最近、中信方面に出掛けることが多くなりました。
帰りの中央道の大渋滞にハマることが予想できるのに、です。
それだけ魅力的なエリアでもある、ということなんでしょうか。
そういう訳で、久し振りの蓼科です。
以前来たのは、え~っと・・・、確か、6~7年前の紅葉の時期だったかと・・・。
ずっと走りっ放しで冷え切った体を、ここ奥蓼科の温泉で温めたことがありましたっけ。
今回は木々の緑が一番濃い季節。木の香りが何とも言えません。
仕事やら人間関係やら多くのストレスを抱えながら過ごす毎日。
そんな中ではいつの間にか心が荒んでトゲトゲしくなってしまってますよね。
でも、そういう時に緑の中を走りながら深呼吸してホッと息を吐くと、
ストレスが身体の中から出て行って心のトゲが癒されて楽になるんですね。
緑の効果って大きいです。
そして訪れたのがここ。
奥蓼科高原の森の中の小さな池(ため池です)、御射鹿池(みしゃかいけ)といいます。
昭和8年、灌漑用に造られたんだそうです。
普通なら、森の中のこんな何の変哲もないただの小さな池、とお考えになるでしょう。
ところが、この池はあの東山魁夷画伯の「緑響く」という作品のモチーフとなった場所で、
しかも、SHARPの“AQUOS”のCMでも使われたために一躍有名になってしまった、という池なのです。
静かな水面に木々が映し込まれ、木の葉を揺らす風の音と鳥の声しか聞こえません。
心が洗われる、とはまさにこのこと。少しですが、いい時間を過ごせました。
そしてここから目指すは蓼科高原~霧ヶ峰。
雲が多いですねぇ。雨が降らなければいいんですけどねぇ。
でも、この雲では降らないって訳にはいかないんですよねぇ。
この後車山から霧ヶ峰を通って松本に抜ける予定でしたが、
霧ヶ峰で土砂降りの雨に遭ったため、断念して山を下りてきました。
今日は何という1日だったのでしょう。
暑くなったり寒くなったり、曇ったかと思うと陽が出たり急に雨が降ったり。
この時期特有の天気なんでしょうが、
山を下りたらこれもまた久し振りの甲府盆地の猛烈な暑さにしてやられました。
本日の走行距離、約530km。
これから本格的な夏に向かってキツくなりますねぇ。
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