今日はお盆の入り。ご先祖様をお迎えに行く日です。
前回も書きましたが、今年は実家に誰もいません。
お寺のお棚経もお断りした状況で「お迎え」というのもアレなので、
今年はお墓参りだけでご先祖様に勘弁してもらうことにします。
来年はまた来年で考えましょ。
お墓参りが済むと、これで大きな行事が終わって、さてどうするか・・・、となり、
そして何となく、“たまには旨いものでも食べたいなぁ”という雰囲気になるものです。
そこで、「成田に美味い鰻あり」という情報をもとに、久し振りに成田に向かうことにしました。
今、成田では、「うなぎのぼりの街 成田」とか、駅から新勝寺までのくねった細い道を鰻の姿に見立てての、
正月とは違い(当たり前ですが)、ゆっくりのんびりできます。
ただ雨が降ったり止んだりで、蒸し暑くてたまりません。
今日はせっかくなのでたまには豪勢にいきたいと思い、いわゆる「有名店」を目指しますが、
「有名店」ならではの行列ができていたら他の店に変更する条件付きです。
ここです。ほらやっぱり並んでるじゃん・・・、と思いきや、
これは鰻を捌いているところを見物している人達の群れでした。
他の店では金属の串を使っていていたのに、この店では竹の串を使って焼いています。
なぜか・・・?
金属の串では熱の伝わり方が早過ぎて、身が硬くなってしまうのだそうな。
なので、熱が伝わりにくい竹を使うことで外側からじわじわと火が通って硬くならないんだそうです。
さて、頭が痛くなりそうな行列も大したことがなく、15分程待って店に入り鰻重を注文します。
その鰻重、本日は奮発して「上」にしました。
「並」は鰻を一尾使います。
が、この「上」は一尾プラス四分の一尾が入っています。
上の写真では、左側の一番上と右の下のやつが一尾分で、真ん中に挟まれているのが四分の一尾です。
下の御飯がほとんど見えないなんて、とても嬉しいですね。
この御飯も適度な硬さでタレを吸って妙にビチャビチャしないのが良いですね。こういう御飯は大好きです。
美味しい鰻を堪能したので、この夏はもう大丈夫です(って、何が・・・?)。
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