2013年9月29日日曜日

りんご園に遊ぶ

 
秋晴れの今日は、来月に予定している千葉チャプターのツーリングの下見です。
下見とはいうものの、数年前に来ていて何となく覚えているので実際には再確認といったところです。
 
朝はだいぶ厚い雲に覆われていた空も、時間が経つにつれ少しずつ晴れて来て、
浅間山がほら、こんなにハッキリ見えました。
 
前回訪れたのは9月の下旬でしたが、今回は来月の下旬。
今頃はりんごの種類が一番多い時期で、6種類あるりんごの木には真っ赤なりんごがたわわに実っています。

木から直に取って、手で回りをちょっとこすって丸かじりすると、サクッとした口当たりが何とも気持ちいいですね。
 
そして、今回のお昼はバーベキューです。
りんご園と併せて会場を確認しました。

 
今日は、とっても高くて真っ青な空が眩しい1日でした。
 
来月の「りんご狩りツーリング」はみんなが楽しみにしてくれています。
天気がちょっぴり気になりますが、
普段から行ないには気を付けているし、この前は伊勢神宮にもお参りして来たし、
まぁ、今のところ問題はなさそうです。
 
 

2013年9月23日月曜日

お伊勢参り:その6(御朱印なるもの)

 
まだまだ知らないことが多くて、今まで何をやって来たんだろう?、と思うことがよくあります。
 
今回、伊勢に行くんだ、という話をしたところ、
職場の隣の席に座っている女性が「御朱印」の話をしてくれました。
神社のお札に押されているあの朱色の角印の事です。
 
そもそもは、寺社に写経を納めた時の受付印が始まりなのだ、という説が有力らしいのですが、
三十三ヶ所や八十八ヶ所の霊場巡りの際に、
確かに訪れたという証明のために押してもらったのが起源という説もあるようです。
 
それはともかく、まぁ観光地によくあるスタンプとは全く別の物、
朱印と寺社名、参拝日などを墨で書いてもらうもので、これ全部を「御朱印」と呼ぶんだそうです。
 
寺社名が書いてあるので、神様の分身的なもの、お守りみたいなものです。粗末に扱ってはいけません。
 
今回、二見興玉神社から外宮、内宮と回って来たので三か所の御朱印を頂きました。

今まで何となく訪れた神社仏閣にもこういうものがあったことを思うと、
勿体ないことをしたなぁ、と思えてなりません。
「御朱印」集めにハマりそうです。
 
ところで、この「御朱印」を頂くのには若干のお布施的なお気持ち的な金額を納めることになっています。
大体300円程度です。
 
伊勢神宮のどちらか忘れましたが、300円「ほど」頂戴します、と言われました。
参拝したという証明物を頂くために手間を掛けるので、それが300円だろうと500円だろうと構わないと思っていましたが、
「ほど」って、もし細かいので300円がなかったら200円でもいいのかと・・・。
気持ちがあれば400円でも500円でもいい訳で・・・。
 
ちょうど細かいのがなかったので千円札を出したところ、700円「ほど」のお釣りを頂きました。
 
 

 

お伊勢参り:その5(伊勢の美味いもの編)

 
“名物に旨いものなし”などと言うことがあります。
有名なので食べてみたら大したことがなかった、と、名前に騙されちゃいかんよ、という意味でもありますが、
ここ伊勢で有名なのがまず「赤福」、あまり甘くなくてボクは好きですけどね。
 
今回訪れた伊勢神宮ではお休みどころには必ず「赤福」の店があります。
日中は暑かったので「赤福氷」などというものもあり、美味しそうだったので話の種に食べてみようかと思ったのですが、
食券を買う行列を見て食べるのをやめました。
 
内宮をお参りした後、参道に並ぶ店を眺めながらブラブラ歩いて、この時間(朝8時)に開いている食堂を探します。
1軒ありました。早速「伊勢うどん」を注文します。
 
来る前に調べたところ、この「伊勢うどん」には他のうどんにはない特徴があるらしい事がわかりました。
普段、「麺」といえば「そば」、という程そば好きのボクがうどんを食べることなどほとんどありません。
でも、珍しいうどんなので、今回に限りいつものそば好きを「封印」して「伊勢うどん」を食べることにします。
 
出て来ました。
普通のシンプルなうどんですが・・・、何と!おつゆがありません。
おつゆではなく、どちらかというと「たれ」に近いものに浸っているのが「伊勢うどん」なんだそうです。
うどんを一回りグルッとかき混ぜると、浸っていた部分には「たれ」の色が付いていました。
 
