2014年5月25日日曜日

今週は山です

この24日~25日にはあちこちでいろんなイベントが開催されています。

その中でボクに関係するものでは、まず、
「富士ブルースカイヘブン」
年に一度、富士スピードウェイで行われるハーレーダビッドソンの大イベントです。
全国各地から富士に向けて数千台ともいわれるハーレーが集まって来ます。
そして、ハーレーオーナーの大多数は、これを毎年楽しみにしています。

ところが、ハーレーオーナーの一人でもあるボクはこのイベントがあまり好きではありません。
過去2回参加したことがありますが、ボクにとっては“1年間待ちに待った”感が全くないのです。
なので、今年もこれは“パス”しました。

参加した皆さんには、今回は天気に恵まれて良かったと思いますし、
あとは、事故に遭わぬよう、起こさぬよう、帰って来てほしいと願います。

さて、今週開かれているもう一つの大イベントが、「東北六魂祭」であります。

今年で4回目となる東北六魂祭、今回は山形市で行われています。

当初、バイクで行くことを考えていろいろ調べてみたところ、山形駅の近くにバイクOKの駐車場を発見しました。
“これはいい!”と思いさらに調べてみると、ちょうどその駐車場は交通規制区域のド真ん中で、
一旦入ってしまうと夕方まで出せないこともわかりました。
それじゃダメじゃん、とバイクで行くことを諦め、“お得意の”夜行バスを使う方法を考えました。

さすがに出雲より近いこともあって、新宿を午後11時過ぎに出ても、山形には朝の6時前には着いてしまいます。
こうなると、今度はこの長い1日の時間の使い方が問題です。

まず、こんな時間からやっている店がないので、朝食が食べられない。
近くを観光してから山形市内に戻ることも考えましたが、それも今一つなのでどうしようか?

そうこうしているうちに、“山仲間”からのお誘いもあって、丹沢の大山に行くことになりました。
東名や小田急で、海老名の辺りで斜め右方向に見えるちょっと小高い(本当は結構高い)山がその大山です。
小田急の伊勢原駅からバスで30分程で着きますが、土日には臨時の直行バスが出るくらいの人気です。

バスの終点の「大山ケーブル」駅からいきなり階段の洗礼を受けます。
とうふ料理・いのしし料理(鍋?)・鹿料理の店が並んだ階段を歩くこと約15分でケーブルカーの駅に到着。

ケーブルカーなんてものに乗るのはホントに何十年ぶりかもしれません。
意外にワクワクします。
“初めて遠足に行く小学生”、“お上りさん”状態で運転席のすぐ後ろに立ってしまいました。
途中、最大斜度25°という勾配を上って行きます。

このケーブルカー、何と!昭和40年製です。
その後、何らかの手が加えられているようですが、それさえも21年前!

これです、これ。電話など大昔の黒電話。しかも右のレバーでグルグル回すやつ。
そして、パイプで囲ってあるだけの”乗務員室”。簡単に入ることができますが“立入禁止”です。

どうやらこのケーブルカーは今年新造されるようです。
さすがにこれじゃぁね、という気がしないでもないのですが、シンプルな方が故障は少ない、というのもまた事実で、
どんなものになるのか楽しみではあります。

ところで、ケーブルカーの車両も普通の電車の車両も、それを造っている車両メーカーがある訳なんですが、
ケーブルカーを造る際のこの傾斜角というのは、どこの山のケーブルカーも同じなんでしょうか?
それとも、その山ごとの傾斜角に合わせて造っているのでしょうか?
水平な工場で、斜めになった床やシートの取り付けはどうするんだろう?
そして、完成したケーブルカーはどうやって運ぶのでしょうか?
山の中腹までトレーラー?そんな広い道はなかなかないでしょう?
麓からヘリコプターで吊り下げて運ぶ?
いろんな疑問が次から次へと湧いて出て来ます。ケーブルカーって不思議だ。

さて、ケーブル駅を出ると、今度は大山阿夫利神社の長い石段を上って境内へ。
広い境内には老若男女、多くの人達がいます。

これからの登山の無事を祈願して、さぁ、出発ですが・・・。

結構、急です。

大小さまざまな大きさの岩がゴロゴロ。

「岩」と「石」の違いは何だろう?
大きさなのか?だとすると、どんな大きさで区別するんだろう?なんて事を考えながら歩いて行きます。

木の根っこもボッコボコに出ていて歩きにくいことこの上なし。でもこれが自然なので仕方ありません。



大汗を流しながら着いたのが「富士見台」。

まさに「富士見台」の名の通り、ここからは富士山が大きく見えましたが、
薄雲がかかっていたので残雪と雲の白が一緒になってしまい、上手く写真には撮れませんでした。

さて、やっと山頂です。
ここは高尾山とは違い、ちゃんとした格好でないと登って来られない所です。
なので、山好きの人以外の“変な輩”はいません。
それがここの環境を維持することにもつながり、綺麗で静かな山頂になっているのだと思います。
休日の高尾山は、今や「大宴会場」と化しているようですからね。

