒い時期にみんな頭がおかしいんじゃないかぁ?

毎年思うのですが、正月って結構暇ですよね。
酒を飲んでテレビを見て、届いた年賀状を見ておしまい。
初詣はどこも混雑するから行かない。
結局のところ、家でゴロゴロして過ごす。

そういう暇な時ですから走りたい人も当然いる訳で、
でも寒いし一人じゃなぁ、と思っていた人達にはこの元旦ツーリングは朗報だったんですね。

この物好きツーリングも来年で4回目になるんだそうです。
ボクもしばらくの間大勢で走るマスツーリングからは遠ざかっていたのですが、
来年は“マス”もいいかな、と思い、物好きの仲間入りをして来ました。
今日12月18日現在、既に30数名の申し込みがあったそうです。

この寒いのに、みんな頭がおかしいんじゃないか?大丈夫かぁ?


今年の銀座での記念撮影。午前7時頃らしいです。寒そう・・・。寒いよそりゃ。冬の朝7時だもん。

2011年12月17日土曜日

入浴施設(いわゆる風呂です)

ここのところ何故か仕事が忙しく、かと言ってそれが年末だからという訳でもなく、
その忙しいさ中に、予想もしなかった問題が次々と発生しそれがさらに忙しさに拍車をかけ、
また、友人達との忘年会などでもうすっかり身も心もヨタヨタになりかけておりました。
実はこの日も仕事があり、家に帰って来たのはもう夕方の、というか、もう既に夜の6時半を回っていました。

今夜は何をおいてもまず風呂にのんびり入りたいと思っていたのですが、
家に帰ってみると、この1週間がだいぶお得になっている近所の入浴施設のチラシがありました。
こうなったらこれに限りますよ。支度をして自転車で出発です。
そこは僕の家からですと自転車で10分程の所にある、「湯楽(ゆら)の里」といいます。


お決まりの入浴施設ですが、最近新たに「炭酸泉」が加わったらしいのでそこにも入って来なきゃ。

能書を読むと・・・、
何でも炭酸は皮膚から一番吸収されやすい物質で、毛細血管を刺激して血行が良くなるんだそうな。
吸収される濃度は1,000ppm以上が理想的らしいのですが、日本国内の炭酸泉でもそこまでの濃度の温泉はなかなかないらしく、
市販の“炭酸泉”と謳っている入浴剤に至ってはわずかに100ppm程度、これではほんの気休めにしかなりません。
ここの施設では、人工的に高濃度の炭酸を発生させる装置を導入して、その理想的な濃度にしているんだそうです。
(何だ、結局は人工のものなのね)

しばらく浸かっていると全身に気泡がくっ付いて来ます。これが炭酸ですね。
この炭酸泉は肌にも非常に効果があって、風呂を出る頃にはツルツルしっとりとなっていました。

久し振りにそんな気持ちの良い入浴をした後は、口から入って体内に吸収される、
白い泡の出る黄色い炭酸の飲み物を飲んで、今度は身体の内側から血行を良くすることにします。
これで溜まった疲れもだいぶ吹っ飛ぶことでしょう。

身体の外側と内側から血行を良くすることができて、今日の入浴は完璧ですね。












2011年12月11日日曜日

Tokyo Motor Show 雑感

12月7日、今日はお仕事でやって来ました。
平日なのでそんなに混んではいないだろうとタカをくくっていましたが、とてもそうではありません。















昨今の自動車の世界は大きく変わりました。
昔のモーターショーには、乗ってみたい、運転してみたい、その結果、欲しいという車が数多くありました。
その車を運転している自分を思い浮かべながら、それがたとえ今すぐには手に入らない車であっても、いずれ成功したら、とか、
何ヶ月分かの給料を貯めて、とか、そんなことを考えさせてくれるいわゆる“夢”のある車があったような気がします。

今や日本だけでなく世界中が省資源・省燃費に向かっているので、車も当然変わって来ていました。
何ていうのか、はっきり言って面白くない。
家電製品の一部になってしまった、とまでは云えないまでも、もはやそれに近い車も・・・。
いろんな事を考えさせられたモーターショーでした。

