2014年5月8日木曜日

大社の近くなのに誰もが素通りしてしまうすごい神社

当然のことですが、12月と比べると5月の太陽はかなり高い所にあります。

これは昨年12月の朝9時頃の風景です。

これが今年5月の9時頃です。

ここは「社家通り」と云います。
大社に関係した方々の住まわれる所でしょうか?独特の雰囲気があってとても静かな通りです。

出雲大社からこの「社家通り」を200m程東に歩いた所に「命主社(いのちのぬしのやしろ)」があります。

人がやっとすれ違える程狭い民家の間の路地を入った所です。
どれだけすごい場所なのかというと、
神職が元旦に、出雲大社の次に出向いて祭典を行なう、と書いてあります。
大変失礼な言い方ですが、こんな小さな神社が、ですよ。
いやはや、わからないものですね。
物理的な大きさの問題ではないようです。
そう考えると、この「命主社」にはものすごい重みを感じます。

そしてさらにここで見逃してはならないのが、社の手前にあるムクノキの大木です。
この根の張り方、“根張り”、から“粘り”と云われるようになって、
そしていつの頃からか、“この根っこを触ると粘り強くなれるらしい”などという噂が広がり、
みんなが根っこを触るようになってしまったために木の周辺が荒れたり生育にも悪い影響が出て来たのでしょうか、
今ではこの木の周りにロープが張られて簡単に触れないようになっています。
それでも粘り強くなりたいと思ってちょっとだけ撫でて来ました。

さて、今度は大社から少しだけ西に進みます。
神在月になると八百万の神がやって来ると云われる「稲佐(いなさ)の浜」が出雲大社の西にあり、
そして、その稲佐の浜の近くには「因佐神社(いなさのかみやしろ)」があります。
ここも民家と畑の間の狭い道をクネクネ走った一番奥にありました。
同じ「いなさ」でも、“稲佐”と書いたり“因佐”と書いたり、この看板では“伊奈佐”と書いたり、
よくわからないですね。

さてさて、次はかなり大事な神社です。
昨年も一度来ていますが、どうも気になって気になってしょうがないのでまた今回も来てしまいました。
「万九千(まくせ)神社」です。
周囲を田んぼとそこに点在する民家に囲まれた(決して狭く囲まれている訳ではないのですが)、
と云うより、そういう所にポツンとあるのがこの神社です。
そして、“万”、“九”、“千”と数字だけの名前なんて何か意味有り気ですが、良くわかりません。


この神社も決して大きくないので、大したことがないように見えます。
しかし、ここは上の写真の説明にもあるように、
八百万の神が出雲に来てそれぞれの国に旅立つ最後の場所なんだそうです。
“神様の旅立ち”、すなわち“神立(かんだつ)の場所という訳ですね。
そういえば、この近くを通る国道の橋が「神立橋」という名前でした。

“まさか、ここがぁ?”と思える程小さな目立たない神社です。
そのためか、訪れる人が殆どいませんでした。
出雲大社とは切っても切れない関係の神社なのに。

ここも今年の秋に遷宮の行事があります。
本殿は何と!千二百年ぶりとなる修復工事をしています。
昨年来た時にはもう始まっており、現在もまだ工事中。
この秋の遷宮に合わせて完成するようです。

それにしても、この“千二百年ぶり”という言葉を見たり聞いたりすると、
出雲を流れる時間が“何十年”などという短い単位ではなく、
もっと長い長いゆったりしたものとして感じます。

狭い境内に小さなお社が六社もあるなど、
この神社には“タダ者”ではない気配と気位を感じさせる“何か”がありました。

出雲の神社はやっぱりすごいぞ。





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