そして今日は、同行の人達がチーズフォンデュを作って下さいました!
こんな所でチーズフォンデュが食べられるだなんて、
それまでおにぎりかカップ麺程度しか頭になかったボクにはとても新鮮でした。
空気のいい山頂で食べるので、さらに美味しさ倍増です!

山頂からは伊勢原を始め、厚木・平塚・藤沢・茅ヶ崎など湘南の市街地の向こうに相模湾が見えました。
写真ではわかりづらいのですが、江の島もちゃんと見えているんですよぉ。

中腹からの方が江の島は良く見えますね。

さて、山登りは、登ったら降りなきゃなりません。
どんなに山のてっぺんが気持ち良かろうと、汗を流した後のビールが美味しかろうと、
はたまたチーズフォンデュが美味しかろうと、“登りっ放し”はないのです。

食事を終えて少し落ち着いたらいよいよ下山することにします。
下る方が難しく危険です。
とはいえ、降りなくてはならないので、午前中登って来た急坂を降りて行きます。

膝がガクガクに“笑って”足元が覚束なくなりながらも、何とかかんとか山道を降りて来ましたが、
最後にこんな急な階段が控えていたことを忘れていました。うわぁ!、何というダメ押し。
さすがにここは手すりにつかまりながら降りて行きます。

こうして、大山登山の1日は終わりましたが、
それにしても帰りの駅の階段の辛かったこと!
階段はもう見たくない!と思った程です。

久し振りに本当に疲れて、地元の駅から家まではヨタヨタでした。








2014年5月18日日曜日

山形の温泉を諦めて向島でタイヤ交換

長年に亘って行きたいと思っていながらなかなか行けなかった山形県のとある温泉。

今この時期を逃したらまた来年に持ち越しになってしまう、と思い立って、
今朝は3時に起きて3時半過ぎに家を出発。

温泉だけならこんなに早く家を出なくてもいいのですが、
行った先のある場所でどうしてもやりたいことがあったので、この時間に出なければなりませんでした。

昨日の天気予報では山形県の米沢地方は曇りのち晴れ。しかし、朝のうち雨が残ると。
若干の不安はあったものの、向こうに着く頃には雲は取れるだろうと思っていました。

途中だいぶ雨雲が掛かっていましたが、雲の切れ間から陽も射していたので、
引き返すこともせず一路山形を目指します。

高速を降りて10分位、三つ目のトンネルを抜けるとそこは雨でした。
雨具は用意してありましたが、今日は急カーブの続く山道を走らなければなりません。

ここで潔く撤退です。勇気ある撤退と言ってもいいでしょう。

そうなると、あとは帰るだけ。
ガンガン走って昼少し過ぎには帰宅。行って帰って本日は何と、640kmの距離でした。
なぁ~んにもならないツーリングでしたが、あと1時間早く家を出ないと時間が足りないことがわかり、
次回の温泉リベンジへ向けての準備もできて、ちょっとは収穫があったように思います。

さて、
連休のある日ちょっと出掛けた時のことでしたが・・・。
信号待ちで止まっていると後ろの車から人が降りて来て、
後ろのタイヤがパンクしてるみたいですよ、と教えてくれました。

お礼を言ってすぐに近くのスタンドに入り見てもらっても良くわからず、
とりあえず空気圧を少し高めにして帰宅しました。

翌朝タイヤを見てみると、やっぱり少し空気が抜けていました。
近くのタイヤショップでよ~く見てもらうと、
エアバルブのゴムの根元にヒビが入りそこから漏れていた、との事。
コイツの根元です。

そしてさらに見てもらうと、何と何と!このタイヤ、2006年製だったそうで!
結構山があったし新しそうだったので全く気にしてませんでしたが、
良く見るとタイヤの溝にもヒビが入っています。

話によると、これはタイヤのヒビの中でもかなり危険な部類に入るそうで、
早急に交換しなければならない状態だったようです。
まぁ、8年も前のタイヤだし、そりゃそうですよね。

