2013年4月14日日曜日

そうだっ!桜を見に行こう! (前編)


桜の花に特別な想い入れがあるかというと、決してそうではありません。
桜を見ることができようができまいが、そんなのは別にどうでもいい事で、まぁ、見られなければそれまでって話です。

ここのところ週末の天気があまり芳しくなく、しかも来週はチャプターのツーリングなのでその前に久し振りにどこかを走って来たいなぁ、
という気分になったところで、さて、どこに行くか?
福島の桜の見頃は今月末の連休あたりだから東北はやめとこう(桜なんてどうでもいいと云っておきながら結構気になってます)。
山梨はもうとっくに終わってるし・・・。それじゃぁ、長野はどうだ?

そこで早速開花情報と天気情報の収集を始めます(あれぇ?桜なんてどうでも良かったんじゃなかったっけぇ?)。

週末の天気が「曇り時々晴れ」から「晴れ時々曇り」に変わって来て、前日金曜日には遂に「晴れ」となりました!
しかも、“日曜日は風が強く吹くので、お出掛けには土曜日が最適でしょう”、“土曜日はお出掛け日和になります”。
とくれば、出掛けない訳にもいかず、今日も暗い内に起き出してやって来ました。


途中の「杖突峠」ではこんな景色が楽しめます。

西を見ると諏訪湖の向こうの雲のさらに向こうに北アルプス(左の写真)。北を見れば諏訪の市街地の向こうに蓼科の山々(中央の写真)。
そして東には八ヶ岳連山(右の写真)。頭の上には雲ひとつない、まさに「快晴」であります。

ほら、こういうところに普段の行ないが出て来るんですよねぇ。そうそう、お天道様はちゃぁんと見ていて下さるんです。
この通り、もう完璧に天気の神様を味方に付けてしまったので、今日は怖いものがありません。
遂に運が向いて来たか?ウン、ウン。

さて、前置きが結構長くなりました(え?今までが前置きかい?)。

今回の行先に選んだのは、高遠城址公園、上田城址公園、懐古園、この3か所でした。
やっぱりボクも日本人です。桜と富士山は外せない。
どうでも良くて興味もないような事を言っておきながら、わざわざ桜を見に行くことにしちゃいました。

高遠は、“あそこの桜は綺麗だから一度見といた方がいいよ”、と何人もの人から言われて、そうだそうだせっかくだから、と選び、
上田城址の桜は、毎日の通勤で良く見る駅のポスターがキッカケ。上田まで行くので小諸はちょうど帰り道だから、と懐古園を選び。
今まで何度となく長野には行っているはずなのにまだ一度も行ったことがない所ばかりで、それだけに今回はとても楽しみです。

最初は「高遠(たかとお)」です。
小さい町で道も狭いのに、この時期だけは訪れる車の数が半端ではない。まだ10時前だというのに駐車場はどこも満車。
バイクも駐車できる所が少なくて、街を一周してやっと停められました。車でなくて良かったぁ。




公園の桜は満開、そして人出も満開です。

ここの桜は「タカトオコヒガンザクラ」という品種なのだそうですが、そこまで興味を持って見ている訳ではないので、
「ソメイヨシノ」との違いが今一つピンと来ません。
この公園には樹齢が130年を越える老木を含め約1,500本にものぼる桜の木があるんだそうです。
そしてそれが桜の樹林を作っていると。なるほど、そう云われてみると確かに、「桜の森」のようでもありました。
そういう所でもあるので、日本さくらの会の「さくらの名所百選」にも選ばれているそうです。

ところで、この「〇〇百選」なるもの、いろんな種類の「百選」があって、誰がどういう基準で選んでいるのか、いつも不思議でなりません。
そもそもこの「百選」には何種類ぐらいの「百選」があるのでしょうか?まさに文字通り百種類ぐらいの「百選」があるのかしらねぇ。

おっと、話を戻しますが、我が友人のU氏によると、
綺麗な桜の花の下には汚い酔っ払いがいて、さらにその下には死体が埋まっているらしく・・・。
死体はともかく、「汚い酔っ払い」がいるのはよく見掛ける光景ですが、上野公園などで良く見られる「アレ」は全くなく、
まだ朝早いためか出来上がっている人はさすがにいません。皆さん、お茶で大人しくやっています。

 
桜の花の向こうに見える残雪の南アルプスがきれいですね。
ピンクの桜と青い空と白い雪はまさに今の季節だけのコンビネーションです。早起きして来て良かったぁ。
 

「高遠の桜」、やっぱり人が云う通りの素晴らしくスゴイ桜でした。
段々気温も上がって来ていよいよ、お出掛け日和となって来ましたぞ。いいね、いいね。

後編に続く~・・・・・・

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