2014年12月30日火曜日

さて、正月の準備

今日は実家で正月の準備です。
 
神棚を掃除して注連縄を新しいものに取り換えます。
上の色の変わったものが古いやつ、下の見るからに真新しいのが新しいやつ。
見ればわかりますよね?
注連縄(しめなわ)は、“ごぼう巻き”とも呼ぶんだそうです。知らなかった。
そして、「紙垂(かみだれ)」と呼ばれる白い紙を切ったものを縄の編み目に均等になるように挟みます。
 
この向こう側が「聖域」、いわゆる神様の領域ということになる訳です。
 
榊を添え、先日香取神宮で買って来たお札を飾って出来上がり。
 
この神棚、既にボクの小さい頃にはあったので、相当な年代物です。
もしかすると、70年以上も前から家にあるのかもしれません。
 
さて、外には当然の事ながら門松を立てますが、
我が家では昔からこの松の木に輪飾りを掛けるやり方です。
 
さて、これで来年の氏神様をお迎えする準備ができました。
 
来年は「未年」、羊の年です。
 
「未(ひつじ)」は群れをなして行動することから、
家族の安泰や平和をもたらす縁起物と云われているそうです。
 
家族はもちろん、ボクの周りのすべての人々が安泰で平和な1年を送れることを願ってやみません。
 
 



2014年12月28日日曜日

お札を頂きに香取神宮へ

今日は香取神宮です。
 
朝のうちは雲が出ていて寒かったですね。
 
参道を歩いているうちに陽が射して来ました。
この楼門をくぐると拝殿があります。

毎年12月と6月には、
半年の間、知らず知らずのうちにやらかしてしまった悪さの数々や、
傷付いてささくれ立って荒んでしまった心を神様が祓って下さるという
「大祓い」という神事があるそうです。
 
人の形をした紙に自分の住所と名前を書いてお祓いをしてもらうというもので・・・。
と、お祓いの前に、中央にある縄でできた輪っかを「八の字」にくぐるんだそうです。
 
ボクなんざ何度もあの輪っかをくぐってお祓いをしてもらわなきゃなりません。
 
いやいや、悪さを重ねた方ではなくて、
傷を負った心の修復をして安らかに新しい年を迎えましょう、という方ですよ。お間違いなく。
 
で、お祓いをしたのかというと、
今日は実家の神棚と自宅へのお札が目的だったので、何もせずに帰って来ました。
 
それにしても、ここに着いた時から何となくワサワサして落ち着かないなぁ、と感じていましたが、原因はこれでした。
初詣客目当ての露店が並び始めています。
 
目障りで鬱陶しいので早々に引き揚げて来ました。
 
何が“唐揚げ”だ、何が“大判焼”だ、何が“ベビーカステラ”だ・・・。
 
でも、ちょっとは食べてみたい気がしないでもない・・・。
 
 



2014年12月27日土曜日

車の冬支度

今頃何言ってんだ?
という方もおられるでしょうが、今まではきちんと「冬支度」をしていなかったので。
 
そう、スキーにはここ20年ほど行っていないし、
冬の寒い中をわざわざ車で遠くまで行く用事もないし・・・。
(寒いから車を使うんだって話ですけど・・・)
取り立てて冬支度をする必要がなかったんでね。
 
でも今シーズンは何を思ったか、車には車の冬支度をちゃんとしなきゃいけないと・・・。
 
まずはタイヤから・・・。(ってことは、タイヤの他にもあるのかね?→はい、あります)
 
普段はこのタイヤを履いています。
「A/T-S」とありますが、これは、「All Terrain(オールテレイン) - Snow」の略で、
オフロード4WD車用タイヤの種類のひとつです。
「オールテレイン」とは、「すべての地形、とか、すべての地面」などという意味で、
文字通りどんな路面にも対応できる性能であることを示します。
 
これに対して「Mud Terrain(マッドテレイン)」という種類もありますが、
こちらは泥濘地や砂地を走るためのものであまり一般的ではありません。
 
さてこのタイヤ、問題は最後の「-S(ハイフンS)」で雪道もOKのように見えるのですが、
これは「ちょっとの雪ならたぶん大丈夫かな?」程度のものと考えた方が良さそうでした。
 
というのも、今年初めのドカ雪では何とか真っ直ぐは走れたものの、
止まるかな?という所で思った程に止まれず、曲がれるか?と思った所で滑って曲がり切れなかったりして、
さほどヘビーな性能ではないことがわかっちゃったからです。
 