黒っぽいたれなのでしょっぱいかと思いきや、それほどしょっぱくなく意外と甘みもあり、あっさりして食べやすいものでした。

食べ終わるともうほとんど「たれ」は残っていません。本当に少ない「たれ」なんですね。

麺そのものは普通でしたが、全体としては結構美味しいかもしれません。
こんなことなら大盛でも良かったと思えてしまいました。“美味いもの”発見です。
 
 


お伊勢参り:その4(長距離ツーリングの便利な小物たち)


今回のツーリングは予想していた通り、2日間で約1,000kmを走りました。
(1日目:493km 2日目:539km 計1,032km)

ここに来て朝晩が少し冷えるようになると、日中の暑さ対策よりも「冷え」への準備が必要になって来ます。
暗い未明より日の出の直前が一番冷え込むので、それに見合った服装で出掛けますが、
やはり気温が低いのと走行風で体感温度はだいぶ下がって来ます。
特に、東名の大井松田から御殿場・裾野辺りの標高の高い地域を夜明けに走っていたので、9月とは思えない「寒さ」でした。

そこで今回まず活躍したのがこのシートヒーターです。
LoとHighの二段切り替えになっています。
ヒートウェアがあるのでたぶん使わないだろうと思っていましたが、今時分の季節の変わり目には有難い装備でした。

それからもう一つ。これも、ヒートグローブがあるから使わないだろうと思っていたグリップヒーターです。
走っていて結構手の冷える時間がありました。少し温めるのにちょうどいいです。

ところで、もともとあまり地図は持たない方だったのですが、最近は特に「本」の地図を持って出掛けることが少なくなりました。
ここのところ専ら使うのがiPad miniで、地図ソフトを4種類程入れてありますが、
GPSのおかげで知らない土地でも現在地を把握できるのが何と言っても強い味方となってくれています。

そしてそういった機器の充電のために、ツアーパックの中にはこういう物を付けました。

12Vの電源です。
ここのソケットにUSB用の二口(“にろ”ではありませんよ。“ふたくち”です)プラグを差し込んで、
こうやって使います。
充電状態が心配でも、走行中に充電できるので安心、心配無用です。
それに充電中は電源が入った状態になっているので、道に迷ったり調べたいことがあった時には、
降りてすぐ開いて見ることもできます。
二口プラグを差しているので、もう一つでスマートフォンなどの充電もできるスグレものです。

また、一人のツーリングは自由で気楽な反面、話し相手がいない寂しさがいつも付いて回ります。
それを解消してくれるのが音楽を始めとする、いわゆる“音”の類なのですが、
有難いことに今度のバイクにはCD+AM/FMチューナーが標準装備されています。

お気に入りのCDを聴くこともできますが、1枚ずつ入れるタイプなので停まるまで交換できません。
そこで、iPodの登場。これだと自分から止めない限り音楽は流れっ放しです。

これを両ピンジャックでiPod側とオーディオ側とに繋ぎます。


 このままだとバッテリーを喰うばかりなので、次に電源に繋ぎます。
実は、12Vの電源はフロントカウルの内側にもひとつあり、
こちらには単独のプラグを差し込んで、iPod専用電源とします。全部繋げるとこうなります。

これで充電切れの心配から解放されます。
さて、このiPodをどこにどう“置く(固定する)”かが次の問題です。
当初はウィンドシールドの端にiPodのクリップで留めていましたが、
振動と滑りやすいため走り出してすぐに脱落してしまいました。

そこで、本体はそれほど重くないのでマジックテープ(ベルクロ)を使うことにしました。
こうです。
バイク本体のこの黒い部分はソフトパッドなのでやや安定感に欠けるのですが、
下のベージュの部分に黒い物を貼り付けると使わない時にカッコ悪いので、黒同士で目立たないようにしました。
実際に貼り付けるとこうなります。

まぁ、こうして書いて来ると良い事尽くめのようですが・・・、
走行中の風切音・エンジン音・マフラーからの排気音という雑音が混ざり合い、
さらにはそれをヘルメットという障害(遮音)物を通して聞くという悪条件、
そして、スピーカーから離れて自分の耳に届く頃には音の周波数と波形が変わってしまって、
元々の音源とは全く別物になって音程がずれて聴こえるという、
“ドップラー効果”も相まって何の曲なのか見当もつかないことがたびたび起こりました。
車と違って聴くための条件が悪いので当たり前と言えばまぁ当たり前のことですが、
高速道路でちゃんと聴こうとするためには音量をかなり上げなければならず、
これではまるでバカスクーターと一緒ではないか?、
自分はいいとしても回りに迷惑が掛かる、と、控え目なボクは今後の利用をちょっと考えてしまいます。





お伊勢参り:その3(式年遷宮なるもの)