まずは、トヨタのブースから・・・。
新型の小型ハイブリッド「AQUA(アクア)」です。
運転席に座るのにも列を作っていました。
もうすぐ発売されるので、皆さん真剣な眼差しで見ておりました。
僕はどちらかというと、こういう遊びの車の方が好きですね。
「FJクルーザー」。今欲しい車のひとつです。
既に北米では出ていたものが、昨年12月に国内向けにも発売されました。
逆輸入車ではありません。国内生産です。日野自動車の工場で作られています。


さて、こちらは富士重工との共同開発の「86(ハチロク)」です。
少し前までは、富士重工の「F」とトヨタの「T」を取って、「FT86」と呼ばれていましたが、
このトヨタバージョンはただの「86」です。

一方こちらは、スバルバージョンの「BRZ」です。


この写真ではちょっとわかりにくいのですが、このホワイトはとてもいい色です。
いわゆる“パール”が入っているのですが、表面には艶がありません。
クリスタルな輝きがないだけに、白い車なのに品のある精悍さがあります。
“ホワイトパールデニム”といった呼び名が合うかもしれませんね。

そして、車そのものにはあまり興味がないのですが、その技術に興味があったメルセデス・ベンツです。
ヨーロッパのメーカーと日本のメーカーとは、環境への考え方が違います。
かつて、某都知事がディーゼルを親の仇のように言ったがために、国内からはディーゼル乗用車がなくなってしまいました。
ディーゼルというと、振動が大きい、パワーがない、排ガスが黒い、排ガスに含まれる粒子が喘息の元になるなど、
マイナスの部分ばかりが強調され日本では何かと悪者扱いですが、ヨーロッパではその逆です。
ディーゼルの排ガスには、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が殆ど含まれず、そして、燃焼効率もいい、として
ディーゼルエンジンは小型車を中心にますます増える傾向にあるようです。
中でも、メルセデスのこの「BlueTEC」は排出ガスもキレイ、パワーもあって静かで燃費もいいという最新型のディーゼルエンジンです。
ベンツというと、どうしても“その筋の人達”の乗る車というイメージが湧いて来てしまいますが、このディーゼルなんかちょっと知的ですね。
これは理屈で乗る車です。

*番外編*

ヤマハのブースで見つけた125ccのバイク、「もえぎ」です。
近所のちょい乗りにいいかも。

そして同じくヤマハの「V-Max」。
近所のチョイ乗りなどには到底使える代物ではありません。高速道路をただひたすら真っ直ぐ前に走るだけ。
そもそもこのマッチョなボディはあまり好みではないのでね。
免許証を何枚も用意して乗らないとアブナイでしょう。
興味ナシです。


ところで、どうしても外観にばかり目が行ってしまいますが、意外と知られていないのが車の内部なんですよね。

このスケルトンモデル、ブルーのLEDがアイシンの製品です。
見てわかるように、いろいろな所、しかも重要な部分がアイシン製で、いってみれば車そのものがアイシンみたいなものです。
「アイシンなくして車は語れず」。
アイシンは恐るべし日本の企業です。

さて、ほんの一部を紹介しましたが、今回は本当に考えさせられました。
住居を含めた家庭の電気製品の中に車までが含まれてしまうという、
ひと昔前まではそれこそ夢のような世界、あまりに夢過ぎて当時は誰も見向きもしなかった世界が今まさに実現されようとしている中で、
太陽光や風力その他の自然エネルギーによる発電量がまだまだ少なく、電気自動車の電気は一体何によって作られたものなのかを思う時、
環境だ環境だ、と声高に叫んでいても、その一方の環境を犠牲にしないと片方の環境も守れないという事実もまたある訳で、
確かに自動車の進むべき方向は間違ってはいないでしょう。しかし、やはりバランスを取っていかなければならないとも思うのです。
いずれにしても、今は電気自動車でドライブを楽しもうという気には,「まだなれない」、と改めて感じさせられたモーターショーでした。



