2015年6月6日土曜日

梅雨入り前のロングツーリング


関東地方ももうすぐ梅雨入りのようですね。
 
この梅雨入り前というのは、1年のうちで一番いい季節ではないかと思うのです。
若葉が芽吹いて緑は濃く美しく、
そして、暑くもなく寒くもなく湿気も少なく過ごしやすいこの時期は、
よくよく考えてみるとあまり長くないことに気付きます。
 
そんな素晴らしい季節にロングツーリングをするなんて、お贅沢で幸せ者だと思います。
“あぁ、長生きはするもんだ。”
 
という訳で、今回は7月に予定している富山へのツーリングの下見です。
本番もこのくらい晴れてくれると本当に有難いんですがねぇ。
 
中央道を松本で降りて上高地方面に向かいます。
休憩ポイントとして予定している道の駅ですが、距離的にもちょうどいい所にあるため大型バスと乗用車で一杯。
考えることは皆同じ、と改めて思います。
 
それにしても、この真っ青な空にポッカリ浮かぶ白い雲。気持ちいいじゃありませんか。
 
渓流沿いを走ったり、 
 
農村の集落を遠くに眺めながら走って行きます。空気が美味しいですね。
 
中部北陸道は片側1車線ながら、交通量が少ないので走りやすい道です。
 
ただし、とてもトンネルの多い道でもあります。


“長いトンネルを抜けると、その先もまたトンネルだった”
この道には何と!10km級のトンネルが何本もあるんです(何本か忘れましたが)。
北陸道に出るまでほとんどがトンネルの中と云ってもいいくらいでした。
 
そして北陸道。この3月に開通した北陸新幹線の下をくぐると、

すぐに見えてくるのが、今回の目的地の玄関口「黒部宇奈月温泉駅」です。

北陸道を黒部ICで降りて、今度は黒部川に沿って山を少しずつ上って行きます。

そして到着しました。今回のお宿は「宇奈月 杉乃井ホテル」。駐車場も平らで広くて全く問題なしですね。
 
思ったより早く着いたので、本当は翌日朝に予定しているトロッコ列車に乗ります。
 
富山地方鉄道の終点、宇奈月温泉駅にはなんとなんと、西武で走っていたあの「レッドアロー号」が。
まだ現役バリバリです。長く頑張って欲しいものです。それにしても懐かしいなぁ。

温泉地らしく、駅前には温泉の噴水、いや、噴泉。

さて、切符を買って乗り込みます。




終点の欅平まで片道約1時間半。ビール片手の“旅行気分”です。
何しろ今日はもうバイクには乗らないので、気持ち良く飲めるってもんです。
あの巨大な黒四ダムは、まだまだ上流の奥深い山の中にあります。
今回とはルートが違うので黒四には行けませんが、ここまで来ても自然の大きさが感じられます。
 
ちょっと雨が降って来たので駅の中に避難して帰りの便を待つことにします。
 
下に降りると雨は上がっており、陽が射していました。
念のためバイクにカバーを掛けて一風呂浴びに行きます。
 
富山は魚が美味しい所です。
いろんな種類の魚を、生(刺身や寿司)はもちろん、煮ても焼いても美味しく食べることができました。
7月の本番前にもう一度行ってもいいと思った程です。
 
2日目は高速がほとんどの帰るだけのコース。
北陸道~上信越道~関越道とどこも混む所なくスムーズに帰れました。
 
2日間の走行距離は約940kmでしたが、意外にも富山が近い所だということがわかりました。
富山の隣が石川、ってことは、能登半島も近いということですね。
今度は能登に行ってみるか・・・。
 



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