2012年10月7日日曜日

秘湯を訪ねて その1:新潟県 【貝掛温泉】

今回訪れたのは、新潟県にある「貝掛温泉」という山の中の一軒宿。いわゆる「秘湯」と呼ばれている温泉です。

ここも実は少し前にTV番組で紹介されていました。
ただ、普通の温泉とはちょっと違う。
どう違うのかというと、この温泉は“眼病に効くらしい”んです。

という訳で、今回は新しい相棒に娘を乗せてやって来ました。
二人とも“眼病”という程のものではないのですが、ボクは疲れ目とドライアイ、そして娘もドライアイ。
症状が少しでも和ぐのであれば、来た甲斐があったというものです。

関越道を湯沢ICで降りて、国道17号線を東京方面に少し戻って来ます。
国道から入る所はこんな感じです。

そして、左の写真の奥に見える、車が1台やっと通れる幅しかない細い橋で清津川を渡った所がこの貝掛温泉です。
 
 
 

この写真の左下に6つ並んでいるサイコロの目のようなものが温泉のランクを表わしています。
ここは全部が最高の“5”です。
泉質の良し悪しとか源泉かどうか、加熱や加水をしていないかどうか、など、
いかに自然の状態に近いものかがポイントですね。源泉からのまさに“掛け流し”の天然温泉です。

そして、この貝掛温泉は古くから眼病に効く温泉として知られていました。
何でも、他の温泉にはない成分が含まれているんだそうです。
眼医者さんで目を洗う時に使用する、“ホウ酸”がそれで、ここはそのホウ酸を多く含んだ温泉なんです。
一時はあの目薬で有名な「参〇製薬」から、「貝掛温泉の成分と同じ」と謳った目薬が発売されていたんだそうな。

しかし、温泉が効くかどうか、これには大変個人差があるものなので、
いくら眼病に効くと言われてもねぇ、すぐには信じられませんよね。
まぁ、実際に温泉に入って試してみるしかありません。

撮影が禁止されているので露天風呂の写真はありませんが(温泉のHPから入って見てみて下さい)、
源泉で直接目を洗ってやります。
そしてその時に目玉を取り出して洗うとより効果的です・・・って訳ないゎ。
源泉は上の写真にもあるように、湯温が大変低く体温以下の35.8°。眼に優しいちょうどいい温度です。

宿の方に、「お客さんの中には毎月ここに来て、温泉に浸かった帰りにペットボトルに源泉を入れて持ち帰る方も多い」
という話を聞いたので、それなら、と用意してきたペットボトルに遠慮なく源泉を頂戴して来ました。

ボクの場合、左目の視力がちょっと悪く、そして充血しがちのため市販の目薬を常用しています。
以前、実際に医者にかかったことがあるのですが症状の改善が見られず、ってことは、
たぶん、“ヤブ”だったんでしょう、それ以来行っていませんでした。

そして今回、帰宅後、早速頂いて来た温泉で目を洗ってみました。
寝る前にも良く洗ってやります。すると・・・・・、
物の見え方はともかく、目薬を差していた時とは朝起きた時の感覚が微妙に違うような、
それは、
今までとは「かなり明らかにやや違うような気がする」程度まで
「改善されたような気がする感じ」です。

温泉なんですから、そんなすぐには効果は出て来ませんて。
もう少し続けていったところでまた報告しましょう。









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