ランクルのような重量級の車では、その重さ故に“止まれない”、“曲がれない”ことが多々あります。
“4WDだからへっちゃら”、などと過信していると大事故にも繋がりかねません。
雪道でスタックしているオフロード4WDは、大抵が“へっちゃら”と思っていた連中ばかりです。
 
4WDは万能の車ではなく、他の車に比べて「多少のアドバンテージがある」程度の車だという、
そこの所を理解しないで4WDだからこのタイヤでも大丈夫、などと思っていようものなら、
いつの日か痛い目に遭うやもしれません。
 
という訳で、今回スタッドレスを履きました。
ただ今、絶賛発売中のブリザックです。
 
今回の冬支度は、実はタイヤだけではありません。
交換後、タイヤの「慣らし」を兼ねて八王子にある4WD専門店へと車を走らせました。
 
「4WD+スタッドレス」であれば、まぁ充分と云えば充分でこの辺りで降る雪ならほとんど大丈夫でしょう。
ところが、急坂ともなるとこれだけでは充分とは言えません。
そこで活躍してくれるのは、やはり何と言ってもタイヤチェーン。
駆動輪が4つあるのでチェーンを2セット用意しました。鋼鉄製のシンプルな「梯子型」です。

実は、オフロード4WD用のチェーンはオートバックスやイエローハットなどの量販店では手に入りにくいのが現状です。
特殊なサイズのため、店頭には置いていないのです。全部取り寄せになります。
ならば、専門店に行った方が早いのではないか?
と、昨日在庫を確認しておいたのですぐに買うことができました。よしよし。
 
さて、「ものはついで」という言葉があります。
今回せっかくこの専門店に来たので、
自分のためだけではなく、ランクルならではの他人のためにもなるグッズも揃えることにしました。
 
そのひとつがこれ。
牽引ロープです。何故今まで持っていなかったのだろうと不思議な気がします。
最大牽引荷重12t。
実際はそこまで必要ないのですが、止まっている車を引っ張る際に瞬間的に大きな荷重が掛かるそうで、
まぁ、これだけあれば必要にして充分な数値であります。ちっとやそっとでは切れないでしょうしね。

そしてこれに関連して、フックも。

最大荷重は2t。
自分より重い車、例えば大型トラックやバスを引っ張ることはおそらくないはずなのでこれで充分です。
このフックは、ここに


こうやって4本のボルトで取り付けます。
これでとりあえず、この冬からは安心してどこへでも出掛けられるようになりました。
「転ばぬ先の杖」、「備えあれば憂いなし」、「ランクルにスタッドレス」、「ランクルに牽引フック」。
その結果、「鬼に金棒」となりましたね。
 
あ、スコップを忘れてました!


 
 
 
 

2014年12月14日日曜日

“ランチにステーキを食べに行くツーリング”

 
毎年年末恒例の、と来ると、
「歳末大売り出し」(うわぁ、古い!)とか「年末ジャンボ」とか「紅白」などいろいろありますが、
我々千葉チャプターの「年末恒例」は、“ランチにステーキを食べに行くツーリング”、
誰が略しちゃったのかいわゆる「ステーキツーリング」であります。
 

今年は東関道の酒々井PAに集合です。
参加者60名、台数にして五十数台という大所帯となりました。
上の写真中央の白いミニバンの向こう側に20台近く、見えない所にまだまだ20台程、
これが高速道路を並んで走ると約1kmの長さにもなります。
さぞかし迷惑だろうなぁ!
 
そうやって、あちこちに迷惑を掛けながら走って来て、全員がここで食事をします。
本日は貸切です。
こうして整然と並ぶと気持ちいいものですね。
この中には2台と同じバイクがないのもハーレーの特色かな?
 