今回、伊勢神宮を訪れるに当たり、そのキッカケとなったものが「式年遷宮」と呼ばれるものでした。
1300年も前から(中断したこともあったようですが)延々と続いているこの「神様のお引越し」の行事は、
二十年毎に執り行われるもので、今年平成二十五年がその年に当たっています。次回はまた二十年後となります。
歳を取って来ると、“次は〇年後”とか、“何年振りか”などと表現されたものにちょっと敏感になって来ます。
ここに来る少し前に、ポールマッカートニーの日本公演が発表されました。
今年71歳になるポールが日本に来られるのはもうこれが最後かもしれないと思い(ファンなら誰しもそう思うでしょう)、
とりあえずどんな席でもいいからと事前抽選に申し込んだものの予想通り外れてしまい、
事前予約でもチケットを手にすることができず、泣きの涙を呑んで諦めた経緯がありました。
この歳からすると、次回の式年遷宮にはもう八十歳近くで、今のように健康でいられるかどうかとても自信がありません。
しかも、ちゃんと歩けるかどうか?
そういろんな事を考えるとやはり“思い立ったが吉日”で、行ける時に行っておくべきなのです。
(ポールマッカートニーと伊勢神宮がどこで繋がっているのかわかりませんが)
神社仏閣への深い知識は持ち合わせていないものの、やはり伊勢神宮は特別です。
伊勢神宮外宮北御門口より
外宮は「豊受大神宮(とようけのおおみかみ)」と言って穀物・食物を司るいわゆる「衣食住」の神、
そして内宮は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」と言い、国家の最高神である「天照大御神」がお祀りされています。
境内には正宮の他に別宮と呼ばれる規模の小さなお宮が何か所かあるのですが、別宮の中にも実は位があり、
外宮の多賀宮(たかのみや)と、
内宮の荒祭宮(あらまつりのみや)は、
第一別宮として、他の別宮とは違い正宮に準ずる扱いを受けているそうです。
正宮の次に遷宮をされるということで、敷地内には新しい社殿ができていました。
そう、この遷宮は、内宮が10月2日の夜、外宮が5日の夜に行われます。
そして、旧社殿と新社殿を同時に見ることができるのが9月中なんだそうです。
この連休が見納めということで、やっぱり思い切って来て良かったと思います。
次回は、しっかり予習をしてから来ることにしましょう。
実際に見学した時の楽しさと理解度がかなり違います。
今回は復習だけで終わってしまったので、いささか片手落ちの感が否めません。

お伊勢参り:その2(「回転焼肉」なるもの)

今回は松阪に宿を取って正解でした。
夕方の時間帯でも伊勢市内から30~40分程度で走って来られます。
しかもラッキーなことに、松阪方面から伊勢市方面に向かう道は大渋滞。
その反対車線をスイスイと走って行く、こんな気持ちのいいことはありません。
 
さて、それはそうと、問題は今夜の食事です。
せっかく松阪まで来たんだからここはやっぱり松阪牛を食わねばなるまい、と、
それらしい店を物色しながら走って行きますが、やはりここでも事前調査の怠慢が露呈して、
どこにするか決められないままホテルに到着。
 
でも、ホテルで聞けば地元の人しか知らない情報が得られるに違いない、と思い、
いろいろ資料をもらってやって来たのがここです。
地元では何店舗か展開しているという、「一升びん」という店です。
ちょうど時間が時間で混雑していたので名前を書いて順番待ちをします。

実は、ここに来る前に、店が集まっていると言われた駅の方へも歩いて行ったのですが、
居酒屋もそれ程多くなく、また焼肉屋もあったものの、本場の松阪牛を食わせてくれるのかがちょっと怪しかったので、
結局遠回りしてたどり着いたという訳です。
最初からここにしとけばそんなに待つこともなかったろうに・・・。
でも街中を歩いて、店の外まで客が待っていたのは、こことスシローだけだったのでたぶん美味しいんでしょうね。
 
さて、待つこと約30分、名前を呼ばれてカウンター席に案内されます。
カウンター席は一つの火を二人で使うスタイルですが、この火の右側には何とIHコンロまであって、
鍋物などを温め直すことができるんですね。すごい!
 
まずは、肉の前には野菜を食べておかないと、ということで、最初にビールとサラダを注文します。

この「回転焼肉」というのはまさに「回転寿司」の“肉バージョン”で、皿に載るのが寿司から肉に換わっただけのもので、
透明のケースの中を肉やらキムチやらデザートのケーキなどが流れて行きます。


席の目の前にある小さな赤いボタンを押すと、上側のカバーが6秒間だけ開きます。
その6秒の間にお目当ての物を取るシステムなのですが、
タイミングをずらしてしまうと取る前にカバーが閉まってしまうので、ベルトの流れをよく見ながらボタンを押さなければなりません。

皿の置かれた台には肉の種類と値段が表示され、一目でわかるようになっています。親切ですね。
 

こちらは手頃だった「松阪牛」の「切り落とし」です。
固くて噛み切れなかったらどうしよう、という心配など全くありませんでした。美味しかったぁ!
 
