2012年11月15日木曜日

Guam :  空弁(そらべん)


さて、グァムの話もそろそろネタが尽きて来たので、今回でおしまいにしましょうネ。



 
久し振りなので、“お上りさん”的な気分です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
空港の風景には“華”がありますよね。
 
そして、我々は再上場したばかり、かつて“日本の翼”とも呼ばれた日本航空、JALで往復しました。
懐かしい“鶴”のマークの復活です。デザインは絶対にこちらの方がいいですよね?

今回は、主翼のすぐ後ろとはいえ窓側の席で、しかも久し振りのお上りさんですからね、窓から見える風景がまぁ珍しくて珍しくて。

 
離陸して間もなく右に旋回、右側の席でラッキーでした。成田空港の全景が見渡せました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、安定した水平飛行となったところで、いよいよ機内食の出番です。
せっかくの旅立ちだし、こういう日はやはり恵比寿様に出て来て頂かないと始まらない、ということで、ビールはヱビスとなりました。エヘッ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2本目は“一番搾り”にしました。ん~、んまい、んまい。
そうそう、機内には外国人のCAもいます。そのため、ビールは銘柄ではなく、メーカー名で注文することになります。
“キリン”と言えば“一番搾り”、“アサヒ”と言えば“スーパードライ”が出て来ます。
 
 
 
そして、話は飛んで、これが帰りのお弁当です。

“これでもう日本に帰るんだなぁ”、という気分に合うビールとして“サントリー”を注文しました。
“サントリー”と言うと“プレミアムモルツ”が出て来ます。
これもまた、んまい、んまい。旅行の最後を締めくくるにふさわしい(?)味わいでした。
 
こうして4日間のグァム旅行は終わりましたとさ。
長々とお付き合い下さってありがとぉ。

2012年11月7日水曜日

Guam雑感:Guamを「見てある記」

グァムは正真正銘の「車社会」です。自転車に乗っている人を見たことがありません。
平地が少ないということもあるのでしょうが、どこに行くにも移動の手段はみんなクルマです。

駐車場も広く、そしてどこに行ってもこの日本でもおなじみの障碍者用の駐車スペースがあります。
しかし、日本とは明らかに違いました。

上の写真は朝早く例の「THE HOME DEPOT」に行った時のものですが、
この障碍者用の駐車スペースがちゃんと空いているんです。
残念ながらわが日本ではちょっと考えられません。
“空いてるんだからいいじゃん”とか、“オレの1台くらい・・・”などと勝手な理屈をくっ付けて車を駐車する不届き者が多い。
ところが、ここグァムではそれがありません。障碍者の権利をちゃんと守ってあげているんですね。
こんな所にアメリカと日本の「車社会」の差を見せつけられ、大人と“ハナ垂れ小僧”ぐらいの違いを感じてしまったのでした。

さて、ところで、まだ海の話はしていませんでしたよね。
そう、グァムの海は遠浅で穏やかです。青い海と人の少ない白い砂浜が美しいですね。
のんびりしています。穏やかでゆったりした気持ちになりますよねぇ。
















しかし、普段こんな穏やかな海でも牙をむくこともある訳で・・・。
前回グァムに来たのが2年前。東日本大震災があったのが昨年3月。

今回は前回来た時にはなかったこんな標識、というか看板を、海岸線の道路沿いに多く見掛けました。
津波の避難路の標識でした。
グァムは平地が少なく、海岸線から少し入ると結構な高台に出られます。しかし、
万一の時にはそっちに向かって逃げろ、ということなのでしょうが、先にも書いたようにグァムは車社会。
渋滞しちゃったらどうするんだろう、と心配になってしまいます。
それよりも、「津波」という日本語が昨年以来“TSUNAMI”という世界共通語となってしまったことに
少なからず複雑な気持ちになってしまいました。





2012年11月6日火曜日

閑話休題 Guam 2:Guamを走る


10月一杯までは雨季のためよく雨が降ります。この日も朝から雨でした。

そう、今日は日本を出る前に予約までしておいたバイクに乗る日なのですが、
これじゃぁ雨が上がっても水溜りができて、泥水で身体が汚れるしなぁ・・・。
一応念の為電話してみると、
“あと1時間もすれば雲が移動するので雨は上がるでしょう。予定通りお迎えに行きますよ”
という答えが返って来たので、そのお迎えを待って出発です。

