2014年3月22日土曜日

“縁”とはやっぱり不思議なものです

これを買い替えたのは昨年6月のことでした。
以来、新しいバイクに慣れることにとにかく精一杯で、こいつの事などほとんど忘れておりました。

店に行くと、納車になったお客さんとバイクとの記念写真が貼ってある一角があります。
昨年の秋頃、見るともなしにここを見ていたら新しいオーナーとの写真が貼られていました。
8月に次のオーナーの元へと旅立って行ったようです。

ボクは、N氏というその男性のことはもちろん知りませんでしたし、これからも知ることはないだろう、と思っていました。

毎日のように新しいオーナーが誕生しても、なかなかツーリングで一緒になることもないし、
例えツーリングに参加して朝から夕方まで一緒にいたとしても、
余程の事がない限り言葉を交わすこともなく終わってしまって、
ずっと知り合えないままでいることの方が多いような気がするんです。

一方新しい相棒のこちら。
実は昨年の6月に納車になって間もなく、近くのカスタムショップでマフラーを交換しましたが、
その時元のマフラーを、“今日は持って帰れないので近々取りに来ますね”と、言ったきり、
半年以上店に預けっ放しにしていました。

気にはなっていたものの何かと(遊びに)忙しく、行こう行こうと思っていながら早や9か月、
いくらなんでももうやばい、と思い、電話をして取りに行く連絡をしました。

そしてある日の午後、店に行ったところ前に乗っていたのと同じ型の赤いバイクが停まっていました。
へぇ~、珍しいこともあるもんだなぁ、と思って近付いて良く見ると、
何と!ボクの乗っていたバイクではありませんか!

今度のオーナーって一体どんな人???
と、見回すとすぐに見つかったので、以前このバイクに乗っていたと自己紹介をした後、
いろいろ話をすると、N氏はマフラー交換の相談でこの店を探して来たことがわかりました。

ちょうどボクの家では、前のバイクで使っていた「北米マフラー」を保管しており、
前々からどうしようか考えていたので、もし良かったらどうか、と話をしたところ大いに乗って下さり、
トントン拍子に話が進んで今日22日を迎えることになったのでした。
という訳で、今日は“出張で”マフラーの交換作業をして来ました。

1時間程で作業は完成。N氏が恐るおそるエンジンを掛けてみます。
ボクにとっては久し振りの懐かしい音です。
やはり、“らしい”音がしますね。

“求めていたのはまさにこれ”、とN氏は満面の笑みで応えて下さり、
その喜びようったらまるで子供が欲しい物を手に入れた時のようでした。

夕方電話で話をしたところ、楽しくて楽しくて100kmも走ってしまったのだそうです。
電話の向こうのN氏は本当に嬉しそうでした。

貰い手が見つからず長く休んでいたマフラーが、またもう一度同じバイクと一緒に走ることができ、
そして、その組み合わせに新しいオーナーがものすごく喜んでくれて、
あの日あの時、店にマフラーを取りに行かなかったらこんな“縁”には巡り合わなかったことを思うと、
“物”の“縁”あっての“人”との“縁”、そしてまた、“人”の“縁”あっての“物”との“縁”を感じずにはいられません。

“縁”とはやっぱり不思議なものです。




2 件のコメント:

  1. 凄い縁ですね。
    もしかしたら前のバイクが「あのマフラー」を恋しがり、
    新旧のオーナー引き合わせたのかもしれませんね。

    やはりハーレーは「音」も大事ですから!
    あ、うちのハーレーは今年車検だったかも、、、元に戻すのがメンドクサイ(; ^ω^)

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  2. そうなんです。
    偶然とはいえ、物凄いものを感じてしまいます。
    こういうことがあるので、
    人の縁や物の縁など、縁は大事にしたいですね。

    車検のたびにいろんな所を元通りにするのは大変ですよね~。
    面倒臭いとは云ってもそれがまた楽しみだったりして・・・。

    返信削除

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