2011年12月5日月曜日

鷲子山上神社:その2

昨日の「鷲子山上神社」の続きですが、改めて調べてみるといろんな事がわかってきました。
事前にちゃんと調べてから行くんでしたねぇ。

ふくろうという鳥は、何と!鳥の中で唯一首が回るんだそうですよ。
もちろん、回るといっても本当にクルッと一回転する訳ではない。
一回転しちゃったらどういう体の構造してんだ、って話になってしまいます。人形じゃないんだから。
一方、鶏だって鳩だって右に左に首が動くじゃないか、という意見も当然あるかと・・・。
しかし、あれは文字通り“首を振っている、動いている”だけであって、回っている訳ではないのですね。

さぁ、ここまで来ると察しのいい方であれば、あぁそうか、とお思いになるに違いありません。

そう、“首が回る”の反対は“首が回らない”。“借金で首が回らない”などという言い方をしますよね。
ここ鷲子山上神社は、その“首の回る”フクロウを祀ってあり、そこで、“首が回るようになる”、ので金運の神様、という訳です。



境内のもう一方の鳥居をくぐって階段を登るとその先には、何と表現したらいいのやら、という大フクロウが登場します。
何だこりゃ?これが金運の神様かい?何とも安っぽく子供っぽくないか?
昔、デパートの屋上にこんな物なかったっけ?という代物が。まさかぁ?ねぇ?


ちゃぁんとありました。そしてここにもフクロウが鎮座しています。

そして境内の全景は、というと・・・、
とても狭い。
大みそかの夜から元旦の朝にかけてはここが人で埋め尽くされるそうです。
駐車場も広くはないため、細い山道が渋滞するんだそうです。
まぁ、何にしても、標高500m足らずの小さな山にある小さな神社がそんな人気だとは!

改めて神社の深さを感じた1日でした。

2011年12月4日日曜日

鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)

冬は寒い。そして、冬のツーリングはもっと寒い。
あれ?いつかどこかで聞いたような・・・?

気温が上がるという予報だったので、久し振りにバイクを引っ張り出しました。
この2週間、休日に仕事が入ったり天気が悪かったり、はたまた町内会の行事などで
出掛けることができず、悶々とした日々を送っておりましたのさ。
気温はそこそこ上がったものの、何と風の強いこと強いこと!

さて、前置きが長くなりましたが、もしかすると今年最後のツーリングとなるかもしれない、
本日向かった先は「フクロウ神社」とも呼ばれ、また北関東のパワースポットとも云われる鷲子山上神社
「とりのこさんしょうじんじゃ」と読みます。
境内が茨城県と栃木県の両方にまたがっているという全国でも大変珍しい神社です。

この神社にはふくろうが祀ってあります。
願を掛けるとそのふくろうが悪運を持って行ってくれ、幸運を運んで来てくれるというものですが、
「ふくろう」という言葉の“音(いん)”から、「福老」とか「福来朗(ふくろう)」とか「不苦労」神社と云われているんですね。

ところで、「ふくろう」を漢字にすると、「梟」と書きます。
鳥が木に止まっている様子をそのまま漢字にしたような字ですが、
木に止まるのは何もフクロウに限ったことではないのに、この字は一体・・・・・。

話を元に戻しますね。
このボクも今年1年“やらかしてしまった”事やら“嫌な思いをした”事やらがそりゃぁ山ほどあります。
その苦労をここのふくろうさんに持ってってもらうことにしましょう。
この立派な山門をくぐると、社務所から本殿まで片道96(苦労)段の階段です。

これを往復することによって、2(ふ→不)×96段で、不苦労→ふくろう、となる訳です。
かなり無理なこじ付けといえばそう思えなくもありませんが、
ご利益がありそうと思えば、そんなこじ付けなんてどうでもいいことですゎ。
“オレの苦労は96個じゃ足りないよな”などと思いながら、一段一段を踏み締めて登って行きます。
階段の途中から、何と富士山が見えました。
遮る物が何もなく、関東平野の向こうに既に雪を頂く富士山が見えると思わず手を合わせてしまいます。
日本人なんだな。

