2015年5月16日土曜日

秘湯を訪ねて(その4):山形県 広河原温泉「湯ノ沢間欠泉」

山形県の南部、福島県との県境の辺りには、いわゆる「秘湯」と云われる温泉が集中しています。
昨年行った「姥湯温泉」や「滑川温泉」なども含め、「米沢八湯」とも呼ばれているうちのひとつ、
今日は「広河原(ひろがわら)温泉」という所にある「湯ノ沢間欠泉」を訪ねることにします。
 
ナビをセットして走り始め、ようやく近くまで来ました・・・。と思っていました。
 
ところが、ナビが「目的地」とした場所には何もなく、温泉の案内看板も見当たらないのでさらに先に進みますが、
途中から結構ハードなオフロードとなり、こんな川のすぐそばを走って行くことになりました。
ガードレールなどという気の利いたものはなく、一歩間違えると川に落ちて流されます。
 
そして、ナビが「目的地」とした地点からさらにこのオフロードを走ること約8km、やっと到着しました。
林道が行き止まりとなる本当のドン突きです。この先には進めません。

今日は天気が悪く、11時頃着いたのに“今日初めてのお客様です”、なんだそうな。
 
では早速、露天風呂に向かいます。誰もいないので貸切j状態ですね。
日本全国津々浦々、数多くある温泉の中で間欠泉に入れる温泉はここだけなんだそうです。

時折源泉が勢い良く吹き出して来ます。
「源泉掛け流し」どころではなく、「源泉吹き出し」です。
 
この源泉は35℃とだいぶ低くちょっとひんやり感じます(内風呂は加熱しています)。
ところが、中に浸かってしばらくしていると不思議と心地良くなって来ます。温泉の効果ですね。
 
ゆっくり浸かって外に出るとやっと陽が出て来ました。
緑と川の流れが気持ち良い時間です。

ここは最上川の支流の源流にもあたります。
「五月雨を集めて早し最上川」。
 
今日の走行距離は何と750km。
あと1時間早く家を出て、そして明日何も予定がなければもう一ヶ所行けました。

 



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