2013年9月15日日曜日

街道を行く~中山道 その1 「木曽十一宿の内の三宿」

 
“木曽路はすべて山の中である”、
という書き出しで始まる島崎藤村の歴史小説、「夜明け前」。
この舞台となった木曽路を久し振りに訪れることができました。
 
その昔、江戸と京都を結ぶ街道の一つであった中山道。
その中山道の中でもここ木曽谷にあった十一ヶ所の宿場町は、
現在でも江戸当時の面影を色濃く残す場所として、「木曽十一宿」と呼ばれています。
 
北から、
贄川(にえかわ)宿
奈良井宿
藪原宿
宮ノ越宿
福島宿
上松(あげまつ)宿
須原宿
野尻宿
三留野(みどの)宿
妻籠宿
馬籠宿
 
今回訪れたのは、南側から馬籠~妻籠~奈良井の三宿。
木曽路の中でも超人気スポットの馬籠宿と妻籠宿には、
観光客の少ない時間に行くことができてとてもラッキーでした。
 
坂道に沿って軒を連ねる馬籠宿です。
 
国や自治体や地元の人達が、この何百年も続く街並みを保存してくれています。
しかしながら、保存地域に指定されたばかりに改築・新築が思うようにいかないのも現実です。
地元の人達が不便を我慢して保存を維持する努力を我々観光客は忘れてはならないと思います。

 さて、次は馬籠宿と並んで人気の高い隣の妻籠宿です。
 
 


 
 
こうして改めて眺めてみると、本当に山の中です。
当時は当然道も悪かっただろうし、山賊もしょっちゅう出たであろうことが容易に想像できますね。

さらに北に向かってバイクを走らせて着いたのが、奈良井宿。


狭い道の両側に並ぶ家並みは、ある一定の法則(条件)に沿って建てられているそうです。
 
そしてここは、すぐ北隣の平沢という地区と並び木曽漆器で有名で、
お箸やお椀やお盆といった日常品から趣味的なものまで扱う漆器店が数多くあります。

お箸ぐらいは買おうと思っていたのですが、種類も値段も多過ぎて結局何も買わずじまいでした。
いや、隣の平沢の方が漆器店も多かろう、と思って平沢に向かったのですが、
こちらは全く観光客向けではなく、連休の初日にもかかわらず開いている店がほとんどない状態。
しかも並んでいる商品をチラッとみるとどれもが高級品ばかり。
また奈良井に戻る訳にもいかず、このまま帰ることにしました。

 
ただ、ここまで来て何も買わないというのもちょっとアレなので、
奈良井の駐車場のお兄ちゃんから聞いた塩尻のワインを買って帰ることにしました。
 
何でも、塩尻市の「桔梗ヶ原」という場所は長野県内でも有数のワインの産地なのだそうです。
そういわれて気を付けていると、帰り道で桔梗ヶ原に差し掛かると辺りにはブドウ畑が広がって、
ほんのりとブドウの香りがしました。
 
風景の中にある香りが楽しめるのもバイクツーリングの良さですね。
 
本日の走行距離は690kmを超えた、15~16時間にも及ぶツーリングでした。
早朝3時過ぎに出て夜7時頃帰宅、誰もこんな無茶なツーリングには付き合ってくれません。
でも、決して走りっ放しではなく、バイクを降りてブラブラ歩く時間も充分に取れて、
我ながら面白い楽しいツーリングだったと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 


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