ご利益をタップリ頂いて(そのつもりになって)帰って来ました。

このシーズンは日のあるうちに戻って来るのがポイントですね。
夏のような早起きもできないし、日が暮れると急に寒くなる。
だからそんなに遠くには行けないのですが、それはそれで割り切ればいいんです。

久し振りのツーリングはエンジンの調子も良く、アクセルを開けるとすぐに加速して
いくらでも走って行けるような気にさせてくれました。
寒い時は特にイイ感じですね。

そういう訳で本日の走行距離は約320km、長くもなく短くもなくちょうどいい距離でした。

2011年11月13日日曜日

お醤油やさんのおせんべい

もう10年程前、都内のとあるガソリンスタンドで給油中に、良かったらどうぞ、と勧められたこのお煎餅。
お煎餅好きの僕にはたまらなく美味しく、
裏のラベルの製造元を見て、その住所だけを頼りに初めて買いに行って以来、
ここのお煎餅のファンになりました。

お醤油は製造元だからプロ中のプロ、そして関東の米どころである茨城産の米を使った
お煎餅が美味しくない訳がない。
そもそもはこわれたお煎餅(いわゆる「久助」ですね)を「こわれせん」として売っていました。
これが左側。右側は青のりをまぶしたやつでこれも美味しいんですね。




茨城県の筑西市(旧明野町)にある、ここ関口醸造はれっきとしたお醤油屋さん。

本業はもちろんお醤油屋さんですが、
僕がここに行くようになった頃から徐々に口コミで広まって、
今やお煎餅の方が本業のような勢いだそうです。
僕も何人かの友人達を連れて来たり、お煎餅を買って差し上げたりしました。

もちろん、普通の「つけやき」「こわれせん」はそれはそれで美味しいのですが、
午前中の早めに行かないと買うことができない「しっとりせん」(いわゆるぬれ煎餅)は大変な人気です。
今度はちょっと早起きをして買いに行きましょう。

2011年11月12日土曜日

こんな所にこんな物が、こんな所のこんな物が・・・

どーも、どーも。
約1ケ月振りの更新です。

この間何もしていなかった訳ではありません。
それなりにお出掛けもしました。
雨が降って家に籠っていたり、あるいは仕事で休日に出勤したりしました。
特にネタもなかったのでサボっておりましたんですよ。

さて、まず今日は、
先日久し振りに洗車をして虫の死骸やら泥やらを落として
そのままだった愛車のワックス掛けをします。
たまにはこういうことをして隅から隅まで目を配ることで、
あ、“こんな所にこんな物が”とか、“こんな所のこんな物が”といった発見があります。
前者は、例えばサビやキズですね。
ところが後者はちょっとタチが悪い。
今でこそ少なくなりましたが、当然あるはずのビスやボルトがない、とか、
こんな所のこんな物が外れているとか、前者に比べるとやや危険度合が高い傾向があります。

ワックス掛けをしながらそういうチェックも抜かりなくやっているんですよ。

















どうです?ピカピカになりました。

そうそう、1ヶ月前に交換したタイヤですが、塗料が付いていた状態からだいぶこなれて表面の「薄皮」が取れました。
これでいわゆるタイヤの「慣らし」が完了した訳で、タイヤ本来の性能が発揮されるはずです。
でも、いくらタイヤが性能を発揮したところで、乗っている本人にそれを感じ取る「性能」がないとな~んにもならないんですけどね。
  
                     

このサドルバッグ、色の濃い部分は若干湿っています。
こいつも天気がいい日は風に当てて乾燥させてやらないとカビが生えてしまいます。
2ヶ月程前の朝、乗り出そうと思ってカバーを取ってみると何と「青カビ」がビッシリ生えていました。
それ以来、雨の後の晴れた休日にはこうして風通し良くしてやってます。

