今回のツーリングは予想していた通り、2日間で約1,000kmを走りました。
(1日目:493km 2日目:539km 計1,032km)
ここに来て朝晩が少し冷えるようになると、日中の暑さ対策よりも「冷え」への準備が必要になって来ます。
暗い未明より日の出の直前が一番冷え込むので、それに見合った服装で出掛けますが、
やはり気温が低いのと走行風で体感温度はだいぶ下がって来ます。
特に、東名の大井松田から御殿場・裾野辺りの標高の高い地域を夜明けに走っていたので、9月とは思えない「寒さ」でした。
そこで今回まず活躍したのがこのシートヒーターです。
LoとHighの二段切り替えになっています。
ヒートウェアがあるのでたぶん使わないだろうと思っていましたが、今時分の季節の変わり目には有難い装備でした。
それからもう一つ。これも、ヒートグローブがあるから使わないだろうと思っていたグリップヒーターです。
走っていて結構手の冷える時間がありました。少し温めるのにちょうどいいです。
ところで、もともとあまり地図は持たない方だったのですが、最近は特に「本」の地図を持って出掛けることが少なくなりました。
ここのところ専ら使うのがiPad miniで、地図ソフトを4種類程入れてありますが、
GPSのおかげで知らない土地でも現在地を把握できるのが何と言っても強い味方となってくれています。
そしてそういった機器の充電のために、ツアーパックの中にはこういう物を付けました。
12Vの電源です。
ここのソケットにUSB用の二口(“にろ”ではありませんよ。“ふたくち”です)プラグを差し込んで、
こうやって使います。
充電状態が心配でも、走行中に充電できるので安心、心配無用です。
それに充電中は電源が入った状態になっているので、道に迷ったり調べたいことがあった時には、
降りてすぐ開いて見ることもできます。
二口プラグを差しているので、もう一つでスマートフォンなどの充電もできるスグレものです。
また、一人のツーリングは自由で気楽な反面、話し相手がいない寂しさがいつも付いて回ります。
それを解消してくれるのが音楽を始めとする、いわゆる“音”の類なのですが、
有難いことに今度のバイクにはCD+AM/FMチューナーが標準装備されています。
お気に入りのCDを聴くこともできますが、1枚ずつ入れるタイプなので停まるまで交換できません。
そこで、iPodの登場。これだと自分から止めない限り音楽は流れっ放しです。
これを両ピンジャックでiPod側とオーディオ側とに繋ぎます。
このままだとバッテリーを喰うばかりなので、次に電源に繋ぎます。
実は、12Vの電源はフロントカウルの内側にもひとつあり、
こちらには単独のプラグを差し込んで、iPod専用電源とします。全部繋げるとこうなります。
これで充電切れの心配から解放されます。
さて、このiPodをどこにどう“置く(固定する)”かが次の問題です。
当初はウィンドシールドの端にiPodのクリップで留めていましたが、
振動と滑りやすいため走り出してすぐに脱落してしまいました。
そこで、本体はそれほど重くないのでマジックテープ(ベルクロ)を使うことにしました。
こうです。
バイク本体のこの黒い部分はソフトパッドなのでやや安定感に欠けるのですが、
下のベージュの部分に黒い物を貼り付けると使わない時にカッコ悪いので、黒同士で目立たないようにしました。
実際に貼り付けるとこうなります。
まぁ、こうして書いて来ると良い事尽くめのようですが・・・、
走行中の風切音・エンジン音・マフラーからの排気音という雑音が混ざり合い、
さらにはそれをヘルメットという障害(遮音)物を通して聞くという悪条件、
そして、スピーカーから離れて自分の耳に届く頃には音の周波数と波形が変わってしまって、
元々の音源とは全く別物になって音程がずれて聴こえるという、
“ドップラー効果”も相まって何の曲なのか見当もつかないことがたびたび起こりました。
車と違って聴くための条件が悪いので当たり前と言えばまぁ当たり前のことですが、
高速道路でちゃんと聴こうとするためには音量をかなり上げなければならず、
これではまるでバカスクーターと一緒ではないか?、
自分はいいとしても回りに迷惑が掛かる、と、控え目なボクは今後の利用をちょっと考えてしまいます。
GPS内蔵のiPadminiということはセルラータイプのほうですね?いいなあ。
返信削除ウルトラからの大音量で「ど演歌」はチャプターツーリングで辟易してました。
(あと、ボーントゥビーワイルドもです)
ピストルズのアナーキーインザUKだと「じぇじぇじぇ、かっけー」です。
渋滞時のすり抜け用に「軍歌」も使えそうですね��
確かに確かに。
返信削除あの「演歌」と「Born To Be Wild」には本当に参りますよねぇ。
ボクのはシャッフルにしておくのでどんなのが出て来るのか
楽しみな反面、ちょっとおっかないです。
真っ昼間なのに、「これ、どう考えたって夜の曲だろ?」という
ジャズが流れたことがあります。
それにしても、すり抜け用の軍歌はいいですね。
このアイディア頂きです。