2014年5月10日土曜日

神社の造り

我々が普段何気なくお詣りしている神社には、大きく分けて3種類の建築様式があると云われています。

伊勢神宮に代表される「神明(しんめい)造り」、住吉大社に代表される「住吉造り」、
そして出雲大社に代表される「大社(たいしゃ)造り」。
また、“「住吉造り」的な”といったそれぞれの造りに近いものもあるようです。

まずここでは、神明造りと住吉造りはとりあえず置いておきます。

出雲地方に多い「大社造り」とは、どんな建築様式なのか、簡単に説明しましょう。

そう、考古学にも建築学にも詳しくないこのボクが説明するのですから、複雑である訳がない。
簡単にしか説明できませんが、簡単ならではのわかりやすさもあるかもしれませんよ。


さて、上の写真は「須佐神社」の本殿ですが、これを例にして説明しますね。

まず、神社の屋根は「切妻」です。
切妻屋根とは本を開いたような屋根の形ですが、
一般住宅の切妻とは違って傾斜がかなりきつい構造となっています。

次にその入口ですが、切妻の「妻」(の方向と云うんだそうです)側にあるので、
これを「妻入り」と呼びます(下の写真の赤丸)。

このように、「妻入り」の構造だと、
「宇豆柱(うずばしら)」という一本の太い柱(黄色の矢印)が中心を通っているので、
入口を右か左に寄せなければなりません(大抵は右にあります)。

そのため、正面から見ると左右非対称となっています。
(本殿は手前にある拝殿の奥にあるのでなかなか正面からは見られないのが通常ですが)

上の写真の鹿島神宮と比べるとずいぶん違いますね。
鹿島神宮は切妻の屋根の平らな方に入口のある、「平入り(ひらいり)」と呼ばれる構造です。
こちらは正面から見て左右が対称となっています。

そして土台部分を良く見ると、須佐神社の方は地面に直接建っているのではなく、
いわゆる「高床」となっていますが、
これは古代の高床式住居から発達したものと云われており、
出雲地方の神社はほとんどがこのような形になっています。

この後紹介して行く神社も大体がこのような構造ですので、写真を良く見て下さいね。


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