久し振りによ~く見てやりました。
キレイになるとやっぱり乗ってみたくなるものです。
1時間程近所を流して来ました。夏の頃に比べエンジンも元気です。快調です。
よぉっしゃ、深まる秋を見に出掛けようぜ。




2011年10月15日土曜日

続 “タイヤ”

タイヤ、タイヤ、ってもういい加減に交換しろよ!! という声が
どこからともなく聞こえて来そうですが、
ほら、こちらにもいろいろ事情ってもんがありましてね。って、前回書いたような・・・。
前にも書きましたが、バイクのタイヤは結構高いものです。
2輪なんだから、4輪の半分で上がるんだろう?
いやいや4輪並にかかるものなんですよ。

なので、時間とお金のバランスが上手く取れていないと先に進みません。
お金があっても時間がない(こういう事は滅多やたらにはありませんけどね)とか、
逆に、時間はあるのにお金がない(どちらかというと、こちらの方が圧倒的に多い)とか。
そうこうやっているうちに、両方が何とかなりそうになって来たので早速注文して来ました。

ドイツのMetzler(メツラー)社の製品です。
ところが、リヤのタイヤサイズが特殊なため入荷予定が不明、と。
いつになるかわからないものをいつまでも待っていることはできないので、
予定を変更、若干価格が上がってしまいますが純正のDunlopにしました。
お財布に優しいMetzlerだったのにぃ・・・。

そして本日、やっと交換をしてきました!
天気があまり良くありませんでしたが、こういうものはやれる時にやっておかないと。
夕方からの予約だったので、作業が終わる頃にはもう暗くなっていました。
















ほら、新品でしょ?

ただし、このままでは気楽には走れません。
新品のタイヤは非常にスリップしやすいものなので、いわゆる“慣らし”が必要なんですね、これが。
フロントはタイヤに見える白い文字のようなもの、リヤは左側に見える黄色のライン、
それぞれが消えて初めて“一皮むけた”状態になり、タイヤ本来の機能を発揮し始めます。

これからまだまだツーリングの予定ができそうなので、早いところ“慣らし”を終えようと思います。

乗り心地ですかぁ?
“慣らし”が終わらないとわかりませんね。
それはそれで、また報告いたしましょう。

2011年10月10日月曜日

三度目の“タイヤ”

結構減っていたことは随分前からわかっていましたが、こんなんで伊豆へ行ったりしてたのですから、もういい加減限界です。
















フロントは明らかな片減りです。
何が原因なんだろ???

右カーブばかり走っていたから・・・?
房総半島や伊豆半島を走った時には確かに時計回りだったけど・・・、
それでも、右カーブだけが異常に多い訳ではなく・・・。
それとも右折が多い・・・?
いやぁ、左折だって右折と同じくらいの数はあるはずで・・・。

理由はこれです。→

プライマリーケースといって、
この中にエンジンの次に重いトランスミッションが入っています。
バイクの構造上致し方ないにしても、これだけ偏った形で取り付けられていると重量バランスが取れません。
なので、左側に傾いてしまうのを、右側にハンドルを切って調節をしているため?
と思われます。

さて、フロントタイヤの減り方の原因はこれでわかった。
けど、リヤは・・・?
タイヤが悲鳴を上げるようなそんな乱暴な走り方はしませんしね。
そうそう、320kgというバイクの重さの約2/3をリヤタイヤが支えているんです。
しかし、それ以外の重量物を常に載せて走っていたことはなく、たまに重い人が後席に乗りますが、もしかしてそれが原因?