ここは、“テンモーターサイクルツアー”といって、日本人の“テンバタ”さんという方がオーナーをしているのですが、
この“テンバタ”さんはもともとは貿易の仕事をしていたそうで、その後、観光客向けのチャーターボートを始めて、
今ではグァムで唯一のハーレーダビッドソンのツアーもするようになったのだそうです。
実は2年前にも一度お世話になっていたので、難しい話は抜きにして早速走ることにしました。
今回はこの2台を“テンバタ”さんと交互に乗ることにします。
 
左の白いバイクは、“Heritage Softail Classic(ヘリテイジ・ソフテイル・クラシック)”、
そして、右の赤いのが“Sportster 883 Iron(スポーツスター883アイアン)”。
スポーツスターはともかく、“ヘリテイジ”の方は日本仕様とかなり排気量が違います。
日本仕様の排気量は96立法インチ(約1,580cc)、この本国仕様は103立法インチ(約1,700cc)。
腹の底からモリモリと湧いて来るような、そんな力の出方が新鮮です。
 
普通の観光ではまず通らないような所を走り、ホテル街のちょうど反対側にあたる島の東側、
ガイドブックにも載っているレストラン、“Jeff's Pirates Cove(ジェフス・パイレーツ・コーヴ)で昼食となりました。
島の東側は特に不便で車がないと行けないので、日本人観光客は一人もいません。
というか、そもそもこの日は月曜日だったので地元の人もいない。
さて、ここで2年前来た時と同じチーズバーガーを注文します。
“チーズハンバーグ”の部分と野菜の部分にケチャップとマスタードをたっぷりかけて

バンズを重ねるとチーズバーガーになりました。バンズの表にここのトレードマークのドクロが焼き込んであります。
昼食はたぶんここでチーズバーガーだろうな、と思っていたので、
腹が減りそうだからと実はホテルで朝食をタップリ摂って来てしまいました。失敗したぁ!
このハンバーガー、結構な量です。やっとの思いで食べたものの、ポテトは残してしまいました。
モッタイナイけど、どうしても食べられなかったなぁ。
そして、店を後にする前にトイレに寄ります。ちょっと面白かったので1枚。

“オシッコ”を流す場所には氷がギッシリです。そして壁には“PEE PEE HERE(オシッコはここへ)”だって。
洒落っ気一杯ですね。

高台から見た島の東側の海です。

途中立ち寄った港で。

3時間ちょっと、100km程度のプチツーリングでしたが、今回もいろいろな所をのんびり見て走ることができて実に楽しい時間でした。
朝あれだけの雨が降っていたのに、こうして天気にも恵まれ気持ち良く走ることができて、
やっぱり、普段の行ないがこういう所に出るってホントなんだ、と改めて感じた1日でした。エへへへ。
 
 

2012年11月4日日曜日

箸休めですが・・・

ここのところグァムの記事ばかりで、書く方も読む方もそろそろ疲れて、いや、飽きて来た頃かと思いましたので、
久し振りに出掛けたツーリングの話などをひとつ。

冬は寒い。そして冬のツーリングはもっと寒い。

今朝は水戸で初霜を観測したんだそうです。
そして、今年の夏も行った志賀草津道路の渋峠が昨夜の雪のため通行止めとなっているようです。
いろんな所から冬の便りが届いて、またひとつ季節が替わって行くんですね。
この時期は秋と冬とが一緒くたになっています。

“晴れの特異日”といわれている昨日、11月3日。
おそらく今年最後であろうと予想される東北方面へのツーリングです。

今回は、まず温泉にゆっくり浸かる。次に露天風呂から眺める紅葉に心を打たれる。
そして、秋の穏やかな晴天を満喫し明日への活力を得る。
こんなテーマを掲げて出発しました。

かなりの長距離と予想されるので、集合は午前6時、この時期としては早い時間です。
しかも集合場所が各自の家からだいぶ離れている、常磐道の守谷SA。
皆さん、暗い内に起きて集まりました。朝起きた、というより、夜起きて集合、といった感じです。

寒いだろうと考え、冬支度で厚着して来たのに、それでもかなり寒い。
ブルブル震えながらのツーリングです。こんなに震えたのってホントに久し振りだぁ!

