2013年3月8日金曜日

渋谷が変わる(その6:もうだいぶ変わった、の巻 旧並木橋駅跡のオマケ付)

もうあと残り1週間となり、各部の仕上げも最終段階を迎え、ちょっと見ないうちにまた随分変わって来ました。

新「渋谷地下駅」には既に東横線の看板の取り付けもできて、本当にいよいよ、ですね。

 そして、代官山の方は、というと、実はこの前の情報とはだいぶ違っていたことがわかりました。
ホームが1m程下がるとお伝えしたかと思いますが、実は2m程下がるようです。
この写真でわかるでしょうか?
下の方に黄色い点字ブロックがありますが、あれが新しいホームの位置です。
真ん中辺の白いシートの部分が現在のホーム位置。作業員の方の背丈からすると、やはり2mは低くなるようです。
 
そして、この「渋谷一号踏切」ですが、この下はもうトンネルです。開通と同時に遮断機は撤去されて踏切ではなくなります。
 
東口の歩道橋から見るこの風景も、

 
中央改札口のこの風景を見ることができるのも、あと1週間となりました。
 
 
ところで、わが友人であるU氏によれば、かつて大昔、渋谷と代官山の間に「並木橋」という駅があったそうです。
あまりにも渋谷に近かったため廃止の憂き目に遭い、今やその存在すら忘れ去られた駅。
これはどうしても調べない訳にはいくまい、とうことで、

その痕跡を探しに歩いてみると、何やら他のとは違った形の橋脚を発見しました。
もしかしたら、この下に「何か」があったと想像させられるこの橋脚こそがその「並木橋駅」の痕跡ではないか?
 
しかし残念なことに、この推測はどうやら違っていました。
本当の「並木橋駅」は並木橋のすぐそば、ちょうどこの辺にあった「ようです」。
「ようです」というのはこの付近に今はわかる人がいないからで、古い文献等には出ているかもしれません。

でも、このあたりは探すとまだまだ何かが出て来るかもしれない、ちょっと面白い場所の「ようです」。

さて、東横線と地下鉄副都心線の直通運転開始まであと1週間。
ここのところ、東横線の渋谷駅ではカメラを持った人達を多く見掛けるようになりました。
それぞれが思うところの東横線を思い思いのアングルで撮っています。
この先まだまだ工事が続き、街や人の流れが大きく変わって行く渋谷。
「今」の姿を残しておきたい反面、変わる渋谷もまた楽しみではあります。
適当な時期を見計らって、今度は“「変わった渋谷”を伝えていきたいと思っておりますので、
いつの間にかシリーズ的になってしまった“渋谷が変わる”は、ひとまずこの辺にしておきますね。
 
 
 
 
 

2 件のコメント:

  1. 毎回素晴らしいレポートありがとうございます。
    「ホームが2メートル下がる写真は一体どこから撮影したのだろう?」という
    疑問点などを残したまま、「変わった渋谷編」に移行ですね!
    楽しみにしてます。
    並木橋の周辺の写真をググってみると「わかるようなわからないような写真」
    ばかりですよね?こんな記事もありました。
    空襲で焼け落ちたとあります((((;゜Д゜)))
    http://xwin2.typepad.jp/xwin2weblog/2011/07/namikibashi_stend.html

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    1. 並木橋のすぐ近くで古くから商売を営んでいると思われる酒屋の女将に聞いたところ、
      “どうもこのすぐ上にあったそうですよ。渋谷からあんまり近いもんだからなくなっちゃったんだわね”と言われて、あぁそうなんだ、と思った次第でして。
      空襲で無くなったとは知りませんでした。
      ちゃんと調べてから行けば良かったんですが、
      あ、そうだ、とふと思い立って何の準備もせずにフラフラと出掛けたもので、
      結構テキトーな情報を伝える結果になってしまいました。すみません。

      でもたぶん、再度造り直そうとした時によくよく考えてみたら、
      やっぱり渋谷に近いからやめとこ、って事になっちゃったんですよね。
      かつて京浜急行にあった「北馬場」と「南馬場」みたいな関係でしょうか?

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