いよいよ春本番という陽気で暖かかったですね。
今日は午後から用事があったので、昼までに行って帰って来られる所を考えてみました。
大抵は銚子あたりで落ち着いてしまうのですが、毎度のように銚子というのもちょっとヒネリがない。
という訳で、「東国(とうごく)三社」と呼ばれる、
鹿島神宮・香取神宮・息栖(いきす)神社の三つを訪ねてみることにしました。
いずれも利根川の下流域、いわゆる水郷地帯にあります。
どこの神社でもそうなのですが、この三社も知れば知るほど不思議が一杯で奥の深いものがあります。
その詳しい内容はこちらをご覧頂くとして、
まずは早朝の鹿島神宮。
人がほとんどいない神社の境内は清々しい気分に浸れますね。
本殿です。
杉の大木がいい雰囲気ですが、
これのおかげで毎年春になるとクシャミが出て鼻がグシュグシュするので、いいような悪いような・・・。
次は、恥ずかしながら今回まで全く知らなかった息栖神社へ。
あまり知名度が高くないせいか、人が誰もいません。
落ち着いた静かな佇まいです。
本殿前の桜はほぼ満開に近い状態でした。
最後は香取神宮。
曲がりくねった玉砂利の参道を上り、二の鳥居をくぐって階段を上ると本殿が現われます。
本殿は元禄13年に建築されたそうで、その後何度も修復されて現在の姿がある訳ですが、
さすが元禄時代、平和な時代を反映した彩りが華やかですね。
とても贅沢な造りです。
そして一方、この時代には日光の東照宮も建築されていて、この色使いなど相通ずるものを感じます。
いい時代だったんですね。
さて、最近では「東国三社参り」をする人達もだいぶ増えて来たようで、実は共通のお守りが用意されているんです。
真ん中にあるお守り本体をいずれかの神社で購入し、
他の二つは貼り付け用のものを購入して本体に貼り付ける訳です。
こんな感じ。
安直と云えば云えなくもないのですが、
三社を回らないと完成しないというお守りはなかなかのアイディアですね。
それにしても今日は久し振りのツーリング日和、久し振りの神社でした。
境内の清々しい空気を胸一杯に吸い込むと、
日頃、仕事や人間関係などで荒んでギザギザになった心が少しずつまぁるくなっていくのがわかります。
もう一度伊勢神宮と出雲大社に行きたくなりました。
今度出雲に行く時はきっとバイクですね。
3日掛りか4日掛りか?