いつものことながら美味しいステーキを頂いて帰りました。
朝はとても寒かったものの、日中は風もなく穏やかな1日でした。
メデタシメデタシ・・・・・・・・・・・・・、
 
ではありません。
 
帰りにバイクの具合が悪くなり、
何度か途中で止まる、エンジンの回転が上がらないというトラブルが発生してしまいました。
騙し騙し何とか走って、そのまま店に入庫です。
次回のツーリングまでに直してもらわないと・・・。
 
 



2014年12月13日土曜日

やはり富士山は眺めた方がいいのではないかという・・・

 
今週初めに見た天気予報では、週末は晴れ時々曇り。
と、そこでそろそろ気持ちの準備を始め、
 
木曜日に見てみるとやはり晴れ時々曇り。ふんふん、そうか、このまま変わりなし、だな。
 
そして昨日金曜日。もう一度確認してみても晴れ時々曇り。
いや、もうちょい詳しく、と時間ごとの天気を見ると、これが何と!午前中は快晴!
 
おしっ!こりゃ行くしかない。行くべきだ、今日行かないでいつ行くの?と、
気持ちも固まって今朝家を出たのは午前3時のことでした。
 
途中、どこも混雑せず(当たり前と云えば当たり前)、河口湖畔近くには5時半頃到着。
日の出まではまだ1時間以上もあるので、コンビニの広い駐車場で仮眠を取ることにしました。
普段はまだ寝ている時間に起きてここまで来たので、さすがに眠いです。
 
さて、30~40分程度の仮眠の後は湖畔の道を走って行きます。
 
実は、この道のどこからでも富士山は見えることは見えるのですが、
建物や木々に邪魔されて何にも遮られずにスッキリと見える場所がなかなか見つかりません。
 
どの辺がいいか?とキョロキョロしながら車を進めると、ボート乗り場を発見!
しかも車で水際まで入っていけるではありませんか!

しっかし、寒い!
道路沿いの気温表示は氷点下でしたからね。
 
日の出を迎え、だんだん明るくなって来ると、富士山は見事な姿を見せてくれました。

 

いやぁ、雲もなく風もない穏やかな快晴。
 
早起きした甲斐があったというものです。
 

 
陽が上って来ると山肌の色が微妙に変化して来ました。
これはこれでまた美しい。
 
さて、この辺で場所を変えて富士山を眺めることにします。今度は山中湖に移動です。
明るくなって来ると、空の青と雪の白のコントラストがはっきりしてなかなかいい感じです。
でも、見るからに「寒い」仕上がりですね。風も少し出て来たし・・・。
 
それにしても、富士山はやはり日本一の山に違いありません。
 
どこから見ても富士山とわかる姿は、山としてあまりにも均整が取れていて美しい。
 
今日は湖越しの姿でしたが、次回は海の向こうに見える富士山を撮ってみたいですね。
となると、三保の松原か伊豆半島か、冬は海も綺麗だからまさに絵になりますよ、きっと。
 
今日は富士山を眺めるだけだったので、お昼ちょっと過ぎには帰って来られました。
 
バイクで行ったのかって?
まっさかぁ!
こんなクソ寒い日にバイクで走ろうなんて奴の気が知れな・・・、
あ、明日はツーリングに行くんだった。
 
今日よりもさらに寒いんだそうな・・・。
そんな日にバイクで走るヤツは、一体何考えてんだか、ホントにまったく・・・。
 
 と、ここまで読んで来られたそこのあなた、あなたにちょっとお聞きしたいのですが、
あなたにとって富士山は、「登る」、或いは「登りたい」山でしょうか?
それとも「見る」、「眺める」山でしょうか?
 
ボクはどちらかと云うと、「見る」派です。


2014年12月8日月曜日

ラグビー観戦で繋がった四十年来の旧友たち

自らラグビーを見る方ではありません。
記憶を辿ってみると、過去に正月の大学選手権の決勝をテレビで見た程度です。
 
実は、自宅の留守電に入っていた1本のメッセージから今回の話は始まります。
 
学校を卒業してからずっと年賀状のやり取りだけの友人がいました。
留守電の主はその友人でした。
 
“D通にいる〇〇が早明戦のチケットを取ってくれたから行かないか?
お前を入れて全部で8人だ。12月7日は明けとけよ”
という訳で行って来ました。秩父宮ラグビー場。

もの凄い人、人、人、の波です。
外苑前の駅からずっと列ができていました。へぇ~、結構人気あるんじゃん。

ラグビーには大して興味はなかったけれど、
卒業以来全く会っていない友人たちに会える方がボクにとっては重要なのです。
 
ところで、前の方に出て来た大手広告代理店の「D通」のグループ会社にいる友人。
今回は彼のお蔭で旧友たちに会うことができました。
よくよく聞いてみると、彼らは毎年ラグビーの試合を見に来ているそうです。
“お前らなぁ、それならもっと前に誘ってくれよぉ!”
 