まぁ、いずれにしても、もう替え時なので新しいタイヤを注文して来ました。
リヤタイヤは少し特殊なサイズなので、リヤが入荷次第、前後を同時に交換作業ということになります。
で、次回のツーリングは間違いなく新品のタイヤですね。
紅葉の美しい季節に、ちゃんと走り、ちゃんと曲がり、ちゃんと止まるという安心を手配できました。

なぁんにもしない休日

この公園はできた当初から知ってはいましたが、
今日のように実際に足を運んだのは初めてです。

何をする訳でもなく、横になって海を眺めていました。
こんな休日もたまにはいいものです。

2011年10月2日日曜日

今度は海がいい、と・・・


前回、真夏の過酷なツーリングにご同行下さったGuestさんですが、
あの時には、“今日はすごく楽しかった”とおっしゃって頂いておりました。

しかしながら、
ホントかよ?それはいわゆる「社交辞令」的な表向きの、
相手を傷付けないように気遣った感想で(よくありますよね?)、
本心はあのあまりの暑さに“もう懲り懲り・・・”、と思ってるに違いない、ちょっと信じられんぞ、
僕は正直なところ暫くの間そう思っていました・・・、のですが・・・。

ところが何と、また行ってみたい!今度は海がいい!とのリクエストまで頂いてしまいました。

そこで、今回は伊豆の海です。
9月に二度あった3連休の二回目の中日(なかび)でした。

混雑するのが目に見えていたので、早朝の出発です。
普段、午前4時過ぎに起きる僕にとって朝何時に出発しようとあまり影響はないのですが、
そういう生活をしていない人達にはちょっと辛いものがあるでしょう。
しかもこの日は、朝ご飯から美味しい魚を食べようという目的もあったので、
Guestさんにはご飯を暫くの間我慢して頂くこととなりました。なんとまぁ、ツラいこと、ツライこと。

腹をグゥグゥ鳴らしながらやって来たのは、早朝6時からやっているという食堂。
お世辞にもあまり綺麗とはいえないその小さな食堂は海のすぐ近くにありました。
「サバの塩焼き」と「しらす丼」を注文、いざ食べてみるといやこれが何とも旨い。
こんな旨い朝食からスタートする今回のツーリングは、楽しいことが盛り沢山の予感がします。
あ、うっかり店の写真を撮るのを忘れてしまいました。あらら~・・・。

さて、腹も膨らんだところで出発。
途中から山に入って伊豆スカイラインを通る予定でしたが、
数日前に通過した台風15号の影響で倒木のため通行止めの区間があり、
やむなく海沿いの道を走って行きます。ヤツのせいで予定変更ですよ、まったく。

  
台風が去った直後の割には海がきれいです。穏やかですね。
この国道135号線は、
地図をパッと見たところでは伊豆半島の東海岸の海のそばを走っているように見えますが、
房総半島と同じように、間近まで山が迫っているので、こんな所も通ります。
山が見えたり、切通しを通ったり、意外と飽きの来ない道ですね。
やがて南端の石廊崎に着きました。
ここまで来るともう全く海の色が違います。
岬の遊覧船が発着する入り江です。どうですこの色。


そして岬の突端から。水平線は直線ではないんですよね。地球は丸い。
おっと、そこのお父さんっ、ちょっと邪魔だなぁ。

太平洋の波が岩場を洗い、白い泡が立っています。
やはり綺麗な海でした。

石廊崎を後にして、西海岸に回ります。

今日はスッキリと晴れる一方で時々雲の広がる天気だったため、
西海岸から富士山を望むことができませんでした。富士山は雲の中です。
富士山が見えないならこのまま西海岸をずっと走って行ってもつまらないので、
半島をショートカットして修善寺経由で沼津漁港へ。
魚市場周辺にある食堂で夕食後、お約束の東名の大渋滞の中をすり抜けて帰って来ました。
あ~、そうだ、ここでもうっかりして食堂の写真を忘れました。あらら~・・・。

気温は一時に比べだいぶ低くなり気持ち良く走ることができました。
やはり、季節外れの海はきれいで人も少なく、ゆっくり堪能することができますね。
この季節の海はお勧めです。