あれっ?食べるのに夢中になってしまい、松阪牛のカルビとロースの写真を撮り忘れました。
舌の上でとろける感じでした、という感想で想像してみて下さいね。へへへ。
 
会計も回転寿司の要領で、皿の枚数と色別で金額が決定します。
 
どれが誰のサインなのかちっともわかりませんが、芸能人なども多く来店する有名店のようでした。
満足満足。
 
 
 
 

 

お伊勢参り:その1(初日の気持ちのいいツーリング編)

せっかくの3連休なので、まだ行っていない所に行きたいと思ってました。
 
いろいろ調べてみると、今年は20年に一度の行事があるという伊勢神宮。
どうせ行くなら今月中が良いらしい、という情報も得ることができました。
 
まだ行ったことがないし、1泊すると距離的にもちょうど良さそうだったので、
とりあえずまず泊まる場所の確保をします。
 
10日前ではさすがに伊勢市内の宿はすべて満室。
ならば、ちょっと外して松阪市内ではどうか?と調べてみると、
あったあった!早速ネットで予約して決済も同時に完了。
楽天ポイントを使って、1泊朝食付きが¥4,200でした。お得感最高です。
 
さて、前置きが長くなりましたが、
今回は2日前に大まかなコースを決めて、あとは現地の様子を見ながら走るつもりで、
21日の未明(今回もです)、3時半頃家を出発しました。
 
東名~新東名~三ヶ日IC。浜名湖の西岸を走り、
渥美半島の先端にある伊良湖岬からフェリーに乗って鳥羽に渡ります。
今年は先に書いたように伊勢神宮が話題でもあり、ここから伊勢に向かう車もいつになく多いとのことでした。
 
大型バイクは乗員1名分を含み片道¥4,000。



船が到着しました。バイクから乗り込みます。
こうしてしっかりと固定してくれるので、ちっとやそっとではビクともしません。

伊良湖を出航して55分で鳥羽港に到着しますが、鳥羽港に入ってすぐ何やら船内が騒がしいと思ったら、
あの日本最大の客船「飛鳥II」が停泊中でした。それにしても大きい。でもあの船とは一生縁がなさそうです。

鳥羽に着くともう12時近く。
船を降りた車やバイクは皆伊勢に向かって行きましたが、ボクはまだ行ったことのない志摩半島、大王埼を目指して走り始めます。

 
志摩市までの「パールロード」と呼ばれる県道は、「シーサイドライン」と「奥志摩ライン」とに分かれていますが、
どちらも信号も車も少なく、適度なアップダウンと右左のカーブが連続して気持ち良く走ることができました。
大して下調べもせずにたまたま走った道がこうだと嬉しい驚きがあります。
 
大王埼のある大王町はひっそりとしており、灯台への道の両側には小さな土産物店が並んでいました。
客がいないと却って物が買い辛いもので、早々に引き揚げることにします。
銚子の犬吠埼をイメージしてましたが大違いです。
遅いお昼を食べようという目論見も見事に外されてしまいました。
ここに来るまでに何軒も見掛けた牡蠣の店で食べとけば良かった、と思ってももう後の祭りです。
こんなのも初めて訪れる場所ではよくあること、またどこかで食べればいいじゃん、と次に期待します。
 
次は二見浦にある「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」です。
 
今回伊勢神宮に行くにあたり情報収集した中で、
まず、この二見浦で身を清め、「禊(みそぎ)」をしてから外宮→内宮の順にお参りをするのが
古式にのっとった正しい順序であるということを知りました。
いくつになっても勉強は大事ですね。
こうしてまだまだ覚えておいた方がいいことが一杯あるのですが、
最近ではオツムのキャパの問題もあって、こういった知識はなかなか身に付きません。
 
さて、現代ですから身を清めるというのはちょっとアレなので、
この神社にお参りをしてから外宮に向かい、今日のスケジュールを終わることとします。
「夫婦岩」と神社の本宮です。
「夫婦岩」はもっと大きなものと思ってましたが、こうして見ると意外と小さいので驚きでした。
 
お参りを終え、土産物の店で見つけたのがこれ、「塩ソフト」です。
その名の通りあまり甘くなく、どこか塩気もある結構美味しいソフトクリームでした。
 
この後、外宮に向かいます。
 
 
 
 
 
 
 

 
 

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たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...