話を聞いてみると、いつの間にかみんな結構なラグビー通になっていました。オイオイ。
試合終了後、午後4時頃から競技場近くの店で始めた会は、
カラオケ屋に場所を移して午後10時頃まで延々6時間にも及ぶ飲み会となり、
飲み過ぎと歌い過ぎで今日は体調が悪く喉もガラガラで仕事になりゃしませんでしたが、
久し振りに「あの頃」に戻ってみんなで大騒ぎの弾け飛んだ楽しい夜となりました。
 
 
 


2014年12月6日土曜日

みかん狩り

7~8年振り、いや10年振りくらいとなるみかん狩りに行きました。
先週、11月最後の日曜日の事でした。
みかんが大好きという訳ではないのですが、
まぁ、これもチャプターのひとつの行事ですから。
 
前日までの雨が嘘のように晴れて・・・、
なぁんて、この日の天気はもともと晴れる予報だったので、驚いたりはしませんでしたけどね。
 
大黒パーキングエリアを出発して横浜横須賀道路の逗子で降り、逗葉新道から海岸線を走って行きます。
ボクは、海沿いのこの134号線を通るということはあまりありません。
だからなのか尚更通るたびに、
同じ太平洋なのに、茨城や千葉の海となぜこうも違うのか?、と思ってしまいます。
それはたぶん、この江の島がそうであるように、
この江ノ電が関係していたり・・・。
 
また、古くはワイルドワンズや加山雄三、同年代のサザンオールスターズが創り出す独特の世界観によって、
このエリアが「湘南海岸」という一種のステイタスになっているという、
その雰囲気が醸し出す何とも云えない明るさとプライドなんでしょうねぇ。
およそ演歌とは無縁のキラキラした海が広がります。
 
犬を連れて砂浜を歩く人、サーフボードを抱えて自転車で信号待ちをしている地元の若者などなど、
道行くみ~んなが、この「湘南海岸」にいることがプライド、という顔をしています。
余所者のひがみかもしれませんがね・・・。
 
そんな事を考えつつ、その雰囲気を肌で感じながら海岸線を走り、

雲がやや多めながらも、車の少ない西湘バイパスを飛ばして行くと、
 

程なくして目的のみかん園に着きました。
南東から南にかけての海の見える斜面一杯にみかんが実っています。
 
実はこのみかん園、電話だけで話を決めて下見はしていませんでした。
下見に行く事は行ったのですが、
それは当初計画していた湯河原の方であって、真鶴は通っただけです。
 
園に行くのには、かなりの坂道と連続する急カーブを通らなければなりません。
しかも、前日の雨でたっぷり水分を含んだ落ち葉が至る所にあり、
参加メンバー全員が極度の緊張を数分間味わうハメとなりました。
 
下見に来てこれを見たら果たしてここに決めたかどうか?
でもよくよく考えてみると、みかん園は大抵が斜面にあるものなので、
どこも皆同じと云えば皆同じです。
でも、こんなビックリも後々には、あの時は怖かったなぁ、と笑い話になってますよ、キット。
 
さて、お昼は下見の時に立ち寄った所をやめて、ネットで見つけた店に変更です。
真鶴半島の西側、福浦漁港の真ん前にある「みなと食堂」。
こんな小さな店なのに昼時は並ばなくてはなりません。知る人ぞ知る名店なんでしょう。
 
ということで、しばらく並んで待って店に入り、各自食べたい料理を注文していきます。
 
これは刺身定食。

そしてこちらが、みなと定食。
店のお姉さんが、“今日のはちょっと小さいのよねぇ”と言う金目の煮付と、
サバの塩焼きとアジフライに刺身がちょこっと付いたもの。そこそこ豪華じゃありませんか。

 
お腹も満たしたところで帰路につきます。
 
早めに解散したので、家には午後3時半頃着きました。
この日の走行距離は約290km。
緊張してちょっと疲れましたが、往復とも渋滞に巻き込まれることなく、
気持ちのいい海岸線を走ることができました。
 
もしかして今年最後の小春日和になるのではないか?と云われていたようですが、
小春日和どころではないほどの暑い日中でした。
何しろ、みかん園では汗が流れたんですから・・・。
この時期に日陰が気持ち良いなんて、考えられませんでしたよ。
 


最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...