このたび、縁あって北アルプスの乗鞍岳に登ることができました。
「乗鞍岳」は北アルプスの南部、岐阜県と長野県の県境に位置し、八ヶ岳と同じように、いくつかの峰を総称した呼び名です。
今回登頂を果たした(何とまぁ大げさな!)のは、乗鞍岳の主峰でもある「剣ヶ峰」、標高3,026mであります!
まぁ、いわゆる3,000m級といわれる山であり、また、「日本百名山」のひとつにもなっている山でもあり、
という訳で、この記念すべき初登頂にはそれなりの箔が付きました。
畳平という所が登山の起点となるのですが、ここへ行くにはシャトルバスを使います。
平成15年から一般車両の通行が禁止され、この日本一標高の高い道路を走れるのはバスとタクシーだけに限定されました。
トンデモナイ御仁がいるので、自家用車の乗り入れ禁止は大正解だと思います。
畳平の標高が約2,700m、ここまでは楽に行くことができますが、残りの300m余りは結構な登りでした。
畳平のバスターミナルから歩き始めるとすぐにこんな景色が広がります。
この写真の中央に小さく見える山の向こう側に目指す剣ヶ峰があります。
あいにくの曇り空で見えません。
お前、ホントに登ったの?といわれるのも嫌なので、一応の証明をお見せしましょう。
ほら、ね。
えっ?これ、誰かから借りたもんじゃないの?って?そこまで言うならほれ、これでどうだ?
山頂にある三角点です。
この剣ヶ峰にある三角点は測量法でいうところの「一等三角点」といわれ、全国に960点しかありません。
この乗鞍岳の他にも一等三角点を持つ山があり、そういう山だけを選んで登る人達もいるんだそうです。
あ、そういえば、物心がついてから百名山をいくつか登ってました。
北から、磐梯山、苗場山、筑波山、そして今回の乗鞍岳。
だからって、これをキッカケに今から日本百名山の残り96か所を全部登るか、とはならないだろうなぁ。
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