どちらかというと、以前は列車の旅の方が好きでした。
今ほどバスのネットワークがなかったし、夜行列車も数多くあったし。
ところが、昨年初めて夜行バスを利用してみて、その利便性にすっかりハマってしまいました。
超人気でなかなか予約が取れないという夜行寝台特急に比べると、
特に出雲に行くにはこのバスがベストではないかと思えるほどです。
今回また出雲行きを決めた時にも迷わずバスを選びました。
中国JRバスが運行する「スサノオ」という愛称の長距離バスで、
東京駅の八重洲口を出た後、渋谷マークシティを夜8時に出発します。
で、どの位の長距離かというと、800kmを優に超えるんですね。
東京(首都圏)発着の長距離バスの中で、800kmを超える路線はそうそう多くはありません。
そして、このバスのどこがスゴイかというと、利用者の“ツボ”を微妙に押さえている点でしょうか。
仕事を早めに終えて、一杯やりながらのんびり夕食を済ませてちょうどいい時間に出発、
夜通し走って早朝6時半過ぎにJR松江駅着、その後JR出雲市駅着が7時過ぎ、
終点の出雲大社には7時半頃に到着、というスケジュールで、
到着した1日を朝から有効に使うことができるんですね。
帰りもまたしかり。心憎いほどちゃんと“ツボ”を押さえてくれてます。
試食しながらお土産を物色してあれこれ選ぶ時間もタップリ取ることができて、
ここでも一杯やりつつ、こんなものを食べながらのんびり夕食を摂った後、
JR松江駅前を
この日は5分程遅れましたが、夜8時5分発が定時です。
予約が多かったせいか、上りバスは2台となりました。
1時間程走った米子道の蒜山SAで最初で最後の休憩を取った後は一路東京を目指して走って行き、
翌朝6時半頃に渋谷マークシティに到着します。
乗客と荷物を降ろしたらサッサと行ってしまいました。
東名で事故渋滞があって、予定より10分程度遅れていたので仕方ありませんね。
で、バスの旅は快適かそうではないか?
と言われると、ある部分は快適、別の部分はあまり快適ではない、と言えるでしょうか。
それでもまたバスを選んだ、ということは、トータルで考えて良かったからだと言えます。
往きのバスでは、イビキのでかい客が前の方と後ろの方に二人いて、
しかも合唱されてしまったので思うように眠れませんでした。
ついでに言うと、どうやらこの二人には“睡眠時無呼吸症候群”の症状があるようで、
少しイビキが続いたかと思うと突然静かになって、しばらくして「ふがっ、ふがっ」と来る。
この「ふがっ、ふがっ」の音(というのか、声というのか)が結構な大きさで車内に響くので、
そのたびにビクッとして眠れなかったんですね。
バスのシートは姿勢が固まって寝返りを打つのが難しく、
なかなか熟睡まではできないのですが、仮眠程度と考えるとこれで充分快適だと言えるでしょう。
長距離バス移動の達人となってきましたね!
返信削除それにしても自己渋滞にハマっても10分程度の遅れとは優秀です。
しかし自分以外のイビキは嫌ですね。
先に寝たもの勝ちといった感じでしょうか?
UMEはもちろんイビキをかきませんよ?
自分で聞いた事無いですから。
でもなぜか妻は毎晩、耳栓をして寝てますね。(´・ω・`)?
キングジムが発売したデジタル耳栓があれば鬼に金棒かもしれません。
http://www.kingjim.co.jp/sp/mm1000/
長距離バスは意外や意外!
削除結構便利なので、これからも使う機会が増えそうです。
それにしても今回のイビキには参りましたよ。
いろんな人に話を聞くと、やはり、
“先に寝たもん勝ち”しかないんだそうなので、
今度行く時には誰よりも先に寝てやりますよ。
でも、自分のイビキで目が覚めちゃったりしてね(*θ*);