近い伊豆半島も1周近くすると距離は延びます。この日の走行距離、約520km。
約1日、潮風を一杯に受けながらの気持ちのいいツーリングでした。
こんなツーリングを体験してしまうとまた新たなリクエストが来そうですが、
これからは段々寒くなって行くんですよぉ~。走り出すとブルブル震えちゃうんですからねぇ。
覚悟しといた方がいいですよ。




2011年9月30日金曜日

小湊鉄道


最近、一部の読者の方から、“ブログの更新、どした?”とか、
“ちょっとサボってんじゃねぇの?”などというお叱りを頂きまして・・・。
今月9月は3連休が2週続けてありましたが、その割には“お前、何もやってねぇじゃねぇか”、という事で・・・。

いやいや、こちらにもいろいろ事情ってもんがありまして。

という訳で(どんな訳? って突っ込みはもうやめましょうね)、先日仕事で久し振りに来た市原です。

男の子は小さい頃から乗り物が大好きです。
そして物心がつく頃になると、
ある者は自動車へ、
ある者は鉄道へ、
またある者はバイクや自転車へ、
そしてまたある者は飛行機へと興味の対象が分かれてその道のファンやマニアになっていきます。

その中のひとつである、鉄道ファン(鉄道マニア)達は、鉄道の鉄を取って、「鉄」と呼ばれています。
鉄道車両を撮影する「撮り鉄」、いろんな路線や車両に乗るのが目的の「乗り鉄」などなど。

親父が現役で働いていた頃はかなり出張が多く、家にはいつも日本交通公社(JTB)の時刻表がありました。
それをパラパラとめくっていると、遠くまで旅行に行った気分になれたものでした。
そうこうするうちに、その時刻表を基にあれこれと旅の計画を立てるのが好きになり、
実際に旅に出ることもありました。
だからと言って、僕はマニアにまではなりませんでしたね。
でも、今でも鉄道は好きですから、
こんな車両を見てしまうと、とても仕事どころではなくなってしまいます。

ここ、小湊鉄道は電化されていません。なので、全車両が気動車(ディーゼルカー)です。しかも年代物ばかり。                     
小湊鉄道にはマニアだけでなく多くの一般のファンがいるそうです。
沿線には春の菜の花や紅葉などの見どころも多く、列車がそこに入るとこれがまた絵になる風景だったり、
また、全国でも珍しい女性の車掌さんが乗務していることなど、関東圏では知る人ぞ知る鉄道なのです。
こうして写真を撮っている間にも後ろを車掌さんとおぼしき女性が通って行きました。
あ~、写真を撮らせてもらうんだったぁ!


2011年9月19日月曜日

Narita International Airport (NRT)


最近、韓国旅行から帰国する友人達を迎えに行った時、

初めて入った羽田空港の国際線ターミナルの、何と綺麗なこと。

国際空港の持つあの独特の雰囲気、そして夜、ともなれば、そこはまさに非日常。

近所のコンビニへビールとタバコを買いに行くような、あまりにラフな格好の僕にとって、

そのまばゆいばかりの空港施設はまさに別世界でした。

それがキッカケで、夕方から成田空港へ行きました。

見送りでもなく出迎えでもなく、かといって自分がここから出発する訳でもなく、

ただ夜景を見るためだけに・・・。初めてです。

未だに入港の際には身分証明のチェックがあるものの、

荷物検査などは一時に比べると随分緩くはなりました。

勝手がわからず、バイクを駐車することもなく空港内を2、3周して帰って来ました。

夜景を撮影するもその出来が悪すぎで、しょうがなくネットから上の写真をお借りしました。

やはり、コンパクトデジカメには限界があるんだなぁ・・・。とか、

夜景を撮るにはやっぱり一眼が必要か・・・。などと

考えながら、一夜明けて上手く撮る方法はないものか、と

もう一度取説を読み返してみると、

“夜景モード”だって?

なぁんだ、ちゃんとあるじゃん!

