さて、「四の鳥居」で一礼して境内に入ります。
手前が拝殿で奥に屋根が少し見えるのが本殿です。
一般参拝客はここまでで、本殿まで行くことはできません。
実は、本当の境内というのはこの壁の向こう側を指すのだそうです。
それでもここに足を踏み入れた時から、空気が違うのがわかります。
何かピーンと張った空気というか、清々しくて背中が伸びて姿勢まで良くなるような気がします。
今回は前回行けなかった場所を中心にプランを立てました。
昨年もここにいたのに、実はうっかり忘れた所もあったので再訪問です。
まずは素鵞社(そがのやしろ)。
今回は残念ながら修復のためシートの中でした。
出雲大社とは別の神社で、大国主大神の父神である須佐之男尊(すさのおのみこと)を祀ってあります。
本当はこうです。
(「フォートラベル」口コミガイドより) |
そして、「十九社」。
拝殿を挟むように東西にこの十九社があるのですが、
今回西側は修復工事中のため、見ることができたのは東側だけでした。
旧暦十月の神在月には全国から神々、これを“八百万(やおろず)の神”と云いますが、
出雲に来られたその八百万の神の“宿泊所”となるのが、この「十九社」です。
神々の滞在中(旧暦十月)にはこの扉が全部開くらしいのですが、
今の時期は宿泊されていないので扉は閉まっています。
神様の数が八百万に対し、東西を合計して38の宿では到底足りないのではないか?
そんな疑問すらどこかに吹っ飛んでしまいそうな神話の世界は面白いですね。
出雲大社を後にして鳥居に向かう途中で、神官の皆さんが集まっているのを発見しました。
何をしているのでしょうか?良くわかりません。
「二の鳥居」の内側から「一の鳥居」の方を見るとこんな感じです。
まだ朝9時半過ぎなのに人がどんどんやって来ます。押し寄せて来る、と云った方がより正確かもしれません。
連休なんだなぁ、と改めて感じました。
神様の事はよくわからないですが写真が凄く良いですね〜!
返信削除発色もそうですが、最後の2枚は特に繊細な描写と、
空と雲の滑らかなグラデーションが素敵です。
しかあし、そんなことはどうでも良いくらいの
「構図感覚」がタマリマセン!
地平線の位置と絶妙なバランス感覚、素晴らしいです。
構図感覚は生まれ持った部分が大きいそうなのです。
いわゆる「才能」という奴ですね。
「黄金分割」だの「三角構図」など机上で勉強しても
絵画教室で「静物」を描写するならともかく
写真においては「お、こんな感じがいいなあ」には
まったく歯が立たないそうです。
さてさて、続きの写真を楽しみにしております!+ワク.。゚+.(・∀・)゚+.゚テカ+
いやいや、素晴らしいなんてお褒めの言葉を頂戴して
削除大変恐縮しております。
まさに、“お、ここいいじゃん”と、
あまり深く考えずに撮った写真たちでした。
空と雲の・・・、は、たまたまそういう空模様だっただけでして。
あとはカメラが足りない技術をカバーしてくれたと思ってます。