2011年12月30日金曜日

「喪中」につき・・・・・

今年はいつになく喪中葉書が多く送られて来ました。



お目にかかったことのある方々のお知らせは本当に残念でなりません。

一方、普段ご無沙汰している方のご親族のお知らせとなると、全く一度もお会いしていないのでどんな方なのかはわかりません。

今年は3月に大震災があり、このお目にかかったことのない方々の中には、

もしかすると、震災に関連して命を落とされた方もいらっしゃるかもしれませんが、知る由はないのです。

そんな事を考えながらこの歳の瀬を送っていると、つくづく、そして改めて命のはかなさと大切さを思い知ってしまいます。

何事もなく新しい年を迎えられる事に感謝し、亡くなった方々のご冥福を祈って今年を終えようと思います。           合掌

2011年12月18日日曜日

元旦ツーリング

そもそもは冗談半分の思い付きから、どのくらい来るかわかんないけどやってみようかと募集したところ、
結構物好きな人達が集まっちゃったので毎年恒例になったみたいです。
元日の夜明け前の暗いうちから集合して走りに行くんですよ。
この寒い時期にみんな頭がおかしいんじゃないかぁ?

毎年思うのですが、正月って結構暇ですよね。
酒を飲んでテレビを見て、届いた年賀状を見ておしまい。
初詣はどこも混雑するから行かない。
結局のところ、家でゴロゴロして過ごす。

そういう暇な時ですから走りたい人も当然いる訳で、
でも寒いし一人じゃなぁ、と思っていた人達にはこの元旦ツーリングは朗報だったんですね。

この物好きツーリングも来年で4回目になるんだそうです。
ボクもしばらくの間大勢で走るマスツーリングからは遠ざかっていたのですが、
来年は“マス”もいいかな、と思い、物好きの仲間入りをして来ました。
今日12月18日現在、既に30数名の申し込みがあったそうです。

この寒いのに、みんな頭がおかしいんじゃないか?大丈夫かぁ?


今年の銀座での記念撮影。午前7時頃らしいです。寒そう・・・。寒いよそりゃ。冬の朝7時だもん。

2011年12月17日土曜日

入浴施設(いわゆる風呂です)

ここのところ何故か仕事が忙しく、かと言ってそれが年末だからという訳でもなく、
その忙しいさ中に、予想もしなかった問題が次々と発生しそれがさらに忙しさに拍車をかけ、
また、友人達との忘年会などでもうすっかり身も心もヨタヨタになりかけておりました。
実はこの日も仕事があり、家に帰って来たのはもう夕方の、というか、もう既に夜の6時半を回っていました。

今夜は何をおいてもまず風呂にのんびり入りたいと思っていたのですが、
家に帰ってみると、この1週間がだいぶお得になっている近所の入浴施設のチラシがありました。
こうなったらこれに限りますよ。支度をして自転車で出発です。
そこは僕の家からですと自転車で10分程の所にある、「湯楽(ゆら)の里」といいます。


お決まりの入浴施設ですが、最近新たに「炭酸泉」が加わったらしいのでそこにも入って来なきゃ。

能書を読むと・・・、
何でも炭酸は皮膚から一番吸収されやすい物質で、毛細血管を刺激して血行が良くなるんだそうな。
吸収される濃度は1,000ppm以上が理想的らしいのですが、日本国内の炭酸泉でもそこまでの濃度の温泉はなかなかないらしく、
市販の“炭酸泉”と謳っている入浴剤に至ってはわずかに100ppm程度、これではほんの気休めにしかなりません。
ここの施設では、人工的に高濃度の炭酸を発生させる装置を導入して、その理想的な濃度にしているんだそうです。
(何だ、結局は人工のものなのね)

しばらく浸かっていると全身に気泡がくっ付いて来ます。これが炭酸ですね。
この炭酸泉は肌にも非常に効果があって、風呂を出る頃にはツルツルしっとりとなっていました。

久し振りにそんな気持ちの良い入浴をした後は、口から入って体内に吸収される、
白い泡の出る黄色い炭酸の飲み物を飲んで、今度は身体の内側から血行を良くすることにします。
これで溜まった疲れもだいぶ吹っ飛ぶことでしょう。

身体の外側と内側から血行を良くすることができて、今日の入浴は完璧ですね。












2011年12月11日日曜日

Tokyo Motor Show 雑感

12月7日、今日はお仕事でやって来ました。
平日なのでそんなに混んではいないだろうとタカをくくっていましたが、とてもそうではありません。















昨今の自動車の世界は大きく変わりました。
昔のモーターショーには、乗ってみたい、運転してみたい、その結果、欲しいという車が数多くありました。
その車を運転している自分を思い浮かべながら、それがたとえ今すぐには手に入らない車であっても、いずれ成功したら、とか、
何ヶ月分かの給料を貯めて、とか、そんなことを考えさせてくれるいわゆる“夢”のある車があったような気がします。