今回は福島県・高湯温泉にある「玉子湯」ですが、
実は楽しみにしていた露天風呂が工事中で使用することができず、内湯だけになってしまいました。

小さな川を渡った先の小屋の中に男女ひとつずつの浴槽があるだけの、いわゆる“共同浴場”的な雰囲気のお風呂です。

メンバーの中には入浴しない者もいたのであまり待たせる訳にもいかず、ゆっくり温泉に浸かる間もなく出て来てしまいました。

この後、磐梯吾妻スカイラインで山を登り、五色沼・猪苗代湖方面へと下って行く予定でした。
ところが、このスカイライン、前日に頂上付近で降った雪のためチェーン規制となってしまい、
仕方なくここからまた来た道を引き返し、寄り道しながら帰ることにします。

“晴れの特異日”と云われるだけあって、この日は確かに晴れたものの、
“穏やかな晴れとなるでしょう”と天気予報のお姉さんが言っていた通りにはならず、
ちっとも穏やかではないとても風の強い1日でした。

温泉にゆっくり浸かることも露天風呂に入ることもできず、そして風が強くて紅葉に心を打たれることもなく、
結局のところ、明日への活力などという偉そうなものは得られず、
もう冬には走りたくない、としぼんだ気持ちで寒さに震えながらのツーリングは終わりました。

それでも、寒い!寒い!と震えながら走った本日の走行距離は、何と、605kmにもなってしまいました。
おまけに、欲しくもない風邪をもらっちゃったとあっては・・・。
あぁ~あ、やれやれ・・・。






 






2012年11月1日木曜日

Guam 1:ホームセンター編(その3)

さて、ホームセンターの話も3題目ともなると、そろそろネタも尽きる頃かとお思いでしょうが・・・、
いやいや、やっと本題に入りますよ。 → じゃぁ、今までのは一体何だったのぉ?
→ ほんの“お触り”だって言ったでしょ?

実は欲しいものがあって・・・、グァムならそれがあるだろう、
いや、あるに違いない、そう思ってわざわざこの「THE HOME DEPOT」に来たんです。

それがこれ。
インチだけの工具セットがどうしても欲しかったので、見つけて迷わず買いました。
インチサイズのボックスナットレンチをコンパクトにまとめたセットとL字型の六角レンチのセットです。

日本で買おうとすると輸入工具の専門店に行かなくてはならず、また、そこではセットになっていないので、
それを一つにまとめようとすると、大抵の場合下の写真のようにミリサイズのものとのセットになってしまいます。
左側は例の“ジョイフル~”にあったもの。右はグァムにあったもの。















ところで、買ったこの工具セット、何かどこかで見たような気がしたのですが、特にそれ以上気にも留めずにいました。
もう一度見てみようと帰国してからジョイフルに行ってみるとこれが何と!同じものが売っているではありませんか!
もちろんこちらは「ミリ」の工具ですが。
ブランド名だけが変わって中身も少し変わっているものの、デザインは全く同じです。

こちらも何故か迷わず買ってしまったんですがねぇ・・・。
柄の色がちょっとだけ違いますが、これどちらも中国製でたぶん同じメーカーの物ですよ。
あ、因みに左が「ミリ」で右が「インチ」です。右の写真では上が「ミリ」で下が「インチ」です。同じでしょ?















「お揃い」でいいのかもしれませんが、偶然とはいえ、わざわざグァムまで行って全く同じ物を買って来たような複雑な気持ちです。
そうは言ってもこれで「ミリ」と「インチ」の工具が揃った訳ですから、“鬼に金棒”ならぬ、“ボクに工具”となりました。

変な話ですが、
人間は拳銃を手にすると何かを撃ちたくて仕方がなくなるんだそうですね。
これらの工具を手にしたボクは、きっと何でもバラしたくなるに違いありません。

あ、そういえば、U氏のお宅には米国製の2台の大型バイクと欧州の某国製の車があったのを思い出しました。
そうそう、S氏のお宅にはT社製の高級車があったし、N氏のお宅のガレージにはこれもまた欧州の某国のA社製の車がありましたね。

何だか新しい楽しみができてワクワクします。
早速明日の晩あたり、この工具の使い勝手を試してみようかと・・・。フフフ。

最近のバイク用ドライブレコーダーは凄い!

たいぶ前からバイク用のドライブレコーダーがショップに並んでいて、 もしかしたら、これは車より必要なものじゃないか? いつかは取り付けようと考えていました。   「いつか」、というのは、まだまだ納得できる商品が出ていなかったからですが、 ある日たまたまショーケ...