2011年9月16日金曜日

2011年9月6日火曜日

平日ならでは・・・、の・・・。

今日は、例の節電協力のための平日休暇、この休みも今月の今日でおしまいです。

せっかくの平日なので、こういう時でもないと行けない所に行くことにしました。
もちろん、土日にでも行けることは行けますが、途中で道草できないのでね。

未明まで細かい雨が降っていて、決断のタイミングが難しかったのですが、
降り止んだところで空を見ると少しずつ雲が切れ始めています。
さぁ、身支度をして出発です。

今日は、天気予報を見たところ北部より南部の方が良さそうだったのと、
普段行きにくい所に行くつもりだったので、
迷わず、伊豆・箱根方面に決めていました。何とメジャーな!!!!!
なぜここが行きにくいのか、というと、僕の家からだと、
都心を抜けなくてはならない、休日ともなるといつも渋滞して他に迂回できない、
などの理由があって、距離的には近いのに気分的に遠い所だからなんですね。
那須高原とほぼ同じ距離にあるのに、どうしても那須方面の方が行きやすいんです。

そしてそこへのアプローチ・・・。
以前、湾岸線から横浜横須賀道路~鎌倉の八幡様の横に出てくるルートを走ったことがあり、
これはこれでなかなか面白かったのですが、あれは休日、しかも冬。
ところが、今日は平日、しかも湘南はまだ夏。そして平日の朝のバス通り、
という条件が揃ってしまうと、この道は通らない方が賢明です。そういう訳で
迷うことなく首都高から東名~小田原厚木道路という、ごく普通のルートを選択しました。

もろに通勤時間帯に重なったため、お決まりの場所でのお決まりの渋滞に遭いますが、
そこは軽くスルーして、道草しながらしばらく行くとこんな景色が目に飛び込んで来ます。















雨上がりは空気が澄んでいます。気持ちがいいですねぇ。
こういう気分を独り占めするのが惜しい、というか、誰かと分かち合いたくなります。
空は既に秋です。高く青く、そして入道雲の間には、秋の雲が・・・
初島と伊豆大島が見えます。右の写真ではまさに真っ青な秋の空。                    
どっち向きの風でしょうか、全く湿気のないこの風が爽快です。
この爽快さを誰かにも味わって欲しい、自然にそんな気分になってきます。
誰だって道草したくなりますよね?















海岸線をしばらく走った後は、また道草をして、少し山に入り伊豆スカイラインを走ります。
関東周辺ではライダー達にとても人気のある道なのですが、走ってみるとなるほど、その人気の秘密がわかります。
わからない人は一度走ってみなさい。一度でわからなかったら何度でも。
何度走ってもわからないようなら、あなたの感性は完全に死んでるよ、キット。
南(天城高原)側の入口です。
今回はここから箱根峠に向けて北上しますが、次回は南下してみます。
というのは、今回は僕のプランの都合で北上することになったのですが、
南下するライダーの圧倒的に多いこと多いこと。
きっと、南に向かって走る方が景色がいいんでしょうね。



これは、途中での危ないショットですが・・・・。
ヘッドライトのボディに映る青い空と白い雲。太陽の光が反射して輝き、
そしてその先に一本の道が真っ直ぐに伸びて・・・。
いつものことながら何故かウットリ見入ってしまう、美しい絵(自己満足の世界)ですね。















そして、この伊豆スカイラインから富士山は見えないものか。
もし見えたら、このまま芦ノ湖スカイラインまで足を延ばすつもりでしたが、厚い雲に隠れて見えないままだったので、
箱根から山を下って道草しながら真っ直ぐ帰ることにしました。
次回、富士山が見えたら、今度こそは走ってみようと思います。
ここからの富士山は見事なんですよ。

箱根湯本
南西から吹く乾いた風が心地良く、爽やかな1日でした。
今日という日、終わって欲しくなかったな。
誰かと一緒だったらもっと楽しかっただろうな。
そういう日って・・・。やっぱり、平日ならでは・・・、の・・・、もの?

海あり山あり、いい空気あり。そして爽やかな秋の風で天気も良く。
気分のいいこと盛り沢山で、本日の走行距離390km。なかなかのものでした。

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...