という訳で、古くからの付き合いのあるタイヤ屋さんで交換をお願いすることにして、
完成するまでの約1時間、向島をちょっとブラブラします。

ここまで来るとやっぱりこれですね、これ。

“にわかカメラマン”の多い源森(げんもり)橋から。
ボクもそのにわかカメラマンの一人ですが。

東武の「赤城特急」とスカイツリー。

ここから隅田川はすぐ近くです。

お父さんの声に振り向く男の子。
そう、車には気を付けなきゃね。ほら、車が来てるぞ。

向島では100円で頑張っている自販機が目に付きました。

ここにも。

でも、そこへいくとさすがコカ・コーラさんだけは値段を崩しませんねぇ。
あれぇ?1種類だけ100円がある!

旧業平橋駅です。
駅名も変わっちゃったし、人の流れは大きく変わったし。何だかなぁ!

昔は埃だらけでデコボコのきったねぇ道だったのが、今やこうですよ。

浅草の「力車」が言問橋を渡ってここまで来ています。今では浅草とスカイツリーがセットですね。

こんな裏通りにも「力車」が。こいつなかなかいい男じゃん(イケメンて言葉嫌いなんですよね)。

昔は日曜日なんてほとんど客がいなかったであろうお寿司屋さん。
今は大変なことになっているんでしょうね。
業平橋の駅前だし、あ、“とうきょうスカイツリー”駅でした。まだ慣れていないんですよ。

ブラブラすること約1時間、交換作業が完了しました。ほら、新品の印の赤と緑のラインが入ってるでしょ?

向島から20km程走って帰って来るとラインが少し消えて“一皮剝けた”状態になりました。
もう大丈夫です。

それはそうと、今シーズン中に山形は必ず行かなきゃね。

2014年5月17日土曜日

今の季節は海もいいですね


早起きして山形の温泉に行くつもりでしたが、予報がだんだん悪くなって来たので中止。
それじゃぁ、ちょっと飲んじゃえ、と昨夜は飲み過ぎたので、
今日、長野でH.O.G.のイベントがあるも、朝起きられなかったのでこちらにも行かず。

それにしても今日はいい天気でした。

こういう日は遠くに出掛けた方が良かったのかもしれないのですが、
8時過ぎに家を出てのんびり走って行ける所と云ったら銚子ぐらい。
そう、“困った時の銚子”に行きました。


梅雨入り前のカラッとした今頃は海も穏やかで気持ちがいいですね。
今の季節の海はとても好きです。

ところで、先週取り換えたマフラーの具合の実にいいこといいこと。
前のマフラーを取り付ける時に施した燃料調整との相性もバッチリで、バイクが別物のようでした。
そう、たかがマフラー、されどマフラーです。
それがまた走るのを楽しくしてくれるんですね。

そして、ここまで来るといつものこの店でお昼です。

数年前に来た時から値段があまり変わっていません。改築して綺麗になったのに良心的です。

昼食後、今日はちょっと余裕があったので屏風ヶ浦を見に行きます。
暑くもなく寒くもなく、こんな日はこの草の上で昼寝でもしたいですね。

ところで、このたび、春~初秋用として、新しいブーツを購入しました。

一見登山靴のようですが、軽くて足にフィットして、しかも中敷きが厚いので楽です。
防水でありながら湿気を逃がすので足が蒸れません。
これからの季節に大活躍すること間違いなしです。

そしてもう一つ、このブーツには意外なお土産が付いていたのでビックリと同時に嬉しくなりました。

実は、今度の駐車場は写真の通りの簡易舗装なのですが、この舗装、使っている小さい砂利が取れて浮いて来るんですね。

底の平らなブーツでは、地面を踏ん張ったつもりがその砂利を踏んでズルっと滑り、
バイクを転倒させてしまうことがあります。
ボクはそれで何度も危ないメに遭っています。

これは、石ころの大きさの問題ではありません。
小豆くらいの大きさの石を踏んでも倒れることがあるんですよね。
僅か数ミリの小豆が四百数十キロもあるバイクを倒すのです。

今日初めてこのブーツを履いて恐る恐る動かしてみたところ、この小砂利をものともしませんでした。
嬉しいオドロキです。

秘密は靴底のこの凸凹。
 
凹んだ部分で小砂利を入り込ませ、突き出した部分で踏ん張るのでスリップしないという訳ですね。

助かりました。これでまたお出掛けが楽しくなりそうです。


最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...