今や日本だけでなく世界中が省資源・省燃費に向かっているので、車も当然変わって来ていました。
何ていうのか、はっきり言って面白くない。
家電製品の一部になってしまった、とまでは云えないまでも、もはやそれに近い車も・・・。
いろんな事を考えさせられたモーターショーでした。

まずは、トヨタのブースから・・・。
新型の小型ハイブリッド「AQUA(アクア)」です。
運転席に座るのにも列を作っていました。
もうすぐ発売されるので、皆さん真剣な眼差しで見ておりました。
僕はどちらかというと、こういう遊びの車の方が好きですね。
「FJクルーザー」。今欲しい車のひとつです。
既に北米では出ていたものが、昨年12月に国内向けにも発売されました。
逆輸入車ではありません。国内生産です。日野自動車の工場で作られています。


さて、こちらは富士重工との共同開発の「86(ハチロク)」です。
少し前までは、富士重工の「F」とトヨタの「T」を取って、「FT86」と呼ばれていましたが、
このトヨタバージョンはただの「86」です。

一方こちらは、スバルバージョンの「BRZ」です。


この写真ではちょっとわかりにくいのですが、このホワイトはとてもいい色です。
いわゆる“パール”が入っているのですが、表面には艶がありません。
クリスタルな輝きがないだけに、白い車なのに品のある精悍さがあります。
“ホワイトパールデニム”といった呼び名が合うかもしれませんね。

そして、車そのものにはあまり興味がないのですが、その技術に興味があったメルセデス・ベンツです。
ヨーロッパのメーカーと日本のメーカーとは、環境への考え方が違います。
かつて、某都知事がディーゼルを親の仇のように言ったがために、国内からはディーゼル乗用車がなくなってしまいました。
ディーゼルというと、振動が大きい、パワーがない、排ガスが黒い、排ガスに含まれる粒子が喘息の元になるなど、
マイナスの部分ばかりが強調され日本では何かと悪者扱いですが、ヨーロッパではその逆です。
ディーゼルの排ガスには、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が殆ど含まれず、そして、燃焼効率もいい、として
ディーゼルエンジンは小型車を中心にますます増える傾向にあるようです。
中でも、メルセデスのこの「BlueTEC」は排出ガスもキレイ、パワーもあって静かで燃費もいいという最新型のディーゼルエンジンです。
ベンツというと、どうしても“その筋の人達”の乗る車というイメージが湧いて来てしまいますが、このディーゼルなんかちょっと知的ですね。
これは理屈で乗る車です。

*番外編*

ヤマハのブースで見つけた125ccのバイク、「もえぎ」です。
近所のちょい乗りにいいかも。

そして同じくヤマハの「V-Max」。
近所のチョイ乗りなどには到底使える代物ではありません。高速道路をただひたすら真っ直ぐ前に走るだけ。
そもそもこのマッチョなボディはあまり好みではないのでね。
免許証を何枚も用意して乗らないとアブナイでしょう。
興味ナシです。


ところで、どうしても外観にばかり目が行ってしまいますが、意外と知られていないのが車の内部なんですよね。

このスケルトンモデル、ブルーのLEDがアイシンの製品です。
見てわかるように、いろいろな所、しかも重要な部分がアイシン製で、いってみれば車そのものがアイシンみたいなものです。
「アイシンなくして車は語れず」。
アイシンは恐るべし日本の企業です。

さて、ほんの一部を紹介しましたが、今回は本当に考えさせられました。
住居を含めた家庭の電気製品の中に車までが含まれてしまうという、
ひと昔前まではそれこそ夢のような世界、あまりに夢過ぎて当時は誰も見向きもしなかった世界が今まさに実現されようとしている中で、
太陽光や風力その他の自然エネルギーによる発電量がまだまだ少なく、電気自動車の電気は一体何によって作られたものなのかを思う時、
環境だ環境だ、と声高に叫んでいても、その一方の環境を犠牲にしないと片方の環境も守れないという事実もまたある訳で、
確かに自動車の進むべき方向は間違ってはいないでしょう。しかし、やはりバランスを取っていかなければならないとも思うのです。
いずれにしても、今は電気自動車でドライブを楽しもうという気には,「まだなれない」、と改めて感じさせられたモーターショーでした。



