この24日~25日にはあちこちでいろんなイベントが開催されています。
その中でボクに関係するものでは、まず、
「富士ブルースカイヘブン」
年に一度、富士スピードウェイで行われるハーレーダビッドソンの大イベントです。
全国各地から富士に向けて数千台ともいわれるハーレーが集まって来ます。
そして、ハーレーオーナーの大多数は、これを毎年楽しみにしています。
ところが、ハーレーオーナーの一人でもあるボクはこのイベントがあまり好きではありません。
過去2回参加したことがありますが、ボクにとっては“1年間待ちに待った”感が全くないのです。
なので、今年もこれは“パス”しました。
参加した皆さんには、今回は天気に恵まれて良かったと思いますし、
あとは、事故に遭わぬよう、起こさぬよう、帰って来てほしいと願います。
さて、今週開かれているもう一つの大イベントが、「東北六魂祭」であります。
今年で4回目となる東北六魂祭、今回は山形市で行われています。
当初、バイクで行くことを考えていろいろ調べてみたところ、山形駅の近くにバイクOKの駐車場を発見しました。
“これはいい!”と思いさらに調べてみると、ちょうどその駐車場は交通規制区域のド真ん中で、
一旦入ってしまうと夕方まで出せないこともわかりました。
それじゃダメじゃん、とバイクで行くことを諦め、“お得意の”夜行バスを使う方法を考えました。
さすがに出雲より近いこともあって、新宿を午後11時過ぎに出ても、山形には朝の6時前には着いてしまいます。
こうなると、今度はこの長い1日の時間の使い方が問題です。
まず、こんな時間からやっている店がないので、朝食が食べられない。
近くを観光してから山形市内に戻ることも考えましたが、それも今一つなのでどうしようか?
そうこうしているうちに、“山仲間”からのお誘いもあって、丹沢の大山に行くことになりました。
東名や小田急で、海老名の辺りで斜め右方向に見えるちょっと小高い(本当は結構高い)山がその大山です。
小田急の伊勢原駅からバスで30分程で着きますが、土日には臨時の直行バスが出るくらいの人気です。
バスの終点の「大山ケーブル」駅からいきなり階段の洗礼を受けます。
とうふ料理・いのしし料理(鍋?)・鹿料理の店が並んだ階段を歩くこと約15分でケーブルカーの駅に到着。
ケーブルカーなんてものに乗るのはホントに何十年ぶりかもしれません。
意外にワクワクします。
“初めて遠足に行く小学生”、“お上りさん”状態で運転席のすぐ後ろに立ってしまいました。
途中、最大斜度25°という勾配を上って行きます。
このケーブルカー、何と!昭和40年製です。
その後、何らかの手が加えられているようですが、それさえも21年前!
これです、これ。電話など大昔の黒電話。しかも右のレバーでグルグル回すやつ。
そして、パイプで囲ってあるだけの”乗務員室”。簡単に入ることができますが“立入禁止”です。
どうやらこのケーブルカーは今年新造されるようです。
さすがにこれじゃぁね、という気がしないでもないのですが、シンプルな方が故障は少ない、というのもまた事実で、
どんなものになるのか楽しみではあります。
ところで、ケーブルカーの車両も普通の電車の車両も、それを造っている車両メーカーがある訳なんですが、
ケーブルカーを造る際のこの傾斜角というのは、どこの山のケーブルカーも同じなんでしょうか?
それとも、その山ごとの傾斜角に合わせて造っているのでしょうか?
水平な工場で、斜めになった床やシートの取り付けはどうするんだろう?
そして、完成したケーブルカーはどうやって運ぶのでしょうか?
山の中腹までトレーラー?そんな広い道はなかなかないでしょう?
麓からヘリコプターで吊り下げて運ぶ?
いろんな疑問が次から次へと湧いて出て来ます。ケーブルカーって不思議だ。
さて、ケーブル駅を出ると、今度は大山阿夫利神社の長い石段を上って境内へ。
広い境内には老若男女、多くの人達がいます。
これからの登山の無事を祈願して、さぁ、出発ですが・・・。
結構、急です。
木の根っこもボッコボコに出ていて歩きにくいことこの上なし。でもこれが自然なので仕方ありません。
大汗を流しながら着いたのが「富士見台」。
まさに「富士見台」の名の通り、ここからは富士山が大きく見えましたが、
薄雲がかかっていたので残雪と雲の白が一緒になってしまい、上手く写真には撮れませんでした。
さて、やっと山頂です。
ここは高尾山とは違い、ちゃんとした格好でないと登って来られない所です。
なので、山好きの人以外の“変な輩”はいません。
それがここの環境を維持することにもつながり、綺麗で静かな山頂になっているのだと思います。
休日の高尾山は、今や「大宴会場」と化しているようですからね。
そして今日は、同行の人達がチーズフォンデュを作って下さいました!
こんな所でチーズフォンデュが食べられるだなんて、
それまでおにぎりかカップ麺程度しか頭になかったボクにはとても新鮮でした。
空気のいい山頂で食べるので、さらに美味しさ倍増です!
山頂からは伊勢原を始め、厚木・平塚・藤沢・茅ヶ崎など湘南の市街地の向こうに相模湾が見えました。
大小さまざまな大きさの岩がゴロゴロ。
「岩」と「石」の違いは何だろう?
大きさなのか?だとすると、どんな大きさで区別するんだろう?なんて事を考えながら歩いて行きます。
木の根っこもボッコボコに出ていて歩きにくいことこの上なし。でもこれが自然なので仕方ありません。
大汗を流しながら着いたのが「富士見台」。
まさに「富士見台」の名の通り、ここからは富士山が大きく見えましたが、
薄雲がかかっていたので残雪と雲の白が一緒になってしまい、上手く写真には撮れませんでした。
さて、やっと山頂です。
ここは高尾山とは違い、ちゃんとした格好でないと登って来られない所です。
なので、山好きの人以外の“変な輩”はいません。
それがここの環境を維持することにもつながり、綺麗で静かな山頂になっているのだと思います。
休日の高尾山は、今や「大宴会場」と化しているようですからね。
そして今日は、同行の人達がチーズフォンデュを作って下さいました!
こんな所でチーズフォンデュが食べられるだなんて、
それまでおにぎりかカップ麺程度しか頭になかったボクにはとても新鮮でした。
空気のいい山頂で食べるので、さらに美味しさ倍増です!
山頂からは伊勢原を始め、厚木・平塚・藤沢・茅ヶ崎など湘南の市街地の向こうに相模湾が見えました。
写真ではわかりづらいのですが、江の島もちゃんと見えているんですよぉ。
中腹からの方が江の島は良く見えますね。
さて、山登りは、登ったら降りなきゃなりません。
どんなに山のてっぺんが気持ち良かろうと、汗を流した後のビールが美味しかろうと、
はたまたチーズフォンデュが美味しかろうと、“登りっ放し”はないのです。
食事を終えて少し落ち着いたらいよいよ下山することにします。
下る方が難しく危険です。
とはいえ、降りなくてはならないので、午前中登って来た急坂を降りて行きます。
膝がガクガクに“笑って”足元が覚束なくなりながらも、何とかかんとか山道を降りて来ましたが、
最後にこんな急な階段が控えていたことを忘れていました。うわぁ!、何というダメ押し。
さすがにここは手すりにつかまりながら降りて行きます。
こうして、大山登山の1日は終わりましたが、
それにしても帰りの駅の階段の辛かったこと!
階段はもう見たくない!と思った程です。
久し振りに本当に疲れて、地元の駅から家まではヨタヨタでした。