このお盆休み中はいい天気があまり長続きしませんでしたね。
真夏らしいあの「ジリジリした」暑さもどこへやら・・・。
このまま秋になってしまう、という予報もあるようです。
まぁ、それはそれでいいのですが、陽射しとあの暑さを必要としている農作物もあるのだ、と思うと、
早く涼しくなることを喜んでばかりもいられませんね。
さて、昨日(16日)ですが、夏休み最後ということで草津へ温泉に浸かりに行きました。
別に、“夏休み最後なので草津”、に深い理由はなく、
たまたま“夏休み最後に行った所が草津”だっただけです。
そしてそれは、草津で温泉を堪能してそれじゃもう1軒、と、高崎市内の入浴施設に向かっていた途中で起こりました。
榛名山から伊香保温泉に降りて来る途中に展望台があります。
ここは、眼下には伊香保の温泉街、そして遠くには群馬・新潟県境の山々も見ることができる、
という、よくある展望台のひとつですが特に興味がなければ軽く通過してしまいそうな所です。
ところが、何の変哲もないこの展望台を通り掛かった時です。
“おおっ!、なんだなんだ”、と突然の自然現象に目を奪われてしまいました。
雲海などというものは、高い山に登らなければ見られないものだとばかり思っていたのに、
なんとなんと、こんな所でこのタイミングで・・・。
何とも神秘的で幻想的な景色です。
少しずつ雲が動いていたので、また違った景色になるかもしれない、と思いしばらく待って見ていると、
雲が薄くなって、上の方しか見えなかった遠くの山が姿を現し、近くを見ると雲の下に伊香保の温泉街が見えます。
すると間もなく、また雲が動いて来て再び温泉街をすっぽりと包み込んでしまいました。
この間、ほんの2~3分。
どうせ雨だから、と何も期待していなかった所で見た自然の創り出す不思議なこの景色に感動してしまいました。
“ずっと降り続いていた雨が、この時間にちょっとだけ止んで雲が切れた”、
“たまたまこの日のこの時間にこの道を通り掛かった”、
そんな偶然が重なり、滅多に見ることのできない景色を目の当たりにしてこの日はとてもラッキーでした。
と同時に、普段の行ないがこういう所に出るものだと、改めて感じた瞬間でもありました。
えへへ。
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