2011年12月5日月曜日

鷲子山上神社:その2

昨日の「鷲子山上神社」の続きですが、改めて調べてみるといろんな事がわかってきました。
事前にちゃんと調べてから行くんでしたねぇ。

ふくろうという鳥は、何と!鳥の中で唯一首が回るんだそうですよ。
もちろん、回るといっても本当にクルッと一回転する訳ではない。
一回転しちゃったらどういう体の構造してんだ、って話になってしまいます。人形じゃないんだから。
一方、鶏だって鳩だって右に左に首が動くじゃないか、という意見も当然あるかと・・・。
しかし、あれは文字通り“首を振っている、動いている”だけであって、回っている訳ではないのですね。

さぁ、ここまで来ると察しのいい方であれば、あぁそうか、とお思いになるに違いありません。

そう、“首が回る”の反対は“首が回らない”。“借金で首が回らない”などという言い方をしますよね。
ここ鷲子山上神社は、その“首の回る”フクロウを祀ってあり、そこで、“首が回るようになる”、ので金運の神様、という訳です。



境内のもう一方の鳥居をくぐって階段を登るとその先には、何と表現したらいいのやら、という大フクロウが登場します。
何だこりゃ?これが金運の神様かい?何とも安っぽく子供っぽくないか?
昔、デパートの屋上にこんな物なかったっけ?という代物が。まさかぁ?ねぇ?


ちゃぁんとありました。そしてここにもフクロウが鎮座しています。

そして境内の全景は、というと・・・、
とても狭い。
大みそかの夜から元旦の朝にかけてはここが人で埋め尽くされるそうです。
駐車場も広くはないため、細い山道が渋滞するんだそうです。
まぁ、何にしても、標高500m足らずの小さな山にある小さな神社がそんな人気だとは!

改めて神社の深さを感じた1日でした。

2011年12月4日日曜日

鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)

冬は寒い。そして、冬のツーリングはもっと寒い。
あれ?いつかどこかで聞いたような・・・?

気温が上がるという予報だったので、久し振りにバイクを引っ張り出しました。
この2週間、休日に仕事が入ったり天気が悪かったり、はたまた町内会の行事などで
出掛けることができず、悶々とした日々を送っておりましたのさ。
気温はそこそこ上がったものの、何と風の強いこと強いこと!

さて、前置きが長くなりましたが、もしかすると今年最後のツーリングとなるかもしれない、
本日向かった先は「フクロウ神社」とも呼ばれ、また北関東のパワースポットとも云われる鷲子山上神社
「とりのこさんしょうじんじゃ」と読みます。
境内が茨城県と栃木県の両方にまたがっているという全国でも大変珍しい神社です。

この神社にはふくろうが祀ってあります。
願を掛けるとそのふくろうが悪運を持って行ってくれ、幸運を運んで来てくれるというものですが、
「ふくろう」という言葉の“音(いん)”から、「福老」とか「福来朗(ふくろう)」とか「不苦労」神社と云われているんですね。

ところで、「ふくろう」を漢字にすると、「梟」と書きます。
鳥が木に止まっている様子をそのまま漢字にしたような字ですが、
木に止まるのは何もフクロウに限ったことではないのに、この字は一体・・・・・。

話を元に戻しますね。
このボクも今年1年“やらかしてしまった”事やら“嫌な思いをした”事やらがそりゃぁ山ほどあります。
その苦労をここのふくろうさんに持ってってもらうことにしましょう。
この立派な山門をくぐると、社務所から本殿まで片道96(苦労)段の階段です。

これを往復することによって、2(ふ→不)×96段で、不苦労→ふくろう、となる訳です。
かなり無理なこじ付けといえばそう思えなくもありませんが、
ご利益がありそうと思えば、そんなこじ付けなんてどうでもいいことですゎ。
“オレの苦労は96個じゃ足りないよな”などと思いながら、一段一段を踏み締めて登って行きます。
階段の途中から、何と富士山が見えました。
遮る物が何もなく、関東平野の向こうに既に雪を頂く富士山が見えると思わず手を合わせてしまいます。
日本人なんだな。

ご利益をタップリ頂いて(そのつもりになって)帰って来ました。

このシーズンは日のあるうちに戻って来るのがポイントですね。
夏のような早起きもできないし、日が暮れると急に寒くなる。
だからそんなに遠くには行けないのですが、それはそれで割り切ればいいんです。

久し振りのツーリングはエンジンの調子も良く、アクセルを開けるとすぐに加速して
いくらでも走って行けるような気にさせてくれました。
寒い時は特にイイ感じですね。

そういう訳で本日の走行距離は約320km、長くもなく短くもなくちょうどいい距離でした。

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...